5月28日(土)

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本日は永生病院を回り


東京都慢性期医療協会の理事会および総会に出席致しました。
まず始めに理事会が行われ、続いて午後からは特別講演会および総会が行われました。

冒頭、私からは特別講演会の開会挨拶をさせていただきました。
国では二つの重要なテーマを掲げており、一つが地域包括ケアであり、もう一つが地域医療構想です。高度急性期、急性期、回復期、慢性期と地域のニーズに基づいた病床分化の必要性が叫ばれている今日、慢性期医療を提供する病院においても、これらはとても大きな課題となっています。療養場所という観点から考えると、介護給付費分科会の新しい資料においては、医療区分1の患者で、自宅や特養へ移行できるのは、せいぜい30~40%になると推測されます。このことからも、今後東京では、慢性期の受け皿がますます必要となってくると考えられます。一方で、地方ではメディカルスタッフの人員など施設基準などが満たせないケースも出てきており、新類型という考え方はとても重要です。これらを総括して、東京では介護療養、医療療養を一つの選択肢として、持っておくことが重要となってくると思っています。このような課題も踏まえ、東京都慢性期医療協会として、データに基づいた国への働きかけを行っていきたいと思っています。
本日は講師として、東京都医師会会長の尾崎治夫先生をお呼びして、「2025年に向けて」というテーマで東京の医療についてお話しいただきます。また、厚生労働省にて医療・介護連携について責任者をしている医療介護連携政策課長の城克文先生より「地域包括ケアシステム構築に向けて」というテーマで、お話をいただきます。先生方のお話しを通して、新しい学びとともに、今後の東京都における慢性期医療について、考えていきたいと思います。
さて、東京都慢性期医療協会では、看護部会、リハビリテーション部会、MSW部会、合同の認知症勉強会など、様々なセミナー・交流会を行っています。現在、月に1回程度の頻度で開催しており、今後も引き続き行っていく予定です。ぜひ、周りの方々をお誘いいただき、より多くの方々に慢性期医療を考える機会を提供できればと思います。また、ご参加およびご協力いただける会員病院様を増やし意見を統合することで、新たな政策提言へ繋げていけたらと思っています。
また、来る10月27、28日には、日本慢性期医療協会の全国大会が石川県の金沢にて、また、第2回地域包括ケア病棟研究大会が7月10日愛媛県にて、また第6回の慢性期リハビリテーション大会が3月18、19日神奈川にて開催されます。ぜひ会員の皆さまには、どんどん発表いただき、熱い思いを語っていただければと思っています。
最後に、これから慢性期医療の在り方を問うための重要なアンケート調査を行う予定です。また、この結果を取りまとめて、国へ提言していきたいと思っています。どうぞ引き継ぎご協力をお願いいたします。

とお話しさせていただきました。

 

 

続けて、特別講演Ⅰとして、私からは「療養病床について」というテーマでお話しさせていただきました。
現在の日本の医療を、慢性期医療の観点から考えると、急性期病床からの患者増が予想されます。これには、重症度、医療・看護必要度の基準の引上げや平均在院日数の短縮化、在宅復帰率の要件見直しなどが背景にありますが、その一方で、2025年の必要病床数を考えると、国は介護療養病床の廃止や25:1医療療養病床の廃止を予定しています。その方針の基となるデータについては、検討する委員会により見解が異なるという事実もあり、ある調査では、2025年には慢性期の病床が5.4万床足りなくなるのではないかという、全く逆の結果も報告されています。このように東京都の療養病床を取り巻く環境を確りと見極めて、今後の療養病床の生き残りの策を考えていく必要があります。とお話しさせていただきました。
加えて、慢性期医療における診療報酬改定による影響として、永生病院における4月度実績と今後ポイントとなってくる診療報酬加算をご紹介させていただきました。
慢性期病床の機能を理解して、地域における自院の立ち位置を見極めるためにも、内部要因と外部要因を分析していくことが重要だと思います。そして、「病院」にこだわるより、「医療」にこだわって生き残るという選択肢も念頭にいれて考えていく必要があると思います、
とお話しさせていただきました。

 

 

 

 

次に、特別講演Ⅱとして、東京都医師会会長の尾崎治夫先生より、「2025年に向けて」というテーマでご講演いただきました。東京都医師会が掲げる東京施策3つの柱、東京都における患者や利用者の流出入の動向、そして、予防医療の重要性をたばこ対策とフレイル予防の観点からお話しいただきました。また、在宅医療専門診療所との連携とかかりつけ医機能の研修制度について、わかりやすくご説明いただき、最後に地域包括ケア病棟の必要性、病院救急車を利用した高齢者搬送システム、新しい形での高齢者住宅・慢性期医療の形について、お話しいただきました。
予防を踏まえて、セルフコントロールをすることの重要性と病気になった時の受け皿としての必要病床数について言及いただき、東京都における医療施策の進め方と理想的な仕組み作りに向けて、共に協働して進めていきたいと思います。

 

 

そして特別講演Ⅲとして、厚生労働省保険局医療介護連携政策課長の城克文先生より「地域包括ケアシステム構築に向けて」というテーマでご講演いただきました。高齢化の現状を様々なデータをもとにご説明いただき、地域包括ケアシステムのポイントとして、個別利用者、サービス提供者・事業者、地域、仕組みという観点からお話しいただきました。また、今後の療養病床の在り方について、診療報酬改定の内容と絡めてご説明いただき、療養病床のこれまでの経緯を振り返る良い機会となりました。
これからの慢性期医療の進め方について、質を担保したうえで、少数精鋭の取り組みと現在の医療・介護資源を活用した新しい仕組みを作っていくことが、今後ポイントとなってくると感じました。

 

 

特別講演の後、
大久野病院理事長の進藤晃先生を議長に迎えて総会が行われました。
まず、私からは今後の慢性期医療の在り方について、国に対する提言のためにも、より多くの慢性期病院の会員を集めることが重要となってきます。周りの医療機関への働きかけを皆で行っていきましょうと、開会の挨拶をさせていただきました。
続いて、H27年度の事業報告、看護部会、リハビリテーション部会、MSW部会の各部会から活動報告をいただきました。また、陵北病院事務長の村山正道監事より、H27年度の決算報告をいただきました。続いて、H28年度の事業計画および収支予算書のご説明があり、最後に高野病院院長の高野研一郎先生の役員追加議案に伴うご挨拶がありました。

 

一日に及んだ東京都慢性期医療協会の一大イベントの後は、関係者にて今後の慢性期医療の在り方を、お酒を片手に語り合う場も設けることができました。

「断らない慢性期!」「戦う慢性期!」「諦めない慢性期!」を合言葉に、今後も日本の慢性期医療を盛り上げていきたいと思います。

 

その後、

後藤田卓志先生日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科教授就任記念祝賀会に出席いたしました。

後藤田先生は、駒場東邦高校、東京医科大学を卒業後、国立がんセンターにて胃がん内視鏡手術のスペシャリストになられ、東京医科大の准教授をへて、昨年11月に日大医学部、消化器肝臓内科教授になられました。

日大医学部消化器肝臓内科主任教授の森山光彦先生が開会のあいさつをされた後、高山忠利日大医学部長が、日大板橋病院の建替えにむけて強力な戦力にきていただいた(笑)と祝辞を述べられました。

荒河泰行日大名誉教授、菅野健太郎自治医科大学名誉教授、寺野彰獨協学園理事長と重鎮先生方の挨拶が続きましたが、予定の時間を大幅に超えて(笑)ご挨拶された寺野先生は、ゴルフ場から直行されたのとことで、ゴルフシューズを履かれたままでした。
石原寿光日大医学部糖尿病代謝内科主任教授の乾杯にて歓談が始まり、日大はじめ、多くの先生方とお話ができました。
後半は、海外の大学にて長年活躍されてきた後藤田さんにむけて、たくさんの海外の先生方からのビデオメッセージで始まり先生の交流の広さ、深さを感じました。

続いて登壇された鈴木宗男先生は、元大臣でも政治家でもなく、後藤田先生にガンを治療してもらった「患者代表」としてご挨拶されました。

佐野武がん研究会有明病院副院長のご挨拶のあと、

私が医学部同窓会を代表してご挨拶いたしました。
教授ご就任に対し心よりお喜びを申し上げるとともに、先生のような御高名な方が日本大学に来ていただけたことに、日大医学部の卒業生を代表して深く感謝申し上げました。
後藤田先生の胃がん内視鏡手術における数々のご功績はもちろんですが、医師であるお父様のこと、妹さんの小川聡子先生が調布東山病院の理事長として、また 私が担当している全日本病院協会の東日本若手の会のリーダーとしてご活躍されていること。弟さんの後藤田正純衆議院議員にも、医師会、病院協会を通じてお世話になっていることを話させていただきました。

また、後藤田先生は、私と駒場東邦の同窓生であることも付け加えさせていただき、これから日本大学医学部の教授として、優秀な後輩を養成、輩出していただくこと、板橋病院の建替えにも力をお借りしたいこともお願い申し上げました。
 
今後、多くのスタッフとお仕事をされると、様々な人事やマネージメントにお悩みになることもあるかと思いますが、スタッフの方々にはいろんな タイプの方がいらっしゃいますので、彫刻刀に例えてはいかがでしょうか? 彫刻刀には、平刀もあれば、丸刀もあり、角刀もある、それぞれの個性を十分にいかし、仮に錆びている刀があれば研いであげ、欠けている刀があっても、捨てずにそこだけ取り換えてあげる。そして総力戦にてあたり、日本一の医局をつくり、世界へ向けてご活躍する。そういったことも考えてみてください。と偉そうに結んで(笑)、私からのお祝いの言葉とさせていただきました。

そのあと、小野裕之静岡がんセンター副院長室圭愛知県がんセンター薬物治療部長が、親しい同僚、友人として、ここには書けないような様々なエピソードを披露してくださいました。

いよいよ後藤田先生ご本人にご挨拶になりました。
恩師への感謝、ご両親への感謝、同僚、友人への感謝を述べられた後、先生のお言葉で心に残ったのは、教授になったことはゴールではない。教授として、治療、教育はもちろんだが、これから私学の教授として「経営」も考えていかなくてはならない。板橋病院の建て替えのためにも、尽力すると決意を述べられました。
最後に、加納誠日大医学部第3内科同窓会会長が閉会の辞を述べられましたが、その中で、後藤田先生は、他大学出身ということで外様とも言われているが、後藤田先生や安藤先生が出られた駒場東邦高校も、日大の医学部も日本大学医学部医学科の初代医学科長でもある額田豊先生が創設されたので、いわば我々は額田先生の兄弟弟子ですから、ホームのつもりで活躍いただきたいとお話しされました。

 

 

 

 

 

 

 

その後、セントラル病院分院、本院、松濤を回り
続いて南多摩病院をまわり、最後に再度永生病院を回りました。

 

5月27日(金)

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本日は、東京青年医会早朝勉強会からスタートです。

冒頭、竹川勝治代表から、先日facebookを見ていたら、日本地図の作成で有名な伊能忠敬は、平山登志夫先生のご実家から伊能家に養子に出たという書き込みを見ました。平山先生、その辺りのことをもう少し詳しくお教えくださいという発言があり、平山先生よりご説明がありました。
平山先生からは、ご先祖様がもともと伊能家とは血縁関係にあったこと、酒造・醤油造を営んでいた伊能家の当主が亡くなり困っていたところに、当時日本寺の取りまとめ役をしていた平山先生のご先祖様が、神保家の若者(忠敬)の才能を見出し、婿に勧めたこと、伊能家と神保家とでは格が違うことから、忠敬は一旦平山家の養子となり、そこから伊能家に婿入りしたことなどをご説明いただきました。必ず歴史の教科書に出てくる人物の、教科書に出てこないお話が身近にあることに、とても興味を覚えました。

本日の講師は、株式会社日建設計で設計部長を務められる近藤彰宏先生です。「最近の高度急性期医療施設の動向及び事例紹介」というテーマでお話しいただきました。病院建築において日本で3本の指に入るという方で、数々の賞を受賞されています。これまで行ってこられたプロジェクトの経験とそこから生まれた病院建築の考え方を教えていただき、とても勉強になりました。

私からは、
最近は海外の病院に負けないくらい、日本にも外観・内観が良い病院が増えてきていると感じている。その一方で、東京の民間病院の課題は、土地とカネの問題である。ぜひ、「土地とカネがない人のための病院設計~ただし、病院の病床数を目いっぱい取るには~」というテーマでご意見をいただけたら嬉しい。また、最近多くなってきた事として、病院を引き継ぎ、古い建物をリニューアルしなければならない事例である。特に患者さんがいながらのリニューアルという話があり、このような場合に良い対応方法などを教えていただきたい、とご質問させていただきました。

近藤先生のお答えは、機能性・効率性・経済性・安全性・快適性・柔軟性というキーワードの中で何を優先し、逆に何をあきらめるか、メリハリを付けた設計を行うということが重要ではないかとのことでした。
 

 

その後、永生病院・南多摩病院をまわりました。

 

その後、東京都福祉保健局による集団指導(訪問リハビリテーション事業所)に、東京都医師会医療福祉担当として出席いたしました。

私からは
私も1998年の医療保険の頃から、訪問リハビリに携わっており、現在も介護保険を含め、都内で数箇所行っております。介護保険事業所の一員として、私もしっかり勉強しなければならないと思っております。
今、国・都では二つの医療・介護に携わる計画があります。一つは皆さんご存知の通り、地域包括ケアシステムです。これは地域の中で、高齢者を中心として、その方が幸せに暮らせるように、介護・地域医療を一体化して行っていくもので、この中で訪問リハビリテーションはとても重要になっています。二つ目は地域医療構想です。病院の種類を「高度急性期・急性期・回復期・慢性期」の4つに分け、慢性期の病院に入院している患者様の中で70パーセント程の方を在宅医療に転換していこう、というものです。これに関しましても、訪問リハビリテーションはとても重要になってきます。まさに訪問リハの時代到来かな、と思っております。
訪問リハに大切なことは4つあると考えています。
1つ目は、機能訓練を行うだけでなく、ゴールを設定していく事です。
2つ目は、生活に即したゴール設定をすることです。例えば、「釣りに行きたい」「回転寿司に行きたい」「飲みに行きたい」「旅行に行きたい」。そういった夢を実現させてあげる事が必要だと思います。
3つ目は、医師と一緒にゴール設定をするという事です。医師はリハビリテーションに詳しくない方も多いので、連携を取りにくいこともあるかと思います。医師にもご教授していただきながら、チーム医療を行っていく必要がある、と考えております。
最後は、セラピストの方一人一人がマネジメントを学んでいただくことです。そのマネジメントに一番大切な事は法令順守です。私は、物事を考えるときに「フェアであるか」「リーズナブルであるか」「シンプルであるか」という事を常に考えております

これから先、現場の中で不合理に感じる事・変えていくべきと感じる事も多いと思います。
そのようなときには、ぜひ医師会にお話しいただければと存じます。。現場の声として、国や都にお伝えしていきたい、と考えております。是非、都民の方の幸せのために、そしてご自分の幸せのために、気持ちよく仕事をするために様々なルールを守っていただきたい、と考えております

とお話しさせていただきました。

続いて、同じく通所リハビリテーション事業所向けの集団指導にも参加いたしました。同様の挨拶をいたしましたが、特に「集団リハビリテーションの中にも個別のリハビリテーションを大切にしていただきたい」という点をお話しさせていただきました。


その後、社会福祉法人多摩大和園 理事会に出席いたしました。東京都は介護報酬の地域加算等が相当ついておりますが、人件費を中心に物価・地価等も高いので、なかなか経営的には大変厳しい状態が続いています。私も、今後特養の経営をどのように改善していくとよいのかを研究して提言していきたいと思います。また、今回法律の通った社会福祉法をしっかり学んで聞きたいと思います。

 

その後、東京医科歯科大学医学部出身であり、元東京都医師会会長・元渋谷区医師会会長鈴木聰男先生の旭日中綬章受章祝賀会に出席いたしました。その他の略歴としては、東京都医療審議会委員、東京都学校保健会会長、日本医師会理事、東京都医師国民健康保険組合理事長という要職にも就かれていらっしゃいました。
私も特に鈴木先生が渋谷区医師会会長をお務めの頃から、東京都医師会会長をお務めの頃まで、大変ご指導を賜りました。
私が最初に医師会活動に関わったのは、八王子市医師会ではなく、なんと渋谷区医師会で、そして初めて関わった医師会の委員会も、在宅ケアシステム委員会(現:渋谷区医師会在宅医療連携と地域包括ケア委員会)でした。その後、私が東京都医師会の役員になった時は、会長は唐澤先生で、副会長は鈴木先生野中先生でした。



東京都医師会会長の尾崎先生の挨拶では、東京都医師会では、鈴木先生野中先生が切磋琢磨され、互いの想いがぶつかることもありました。さらに、鈴木先生と自分も東京のよい医療を提供しようとぶつかることもありましたが、その後は東京の医療と東京都医師会を会員の為に、一致団結・協力して頑張ろうという気持ちになり固い握手を交わした感動的なお話がありました。
鈴木先生からも、日本人の場合は個人間では美しい心、寛容の心がとてもよく流れますが、団体間ではうまくいかないことがあります。個人間の美しい心、寛容の心を団体間でも通じ合うように、これからの人生で作っていきたいというご挨拶をされました。
その他の来賓祝辞は、日本医師会長の横倉先生鴨下一郎衆議院議員、山口公明党代表、内田都議会議員、中川参議院議員、安藤副知事からご挨拶がありました。
乾杯の挨拶は、東京都医師会代議員会議長の真鍋先生、閉会の挨拶は、渋谷区医師会長の井上先生が行われ、盛大な祝賀会となりました。
鈴木先生、この度はご受章誠におめでとうございました。

 

その後、東京都医師会に立ち寄り、セントラル病院分院・本院・松濤をまわりました。

 

 

5月26日(木)

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今朝は、永生クリニック、クリニック0、永生病院診療報酬検討委員会に出席いたしました。前回までの会議に引き続き、診療報酬改定の影響と今後の対策が焦点です。
永生クリニックでは、維持期リハの件や生活行為向上加算等の現状と今後の方向性についての報告がありました。また、八王子ではまだ準備段階である総合支援事業についても、前向きに検討しているという報告がありました。
永生病院では、退院支援加算1についての検討がされました。現時点では取得は困難ですが、地域包括ケアを考える上で、将来的には目指していくべきではないか、という議論がされました。

 

その後、永生病院、南多摩病院、介護老人保健施設オネスティ南町田をまわってから、東京都医師会の第9回 地域福祉委員会に出席いたしました。本日も議題満載です。
主な議題は下記の通りです。
1.介護保険施設等の指導監督について
2.有料老人ホームを対象とした指導の強化について 
3.介護予防・日常生活支援総合事業について 
4.平成28年度「東京都認知症サポート医等フォローアップ研修」の実施について 
5.特別児童扶養手当、障害児童福祉手当及び特別障害者手当の障害認定基準及び認定診断書の様式改正について 
6.一定の病気等に係る運転者対策に関する御協力依頼について 
7.平成28年度退院支援人材育成研修の実施について
8.平成28 年度退院支援強化研修の実施及び東京都在宅療養移行体制強化事業補助金交付申請書の提出について
9.平成28年熊本地震による被災者に係る介護関連等の通知について
10.日医かかりつけ医機能研修制度に関する担当理事連絡会について

 

特に議論の中では、かかりつけ医の機能研修制度について、多くの意見がでました。例えば、持ち帰ってすぐ地区医師会で拡げられるようなものにしてはどうか、コミュニケーションスキルをあげるようなお話があっても良い、医学生の講座のようなものもあった、もっとかかりつけ医の目線での話があっても良い、また、6時間の座学は厳しい、という意見もありました。
新田國夫委員長からは、ヨーロッパでは年間40時間の講義がある。それに比べるとずいぶん考えられているのではないか、というお話がありました。
私は、このかかりつけ医機能研修制度は、地域包括ケアを担う医師にとっては、非常に基本的なものになってくるのではないか、例えば耳鼻科、眼科、皮膚科、精神科など単科の医師にも学んでほしい。さらにこれを分かりやすく分解して、多職種の方にも学んでもらうと素晴らしいものになると思っております。
フリーディスカッションの中では、ケアマネージャーの質の問題もあがりました。現在、病院の患者様が退院を考えているとき、地域のケアマネージャーが来て一緒に退院の方向性を決めるような、退院指導などを行っています。あるケアマネージャーは、退院指導はしたくない、と勝手に他のエリアに患者様を運んでしまったという例もあるそうです。あるいは精神科の病院に入院させてしまった、というような報告があります。これに関しては十分に話し合っていく必要があります。
ケアマネージャーに、どうしても緊急で夜間に相談したい場合、なかなか対応できる方が少ないのが現状です。「ナイト・ケアマネージャー」あるいは「ミッドナイト・ケアマネージャー」という仕組みがあれば良いと思います。
また特に認知症が厳しい方への対応、そういう方をどのように診療所や病院、介護施設に搬送するか、ということもテーマに上がりました。私としては、病院救急車をいい意味で利用していただきたい、というお話をいたしました。どうしても大学病院など高度急性期の医師たちが、なかなか在宅で厳しくなったり、様々な合併症や新しくがんができた場合など、引き受けてくれない時が多い。このようなことに関して、私は大学病院や高度急性期病院の医局会の時に、在宅医療や慢性期医療を行っている人間が、プチ講演やレクチャーをすれば、さらに連携が取れるのではないか、という話をいたしました。
また、小規模の医療機関や診療所が患者様を、他の医療機関や介護施設に紹介したい時、なかなか退院相談に関わるマンパワーが無い、というお話がありました。私は将来的には、地域包括ケアを担うようなコールセンターができて、そこで我々の医療機関や介護施設に関しての様々な連携先の紹介や、あるいは患者様や利用者のニーズに合った医療機関や施設、介護事業所を紹介できると素晴らしい、というお話をいたしました。
また最近では、医師が書く紹介状が多すぎて本来業務が滞るという悩みがあります。医師事務作業補助加算もありますが、今後は紹介状等を録音して、それを文章にするフォロワーがあると、とっても良いと思います。よくアルコールを飲んで救急外来に来る方が多いのですが、その理由として寂しい、話がしたい、寄り添ってもらいたい、という願いがある場合があります。これに関しても時間的な余裕がなかなかないのですが、寄り添って差し上げるような仕組みがあれば良いと思います。例えば、#7119は救急ですが、「寂しがり屋さん相談センター(笑)」というものがあれば、そのような理由で救急外来のリピーターになっている方も減少してくるのではないでしょうか。
今日だけでもこのように様々な在宅医療に関して、在宅の多職種協働に関しての多くの意見が出ました。東京都医師会としては、このような様々な問題を分析、整理して、地域包括ケアはうまくいくような指標、すなわちクリティカルインディケーターを構築していきたいと思います。昨日、イギリス家庭医の澤憲明先生の講演会を聴いた猪口正孝副会長からは、イギリスの家庭医は、例えば患者様の家でテレビが壊れた時にも治して差し上げるし、問診を行わずに患者様が話すのを待って傾聴する、というお話をいただきました。

 

続いて、平成28年度 在宅療養リーダー研修の打ち合わせをしました。これは、在宅療養をさらに地域で進めていくために東京都医師会で、リーダー役を務める方の研修を行って、それを地域に広めて行こうとするものです。今年で3年になりました。今年は在宅での困難事例を、どのように克服していたか、ということがテーマになると思います。なお、地区医師会で開かれた関連テーマは、緩和ケア、ケアマネージャー、多職種連携、認知症、終末期医療、独居、地域包括ケア、ICT、訪問看護ステーション、摂食嚥下、ソーシャルワーカー、リハビリテーション、看取り、かかりつけ医機能、誤嚥性肺炎、経管栄養、歯科口腔ケア、このようなものが多いようです。

 

その後、東京都医師会政治連盟 八王子支部定時決算総会に出席し、続いて八王子市医師会定時決算総会に出席いたしました。佐々木容三会長からは、診療報酬、控除対象外消費税、医療連携、熊本の地震に関連して地震対策、災害マニュアルのお話がありました。現在建築中の八王子市医師会館のお話もありました。平成27年度の事業報告もありましたが、医師会の仕事もどんどん成長しております。八王子市は南北に長い市ですが、政令指定都市になり、比較的、急性期医療から慢性期医療、介護、在宅までバランスが取れている地域です。特に八王子市高齢者救急医療体制広域連絡会(八高連)に関しては、財務省や厚労省の資料にも載っています。高齢者救急と慢性期医療、介護の連携がしっかりできている、ということで他県からも見学の方がいらっしゃっています。また、ICTを利用した医療と介護の連携である「まごころネット」、地域包括ケアの中で患者様の搬送を担っている病院救急車の試みも行っています。現在、診療報酬、介護報酬、様々な医療制度や介護保険の制度の改革が行われていますが、“七転び八王子”です(笑)。

 

最後にセントラル病院の松濤・分院・本院をまわりました。

5月25日(水)

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本日は、まず永生病院、南多摩病院をまわった後、
厚生労働省・福祉医療機構・四病協合同勉強会に出席いたしました。


主な議題として、「熊本地震の震災対応について」のお話がありました。
・閣議決定により熊本地震が激甚災害指定となった事を受け、融資に特別措置を適用している。具体的には、「貸付限度額を2倍まで引き上げる」「建築資金を基準金利同率まで引き下げる」等の措置を取っている。
・今後は、災害復旧資金を検討していく。また、実際に現地での相談会の開催などを考えている。
・被害の大きかった病院では建物の建て替えと同時に仮設病棟を作る必要性も出ている。

 

私からは、仮設病棟を立てるにも病室の広さが基準以上でなければならない。例えばその基準を緩和することでコストを減らすことができるのではないか。民間の金融機関では出来ない動き方ができるが、福祉医療機構の素晴らしいところ。今回の震災のような場面で、その特殊性を発揮して、柔軟な対応をお願いしたい、とお話ししました。

次に、「地域医療連携推進法人設立に向けた地域での動き」のお話がありました。
・29年4月の法施行に向けて、着々と準備が進んでいる。
・スタートに当たって、30ほどのモデルを予定している。すでに手を挙げている病院も多い。
・人材派遣など、制度がなくとも既に行われている内容も含んでいる。どのような動きになるのかは、まだ見通しの立たない部分もある。

最後に、来年度に控えた診療報酬改正についてのお話になりました。

私からは、渋谷区には慢性期病院がなく、周辺の高度急性期病院から、突然重症の患者様が入ってくることが多い。しかし、30対1の病棟でも、重症患者様を診ることができている事実がある。医療法の基準を20対1から30対1に落とす、といった考え方もあるのではないか(最低レベルを決めた場合、アウトカム評価を前提に加配に対する加算等も織り交ぜながら)とお話ししました。

 

その後、四病院団体協議会 総合部会に出席いたしました。
多くの議題がありましたが、個人情報保護法の改正等についての説明が、個人情報保護委員会事務局からありました。この個人情報保護法は2003年にスタートし、昨年大きな改定が行われました。


私が思うには、これから地域包括ケア力を高めるためには、地域力、ご近所力も必要です。
犯罪に関わるようなことには十分に対応した上で、必要最低限のルールだけを決めて、
あとは、個々の事例に丁寧に対応し、自己決定を尊重することが重要なのではないかと思いました。

また、今後、ICTを利用した医療と介護の多職種協働による連携等も拡大されていきますので、それも踏まえる必要があると思います。
日本専門医機構の件に関しても大きな議論がありましたが、私は、学術としての軸と地域医療としての軸、この大きな2つの軸を国民のためにすり合わせていくような組織力と仕組が重要だと思います。
慢性期医療の在り方に関するテーマもありました。四病協としては、介護療養型医療施設、医療保険の療養病床の2の25対1に関して、まず、どうするかを話し合ったのちに、新類系のことを話し合うという流れになります。

 

その後、寛永寺にお参りに参りました。

 

東京都医師会に立ち寄ったあと、セントラル病院の松濤、分院、本院をまわり、

最後に、再び南多摩病院をまわりました。

 

 

 

5月24日(火)

テーマ:

本日は、まず永生病院、南多摩病院をまわりました。

 

その後、第3回の外国人技能実習制度に関する勉強会に出席いたしました。

制度については、国会における審議が終わり採決を待つのみの段階であり、5月中には結論が出されるとの報告でした。また、技能実習制度に介護職種を追加する際の評価については、学科と実技の成果を評価する公的評価システムが必要となるため、業界団体による技能実習計画案をモデルとし、試験実施機関の適合性や、評価試験の適正の確認を経て、
技能実習評価試験が認定される流れのようです。

介護職の領域であるため、EPAにおける教育システムを参考に検討されているようです。本会からは、キャリア段位制度の活用が提案されましたが、病院では活用されていないため、今後、考えていかなければなりません。

また、外国人技能実習生の受け入れ希望に関する調査結果が参加団体より報告されました。結果の総合的視点では、受け入れ人数、監理費・給与などの費用負担、受入れの準備など回答の傾向は類似していました。また、地方よりも都市部に人材確保のニーズが高く、採用の厳しさが反映されていました。

 

セントラル病院の分院、本院、松濤をまわったあと、東京都医師会理事会に出席いたしました。

本日の理事会もテーマが満載でした。

冒頭、尾崎治夫会長から、写真の多摩大学真野俊樹教授が書かれた「アジアの医療提供体制」の紹介があり、その中で、真野先生は、アジアにも海外資本の非常に綺麗で立派な病院がたくさんあるけれど、日本の様々な医療制度をアジアに紹介する事も必要なのではないかと書かれているというお話がありました。

東京都医療事故調査等支援団体連絡協議会、日医かかりつけ医機能強化研修会、平成28年度関東甲信越医師会連合会 医療保険部会・地域包括ケア部会、患者申出療養制度の施行、などについての話がありました。

日本医師会勤務医委員会答申書には、日本医療機能評価機構に職場環境の評価をいれてほしいという要望もあり、医師会の役員にも、勤務医の比率を増やしたらどうかという要望もありました。

また、関東甲信越医師会連合会において、私から「地域包括ケアのクリティカルインディケーター」についてお話をさせていただく事になりました。

 

一定の病気等に係る運転者対策に関しての議論では、認知症の方が何度も事故を起こしたり、高速道路を逆走したりとか問題になっておりますが、免許証を返上しても、返上後にもらう「運転経歴証明書」を永久に使える免許証と勘違いして運転してしまうという笑えない話が印象に残りました。

さらに、今後、多職種連携では、ICTを利用した医療・介護の連携がすすんでいきますが、情報のセキュリティ強化、クローズドネットワークでの利用が重要になってくると思います。

 

 

その後、八王子市医師会理事会に出席ました。
こちらも議題満載でした。日医かかりつけ医機能研修制度、新医師会館竣工祝賀会、
市との意見交換会、八王子市総合防災訓練
、などを話しました。

八王子市循環セミナーでは、南多摩病院の循環器の先生が講師を務めさせていただきます。
八王子市医師会ロゴマーク募集に関しても話しました。これは、以前私が提案さしあげたもので、どしどし応募していただきたいものです。

八王子市からは、「認知症初期集中支援チーム事業」の話がありました。

私は、病院の医師は、急性期も慢性期もすべての先生たちが「認知症サポート医」になる、、とはいかないまでも、それを目指していけば、素晴らしい地域医療が展開されると思います。

 

最後に、再び南多摩病院をまわりました。

5月23日(月)

テーマ:

本日は、南多摩病院をまわったあと、セントラル病院の役職者の会議に出席しました。

まず事務局からの連絡事項として
・6月1日からの医療療養病棟への転換(1病棟)について
・日本慢性期医療学会(10月27日・28日)の演題募集について
・病院管理者の変更について
・人間ドックのシステム変更について
・医療連携について
・災害対応について
・熊本地震への義援金について
・病床の状況

次に、2012年4月のセントラル松濤病院開設以来ご尽力をいただき、6月にご退職になる宮川先生からご挨拶をいただきました。

 

そして私からは、
・宮川先生、本当に松濤病院の立ち上げの時から本当にありがとうございました。今後のさらなるご活躍をお祈りしております。
・3病院の組織については、私も管理者から外れ、今後は氏家先生を中心として、長田先生と五味先生にも管理者としてサポートしていただきながら
組織を固めていきたいと思っています。ぜひ「我こそは」と思われる先生は、自らアピールすることもお願いできればと思います。
・2018年3月31日で介護保険の療養病床はなくなることとなっており、また看護師さんの配置によって2種類ある中で、多く配置する病床に移行する流れになっています。
何とか療養病床については残す方向での議論もしっかりと行っていこうと思っています。
・セントラル病院は医療保険の療養病床への転換ということでご尽力をいただいていますが、渋谷区エリアには慢性期病院が少ないということで、周りの大学病院から重症の方がどんどん入ってくるようになっています。
先生方・スタッフの皆様方の頑張りで、何とか良い医療を続けることができていますので、今後もよろしくお願いします。
・全国的に稼働率は低下傾向にあるようです。
-在宅での看取り、高齢者住宅などでの看取りが定着してきたこと
-急性期病院がDPC制度の中で平均在院日数を圧縮してきた流れから、病床の稼働状況も考慮した揺り戻しが多少出てきていること
-慢性期病院の在院日数も、かつては500日というような時代もありましたが、短くなってきていること
セントラル病院としては、氏家先生を中心として、地域・エリアでの連携を進める方針です。今後は特に在宅の先生方と連携して在宅のフォローアップ病院とし、良くなったらお家に帰っていただく流れ、そしてご家族様が疲れ切っている状態からレスパイト入院などを強めていくのかなと思っています。
そして資料に沿い、診療報酬改定の全体的な流れ、そして慢性期関連の改定内容についてご説明させていただきました。
最後に、今後は医療機能評価の受審も視野に入れながら様々な委員会の整備も進めていきたいこと、ぜひ日本慢性期医療協会や全日本病院協会などの学会や研修会などに参加して全国の仲間を作って情報交換をしながらメディカルライフを楽しんでいただきたい、とお話しさせていただきました。

 

その後、介護老人保健施設マイウェイ四谷の会議に出席しました。
4月から開始した新宿区総合事業のミニデイサービスですが、現在はご利用者を募集しているところで、まだ実績がありません。
他の事業所も、同様のところが多いと聞きます。
“高齢者の介護予防や生きがいづくり”を目的としたサービスですから、多くの方にご利用いただけるよう、私たちももっと外に向けて発信していきたいと思います。
また、マイウェイ四谷に限らず、永生会全体に言えることですが、最新鋭の設備もいずれは老朽化しますし、運営システムも同じことが言えます。
こまめなメンテナンスや見直しが大切だと思いますので、これを実践していきたいと思います。

 

その後、
日本医療企画が発行する「月刊医療経営士」の取材をいただきました。


医療経営士は、医療機関をマネジメントする上で必要な医療および経営に関する知識と、経営課題を解決する能力を有し、実践的な経営能力を備えた人材です。
長らく“経営不在”と指摘されてきた医療界において、「医療経営士」は、これからの医療現場を担う重要な人材と位置づけられています。
今回取材をいただいた「月刊医療経営士」は、医療経営に関する知識やノウハウ、そして各地の医療経営の実践例など、次代を担う医療経営人材のための情報源として知られている専門雑誌です。

 

取材のテーマは「リーダーの肖像~経営トップの理念と経営~」です。
取材では、理念を病院経営にどう活かしていくか、経営者としてのやりがいと苦労したこと、一番大事にしていることなどをお話ししました。
また、私が病院の経営者になった経緯やその後の歩み、そしてターニングポイントとなった、1つは相続問題、その次にケアミックス病院への転換や在宅医療への進出、そして2次救急病院の南多摩病院の話などをさせていただきました。
「経営者としての発想がどこからうまれてくるか」という話では、諸先輩方との繋がりや日々欠かさず行っている書籍や新聞などの情報紙を読むことはもちろんのこと、世の中の規制や固定概念にとらわれず、もっと良い形があるはずだ!と思い行動することだとお話しさせていただきました。
今後2025年に向けての永生会としての在り方については、高度急性期から在宅・介護までの地域に密着したサービスの提供と医療機器や研究を行う開発センターの充実化、メディカルスタッフを育てる学校を作り、チーム医療をはぐぐむ環境を整えること、そしてダブルライセンスなどの多機能な医療人を世の中に出していくことなどをお話しさせていただき、最後に若手スタッフへのメッセージをお伝えしました。
今回の取材では永生会で勤務する2人の医療経営士(2級)にも同席してもらい、永生会での医療経営士の働きについても触れさせていただきました。
私自身も日本医療経営実践協会関東支部の支部長ということで、新たな経営人材の育成に向けて、地元八王子はもちろん、東京都全体でも積極的に働きかけを行っていきたいと思います。
取材内容が記事になるのを、楽しみにしていただければ幸いです。

 

その後、東京都医師会に立ち寄り、セントラル病院分院・本院・松濤をまわり、「訪問バンドステーション」の練習に参加しました。


7月24日、八王子で2,500人も入るオリンパスホールで行われるコンサート「胃がんをぶっとばせ!」に、われわれ「訪問バンドステーション」が参加します。
その第1回目の練習です。夜遅くみんな集まってくれています。
八王子医師会前会長の孫田先生、全老健・東京都医師会の平川博之先生、またEPAでフィリピンからきて外国人のど自慢大会で最優秀歌唱賞をとったジョン君、そして介護事業所の三科さん、十字会の河合さんと塩塚さん、地域連携室の尾藤さんと私です。

バンドリーダーの境野先生八王子市医師会の24時間在宅委員会と重なってしまって本日は欠席です。
本番が大いに盛り上がるように、練習も頑張ります!

 

最後に南多摩病院をまわりました。

5月22日(日)

テーマ:

今日は朝から終日、日本医師会館1階大講堂で開催された「日医かかりつけ医機能研修制度平成28年度応用研修会」に参加してきました。

冒頭、平川博之先生からのご挨拶の中で「是非国民の方々にも、医師がこんなに勉強しているのだということを示していかなければならない」「今後(このかかりつけ医研修制度は)、総合診療専門医を含め様々なインセンティブに係わってくる可能性がある」というお話がありました。
海外出張中の横倉義武会長に代わり、中川俊男副会長から「かかりつけ医というのは何でも相談できて総合的に判断できる医師である。このかかりつけ医研修は今後の日本の高齢化社会への対応として非常に重要である。本日は日医の会館で300人弱、また全国で、ビデオ研修で6,200人の方が受講されている」というお話をされました。
最初の講義は「かかりつけ医の倫理」と題して、医療法人社団つくし会理事長の新田國夫先生東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野客員研究員箕岡真子先生にお話ししていただきました。
医療倫理は、学生時代に学んだ「ヒポクラテスの時代の『徳倫理』を中心とする医の倫理」から、20世紀後半には「患者の権利を中心とする倫理」へ変遷したこと、そして①自律尊重原則(自立・自己決定の尊重)、②善行原則(患者の目標に照らし、善をもたらせ)、③無危害原則(少なくとも、害を為すな、害を避けよ)、④公正原則(全ての人を公平に扱え)、という「倫理4原則」が確立したことの説明がありました。そして自律尊重のためには「インフォームドコンセント」が必要であること、その延長線上に終末期医療(看取り)の倫理があること等を解りやすくご説明くださいました。
東京都病院協会の前身である東京都私立病院協会の時代、今からもう20年以上前の話ですが、河北博文先生飯田修平先生を中心として「医療における信頼の創造」という活動を行いました。これが医療機能評価において、多くの病院がそれを理念に採用されました。私はインフォームドコンセントのところを担当させていただき、若い頃インフォームドコンセントの本をたくさん読んだことを懐かしく思い出しました。

 


「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」では、意思決定プロセスとして、①患者の意思・事前意思が確認できる場合はそれを尊重し、②確認できない場合、患者の意思が家族等の話から推定できる場合は、その推定意思を尊重し、③推定できない場合には、患者にとっての最善の利益になる医療を選択する、というように、①本人意思・事前指示の尊重、②代行判断、③最善の利益判断、というプロセスで決定すべきとされています。
このように、患者様ご本人が意思表示を出来ない場合には「代理判断者」・「代行判断」が必要となりますが、「ご本人の意向を代弁しているか」の判断はなかなか難しいことです。平成7年に出た東海大学事件判決では、家族による患者意思の推定が許される場合として、①家族が、患者の性格・価値観・人生観等について十分に知り、その意思を的確に推定しうる立場にあること、②家族が、患者の病状・治療内容・予後等について、十分な情報と正確な認識をもっていること、③家族の意思表示が、患者の立場に立ったうえで、真摯な考慮に基づいたものであること、等の要件が求められているそうです。
八王子市高齢者救急医療体制広域連絡会(通称「八高連」)では「救急医療情報シート」というものをお配りし、諸々の医療情報をあらかじめこの用紙に書き込んでおくとともに緊急事態が起きた時にどのような対応を望まれるかをチェックしていただき冷蔵庫の扉等分かりやすいところに保管していただいています。これですべてが決定できるわけではありませんが、ご本人の意思の推定と行うべき医療の方針決定には役立つものと思います。
二番目は「生活習慣病」と題して、帝京大学臨床研究センター長寺本民生先生にお話ししていただきました。
わが国の死因の第一位は癌ですが、血管に起因する疾病である心疾患と脳血管障害を合わせると、癌にほぼ匹敵します。しかしこれらの疾患は、高血圧、肥満、糖尿病、脂質異常症等を管理・改善することにより抑制できることもわかっています。このことをどれだけうまく患者様やあるいは市民の方々に理解し予防していただくかを考えることもこれからの医師の重要な役割です。
先生のお話の中で特に重要と思われたことは、次の3点です。
1つ目は、生活習慣病の予防は、健康寿命を如何に伸ばすかという視点が大事であるということ。
2つ目は、診療においては、①最初に家族歴をしっかり聞く、②家庭での朝の血圧を確実に測っていく、③脈診をする。これにより不整脈を発見することができる。これは重要なことだと思いました。
3つ目は、高コレステロール血症に関してスタチン製剤を用いるが、本当のところ30%はコントロールが良いと本当に効くものの残り70%に関しては何かイベントが起こる可能性があること。降圧剤に関しても同様のことが言えるそうです。重要なことは早期にしっかりとした治療をすることで、これにより年月が経つとものすごく差が出てくる、特に糖尿病はそうだ、とのことでした。

お昼の休憩をはさんで、三番目は「フレイル予防、高齢者総合的機能評価(CGA)・老年症候群」と題して、東京大学高齢社会総合研究機構准教授飯島勝矢先生にお話ししていただきました。
すっかり有名になった秋山弘子先生の「機能別健康度(自立度)の変化パターン」の図から入り、以前は「虚弱」と呼んでいた「フレイル」の説明がありました。従来「虚弱」というとどうしても身体機能が衰えることに着目しがちでしたが、「フレイル」と命名し、分析を加えることにより、フレイルには「身体的」なもののほか、「精神心理・認知的」なもの、さらに「社会的」なものの3種類があり、それらが相互に関連し合って要介護や寝たきりになっていくこと、そしてその予防には栄養摂取が重要なカギであることが分かりました。フレイルに関しての様々な判定法を学ぶことができました。 また、ポリファーマシーすなわち多剤服用に関してですが、5剤、6剤を超えると、転倒その他様々な副作用が出やすいことも教えていただきました。
実は飯島先生には、東京都医師会が東京都の委託を受けて今年の3月に開催した「都民を支える医療・介護の多職種連携講演会」でも基調講演をして頂きました。本日またお話を伺い、フレイル予防の重要性とそのあり方に対する理解が深まりました。
四番目は「かかりつけ医の摂食嚥下障害」と題して、京都府立医科大学在宅チーム医療推進学講座教授山脇正永先生にお話ししていただきました。フレイル予防には栄養摂取すなわち「食べる」という行為が重要であるという話を受けて、栄養摂取を阻害する要因である摂食嚥下障害について、解剖学的、神経学的な分かりやすいご説明、そしてまた摂食嚥下障害が起こるメカニズムを学ばさせてさせていただきました。
他の病態と同様、摂食嚥下障害についても全人的・包括時アプローチが重要であり、多職種が連携して行うことが望ましいですが、医療・介護に従事する職員のみならず地域住民も含めた方々への知識・情報の伝達と健康づくりへの意識の向上が必要だと思いました
五番目は「かかりつけ医の在宅医療・緩和医療」と題して、医療法人北海道家庭医療学センター理事長草場鉄周先生医療法人社団実幸会いらはら診療所在宅医療部長和田忠志先生にお話ししていただきました。
WHOが2008年に出したプライマリ・ケアに関する特別レポートでは世界の医療の課題として、①専門領域の医療への偏重、②機能分化に伴うケアの断片化、③自由放任の医療体制のひずみ、が挙げられ、課題に対する5つの解決策として、①高度な検査機器や治療の追及への警鐘、②患者/利用者の個別性を重視したケア、③包括的で統合された対応、④ケアの継続性(外来/入院/在宅)を維持、⑤初期診療を担う医師が常に変わらず信頼される存在であること(かかりつけ医)、が提案されているそうです。これらはまさに今回のかかりつけ医研修と同様の発想と言えます。 その後、在宅が行われている背景、制度、また実際の手順、様々な例示、そして顔の見える関係、多職種協働の重要性をお話ししてくださいました。
和田先生は、退院支援をも含めた診療報酬、在宅と介護施設
病院や介護施設、ケアハウス、サービス付き高齢者住宅、認知症グループホーム等との連携、実際の仕事の現場での問題点、更にレスパイトケアや緩和ケアのお話をしていただきました。 そして最後に、草場鉄周先生から「症例検討」のお話しをしていただきました。
症例1は、脳梗塞で認知症も発症した80歳の男性とそのご家族の事例で、家族会議の利用と重要性について、症例2は、進行性がんの58歳の男性とそのご家族の事例ですが、2度の入退院を繰り返し、最期はご自宅でのお看取りの事例ですが、ご本人とご家族の心のケアのケアがメインの話でした。
このようにこのどちらの症例も、一昔前であれば「医療の問題ではない」の一言で片付けられてきたものです。しかし、患者様とそのご家族に安心・安全・安らぎを提供することが医療の最大の目的であるならば、ここのところを疎かにはできません。「支える医療」「寄り添う医療」というのはまさにこういったことをいうのだなと、心を熱くしました
退院カンファレンスへのかかりつけ医の参加、アドバンスケアプランニング、更にはブリーフケアのお話も大変勉強になりました。

中味の濃い、充実した研修も無事終了ました。

地域包括ケアに関係する医師にとって、このかかりつけ医機能研修制度は非常に重要だと思います。特に耳鼻科、眼科や精神科等の専門科の先生方にも是非聞いていただきたいですし、この研修をさらに分かりやすくしたものを多職種の方にも学んでいただければ、「多職種協学」になるのではないでしょうか

 


ご登壇いただきました各先生、また長時間受講されました会員先生方、そして適切に準備・運営してくださった事務局の方々、誠にお疲れ様でした。

 

その後、寛永寺で母の墓参りをし、大久保病院に親戚のお見舞いに行ってからセントラル病院松濤、分院、本院を回り、八王子に戻り南多摩病院を回りました。

5月21日(土)

テーマ:

本日は,永生病院を回り

 

富山県で行われた「中小病院を生かす道シンポジウム2016」に講演で行ってきました。富山県医師会や富山県保険医協会、全日本病院協会富山県支部、富山県慢性期医療協会、日本精神科病院協会富山県支部、アステラス製薬㈱の主催で行われた本会は、「2016年度診療報酬改定と中小病院の将来」をテーマに、富山県の多くの病院関係者の方々がお集まりになりました。

富山協立病院の山本美和先生の司会のもと、まずは開会の挨拶として、富山県医師会会長の馬瀬大助先生よりお言葉をいただきました。続いて、富山県厚生部長の蔵堀祐一氏より来賓挨拶がありました。

講演Ⅰは、医療法人社団長谷川病院院長の長谷川徹先生より「排尿障害の地域連携~患者心理に即したアプローチ~」をテーマにお話があり、排尿障害という切り口から、地域連携や地域医療について考える機会をいただき、とても勉強になりました。

続いて、講演Ⅱは、厚生労働省保険局医療課課長補佐の林修一朗先生から「平成28年度診療報酬改定の傾向とポイント」と題してお話がありました。さらなる高齢化をどのように対応していくか?疾病構造の変化への対応、医療と福祉の融合・協働、サービス提供の効率化が求められる今日の医療政策を踏まえて、診療報酬改定についてとても詳細にお話しいただきました。今後の地域医療、病院運営にますます活かしていきたいと思います。

そして、講演Ⅲとして、私より「地域医療構想・診療報酬改定と中小病院」というテーマでお話しさせていただきました。

現在の病院を取り巻く環境を医療と介護という目線で体系化し、地域包括ケアシステムとの関係性について触れさせていただきました。続けて医療・介護提供体制の見直しに係る今後のスケジュールについて、全体像をイメージしやすいように、お話しさせていただきました。そして、今回の講演では、医療経営における内部環境として「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」という観点で経営資源を類型化して、実際の永生会での活動と絡めてお話しさせていただきました。
「ヒト」については、現在取り出たされている医師の需給問題について、厚生労働省のデータと現場感覚とのギャップをご紹介し、また専門医制度と指導医の意味合いについても触れさせていただきました。くわえて、病院や介護施設での人材を考える際にはとても重要な看護師と介護職について、EPAや外国人技能実習制度という新たな視点からお話しさせていただきました。
続いて「モノ」について、お話しさせていただきました。病院における「モノ」という視点は色々とありますが、今回は頂いたテーマでもある地域医療構想にちなんで、病床についてお話しさせていただきました。平成30年に予定されている介護療養病床の廃止と25:1医療療養病床の廃止について、厳密なデータ分析を行っていくと慢性期病床が5万床近く足りなくなるのではないかということが言われています。このような事も配慮して、今後の療養病床の在り方を再検討していく必要があります。医療法上で規定された20:1の病床のもう一つ先の考え方として、30:1のような新しい考え方で、解決策を見出していく必要があるのではないか、とお話しさせていただきました。
そして、3つ目は「カネ」についてです。2016年診療報酬改定に絡めて、私からは永生会が持つ二つの病院「永生病院」と「南多摩病院」の実績とそのデータを用いたシミュレーションについてお話しさせていただきました。医療区分や、重症度、医療・看護必要度の実績値、そして、今回の改定で新設および見直しがされた項目について、「算定できる加算を全部取ったらどうなるか…永生病院と南多摩病院の場合」と題してシミュレーションも行いました。ケアミックス病院の永生病院では、およそ年間2500万円の増収、年間1100万円の増益が見込まれること、2次救急病院である南多摩病院では年間4000万円の増収、年間2000万円の増益が見込まれるという、とても前向きな数値が見えてきたこと、その一方で人件費などの諸経費を考えるとまだまだ課題は山積みであるとのお話をさせていただきました。また、地域包括ケア病棟への転換シミュレーションについても、お話しさせていただきました。
4つ目については、「情報」についてお話しさせていただきました。電子カルテやオーダリングシステム、データの2次利用など、病院には様々なデータとそれを取り巻くシステムがあります。また、地域の様々な情報を集約して、地域の方々にお役に立てるようなコールセンターのような仕組みが重要であることもお伝えさせていただきました。そして、情報については、法人内部だけの話だけではなく、全日病や日慢協などの研修セミナーの情報を積極的に取り入れていき、人材教育などの方面でも活かしていくこと、また全日病が作っている病院のあり方報告2016も発刊されるので、今後の病院経営における参考にしていただければとお話ししました。
最後にまとめとして、永生会における経営戦略として、「PS(Patient satisfaction)・ES(Employee satisfaction)・OUTCOME経営」や「地域包括ケアクリティカルインディケーター(CI)」についてお話し、「慢性期DPC」についても触れさせていただきました。
慢性期病院が生き残るためにも、内部環境である自院の患者像、マンパワー、設備など、また、外部環境である、地域特性や疾病構造、人口動態などを見極めていき、それらを如何に組み合わせて、次に活かしていくか。「病院」にこだわるより、「医療」にこだわって生きていくという新たな選択肢のご提案をさせていただきました。そして、私の講演の最後は、地域との連携について、顔だけではなく腹、腹だけでなくハラワタが、見えるぐらいの関係性を築いていくことが重要だとお話しさせていただき、締めくくりました。


こうして、3つの講演が終わり、最後は、富山県慢性期医療協会会長の秋山眞先生よりご挨拶をいただき、本シンポジウムは大盛況で閉会いたしました。

今回のシンポジウムでは、参加者のための情報交換会も行われました。
全日病富山県支部長の藤井久丈先生ご挨拶、富山県厚生部次長の前田彰久氏のご挨拶が行われ、中川医院の中川彦人先生の乾杯で始まりました。途中、今回のシンポジウムで講演をされた厚生労働省の林修一朗先生からのご挨拶もありました。私にも少しお時間をいただきましたので、介護療養病床がとても好きだ!というお話とマス寿司とは関係ないと思いますが私のおなかの中から出てきた体長4m20cmにもなる驚くべき長さのサナダムシのお話をさせていただきました。そして、今後もサナダムシのように、すえ長くお付き合いいただければ嬉しいです、とご挨拶させていただきました。会の去り際には、昔から薬で有名な富山にちなんで、ケロリンの風呂おけ(通称:ケロリン桶)を片手に記念撮影を行い、お互いの親睦を深めました。

日本海に面する自然豊かな富山の地にて、本日もとても良い出会いに恵まれました。お土産にマス寿司もがっつり買い込むことができ、今回、お招きいただいた藤井久丈先生や秋山眞先生を始め多くの先生方に心より感謝したいと思います。ぜひぜひ、今後もご指導たまわりたく思っています。そして、マスマスのご発展をこころよりお祈りして、東京までの帰宅の途にたちました。

 

 

 

 

 

 

 

その後、セントラル病院松濤、分院、本院、南多摩病院を回りました。

本日は、永生病院では毎年恒例のイベント「看護の日」です。
近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生月である5月に、患者様やご家族様に限らず、地域の皆様に楽しんでいただけるアクティビティを準備して開催しております。
冒頭ちびっこナースの可愛らしい笑顔にはじまり、アロママッサージ、フラワーアレンジメント体験、カラフルなおせんべい作りなど、病院ロビーを中心にたくさんの参加者でにぎわいました。また、生活習慣病や認知症についてのブースでは、専門の看護師が簡易チェックや資料をご用意してお待ちしております。人だかりのバザーエリアでは掘り出し物が見つかるかも???疲れたときには喫茶エリアで甘いものをご用意。可愛らしい和菓子は終了前に売り切れとなる人気でした。
お越しいただいた方々だけでなく、職員一同含め、イベントを通して多くのふれあいの機会になればと思っております。来年もまたお楽しみに。

 

 

5月20日(金)

テーマ:

金曜日の朝は、東京青年医会の早朝勉強会からスタートです。

冒頭、竹川勝治代表から、東京都の地域医療構想策定会議のご報告がありました。
また、排尿自立指導料を取るための研修についてもお話があり、泌尿器科の専門医でも研修を受けないと取ることができない項目であり、しっかりと診療報酬を取っていくためにも、このような情報は重要ですとお話がありました。

私からは、
療養病床の入院患者において、医療区分1の70%が在宅へと言われてきたが、介護給付費分科会の様々なデータでは、40%が在宅に戻っているというデータが出ています。このようなデータをみると、全国的な療養病床の見直しは少し行き過ぎではないかと感じています。
地方の過疎地などで労働人口が減り、基準を満たすことができないところもありますが、都内などの高齢者が非常に増えるところでは、今後ますます病気になったときの受け皿をしっかり整備していく必要があるのではないかと思います。第三者的な中立な組織がデータを出していき、それをもとに議論を行っていく必要があると思っています。

とお話しさせていただきました。

本日の講師は株式会社グローブ代表取締役でファッションディレクターの森岡弘先生です。
『服は貴方の明日を変える!』というテーマでご講演いただきました。
服はその人のイメージを形作る情報の一つとして、とても重要であること、最先端のファッションよりも自分らしさのあるスタイルを持つことがなによりも大切なことなどを教えていただきました。また、服とは何か、スーツの着こなしの極意、そして会場での即席ファッションチェックも行われて、今一度「服」について考えさせられる貴重な機会になりました。

最後に私からは、
高校時代に女子高生が選ぶワーストドレッサー賞に選ばれたこと、また、個々のファッションではありませんが、病院や介護施設の現場でも、ユニフォームがガラッと革命的に変わってきており、学会でのファッションショーやTVドラマでの医療従事者の着こなしなどが話題になっていることをお話ししました。
そして、特に白衣のボタンをとめた方がよいという意見も最近聞かれている反面、海外などでは白衣自体を着ないような習慣もあり、今後、医療機関ではどのようなスタイルが良いのか、次回のご講演では、このような院内ファッションについて是非教えてほしい、とお願いさせていただきました。


その後、セントラル病院分院・本院・松濤を、そして永生病院・南多摩病院をまわりました。

 

その後、東京都医師会 地区医師会長連絡協議会に出席いたしました。
本日は、救急関係、かかりつけ医の研修関係、在宅難病の訪問診療事業、医師年金等の議題がありました。特に、東京都医師会の熊本大地震への取組について、お話をいたしました。
やはり、私共も含めて重要なのは災害地域を取りまとめする指揮官の存在が重要である。災害になると、各地からいろんな災害支援が行われるが、地域の医師会、行政も含めて災害支援のマネジメントする力が重要になってくる。平時から、そのヘッドクオーター役を決めて、どこの医療機関や救護所を誰が支援していくのかを決めて訓練しておく。また、様々な救護物資が届きますが、だれがどこに配給するのかを決めておく必要があります。また、せっかく現地に救援のために入っても、先発隊が一生懸命になりすぎて、後発隊のフォローをしない場合があります。是非、オープンマインドでコミュニケーションを取り進めていく必要があると思います。また、永生会のメンバーも2台の救急車で軽症者の搬送に当たりました。今後も、様々な地域で病院救急車による搬送が行われたらと思います。

 

 

その後、全日本病協会の医療従事者委員会に出席いたしました。
病院事務長研修と看護部門長研修について打合せがありました。病院事務長研修においては、全国から多数の申込をいただきまして今年度のメンバーもほぼ決まりそうです。毎回、病院経営の実務にかかわる事務職のスキルアップを図る実践的な内容になっています。
また、看護部門長研修では、今年度のスケジュールを組み立てています。これから夏に向けて申込みが始まります。こちらも、毎回ご好評ですので、皆さまのスキルアップに役立ててください。
今年の熊本学会は、被災したにもかかわらず、是非やりたいということです。大変力強いです。全国の皆さんも積極的に参加して、熊本を元気にしていきたいものです。

 

その後、広島県福山市の大田記念病院大田理事長を初め、福山市、広島県、福山市医師会、福山市消防署の方々が、八高連(八王子市高齢者救急医療体制広域連絡会 会長:陵北病院 田中院長)と病院救急車の見学に来院されました。本日の見学は、田中会長村山事務長が中心となり、東京消防庁八王子消防署 原口様南多摩病院益子院長中村副院長も加わり、ご説明いたしました。
八高連とは、八王子にお住いの高齢者が救急車で搬送される際に、八王子の病院が満床であったり、対応中の為に運悪く市外に搬送された後、重症化・ADLが低下したりすると軌道を外れた人工衛星のように二度と戻れないことがある。それは、あまりにも寂しいので、八王子市、八王子医師会、八王子消防署、救急病院、慢性期病院、介護施設、地域包括支援センター、ケアマネ連絡協議会、町会・自治会連合会等様々な団体が集まり、八王子市内で完結できるよう協議を行っています。

また、病院救急車は、八高連と連携しながら、消防庁の救急車が必要でない軽症者を在宅からかかりつけ病院へ搬送するシステムです。福山市でも、このシステムを是非展開したいということです。大田理事長を初め皆さん方のやる気と企画力とパワーを感じました。八王子も負けないように頑張りたいと思います。
最後に、私からは、福山市と八王子市がメディカル姉妹都市になりましょうとお話をさせていただきました。

 

最後に南多摩病院をまわりました。