厚黒学(こうこくがく) | アンドプラス エージェンシー社長のブログ

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最近、チラチラと読んでる本です。


厚黒学―腹黒くずぶとく生き抜く (Shinkosha Selection)/黄 文雄
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一時、台湾でブームになり、「厚黒学」に関する多くの

書籍が出版されたそうです。




「厚」とは厚かましくて、ずぶとい、という意味

「黒」は腹黒の意味。


清朝末期(19世紀末)~日中戦争期の中国の文化人、

李宗呉(りそうご)が記した「厚黒学」に由来する考え方。



一般的な中国人の考え方ではなく、その裏側、背景を

鋭く分析した理論で、歴史上の人物を「厚と黒」の価値基準で

評価している点がとても面白い。


「厚かましく、ずうずうしく、ずる賢く、腹黒になればなるほど大物になる」

という基準。



たとえば、

もっとも腹黒い人物は、魏の曹操で

もっともずうずうしい人物が、蜀の劉備

といった具合。

そして彼らがどのようにして歴史の舞台に登場し、

のし上がってきたか/のしあがれなかったか、が

分析されています。




三国志の登場人物にあてはめて「厚黒学」を

紹介してくれているので、楽しみながら読めます。