若者たちよ、精神力を高め、たくましく生き抜くのだ! | ANDO YOSHIMI MEDIA BLOG

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■若者たちよ、精神力を高め、たくましく生き抜くのだ!


本日は、40歳の女性が相談にみえました。

彼女はベテランの看護師ですが、睡眠時ミオクローヌス症候群に悩まされています。

3週間ほど入院し、退院後も2週間に一度は通院していました。

今は、心身ともに疲れ、自信をなくし休業しています。

対人恐怖症になりそうだ、と不安な心を訴えていました。


医師の処方せんで、いろんな種類の精神安定剤を飲んだ結果、彼女は薬でコントロールされている自分に気づき、そして今は薬を絶ったという。
ほかの、あらゆる治療法を試したが効果がありませんでした。

彼女はこう言いました。
「自分の中にある問題、それはいったい何なのか、それが知りたい!」

まさにそうだ、これだ! よくこのことに気がついた、と私は思いました。
それはそうと、心身ともにボロボロだと彼女は言っていたが、
しかし、今日の彼女の≪眼神≫は、しっかりしていた。
眼神(がんしん)とは、中国医学的な表現で、眼の力・物事の真偽善悪を見分ける力のことを言います。
眼の力は、心の力をあらわす。つまり、私は、彼女の心の力を感じ取ったのです。
だから、大丈夫だ!まだそんなに病んではいない、取り返せる、と私は思った。

身体に起きた症状は、心に起因することが多い。
薬で身体の症状を抑えても、自分の中にある問題は解決されない。
ならば、どうするか?ってことですね。
だから、心と体の全体のバランスを考える、心身医学のあり方なんではないかと私は思うのです。

自分の中にある問題、それはいったい何なのか? 
それは、紛れもなく、心の傷です。
誰でも生きていくと、、多かれ少なかれ、トラウマ(精神的外傷)がある。
身体の傷と同じく、誰でも一度はケガを経験するものだ。
体の傷はわかりやすく、ケガして流血すれば人は直ちに手当をする。
しかし、心が受けた傷は、なかなか分かりづらく、放置されたまま過ごしてしまうことが多い。だから心の傷は深まり、のちに夢となってうなされることにもなる。
このことが、重大な睡眠障害にもつながっていくのです。
しばしば私は夢の鑑定も行うが、それは、その人の心に潜んでいる傷の状態を知るためである。
特に、過去に背負ったトラウマ、その心の傷を手当するには、まずその人の話をよく聞き、その世界に入り、その人の気と共振する。
それは、その人を理解するためです。

何はともあれ、このことをわかってほしい。
生きることは、人との摩擦、自分との葛藤の連続。
だから、心が傷ついて、あたりまえだ。
しかし、それは、誰のせいでもない、ということを受け入れてほしい。
摩擦や葛藤は、人生に欠かせない、成長していくためのイベント。

何のための成長?
誰でも、生まれつきの「自我」を持っている。
この自我は、前世からも持ち越される。
すべての問題は、自分の中にある。
今世は、この自我を乗り越えて、もう一段と高い精神を持つための成長です。
人生観について、そう発想を切り替えれば、気が楽になれるものだ。
人生における、つらい、苦しい経験は、それなりの意味がある、何一つ無駄ではない。

無駄にしないためにも、受け入れることで、生きる智慧と転じていく。

若い時の私は、心が傷ついていく度に、苦しみから逃れるためなのか、よく人や環境のせいにしたものだった。
しかし、何一つ問題解決にはなりませんでした。
心の傷は、いつまでも自分に付きまとい、とうとう体まで壊し、病気した。
そこで、私は自分に問うた、そして解決の答えを見つけた。それは、
「傷つけたその人たちや環境が悪いのか?それとも、弱い自分の心が正しいのか?よーく考えてみなさい!」
私が見つけた、最高の解決方法は、自分の精神力を高めることにあったのです。
「気功心法」で、みるみるうちに、私はたくましくなりました。
だから、若者たちよ、悩むことなかれ!たくましく生き抜くのだ!


あんどうよしみ