5月26日(金)

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金曜の朝は、東京青年医会の勉強会からスタートです。
冒頭、土谷代表よりご挨拶があり、その後、心臓血管研究所付属病院 心臓血管外科部長國原孝先生をお招きして、ドイツでの長年にわたる豊富な経験や心臓血管外科手術について、ユーモアを交えながらお話しいただきました。
私からは、お話の内容がすごくわかりやすく、またパワーポイントの組み立て方が絶妙で、とても勉強になりました。日本では電気メスなどをすべて使い捨てていますが、アメリカなどの海外には再生工場があります。日本でもリユース、リサイクルをするしくみが整えば、医療費の削減につながると思いますが、ドイツではいかがでしょうか。と伺いましたところ、「ドイツでは、バイパス手術で使う静脈を内視鏡で取る器具も、日本ではディスポーザルのものばかりですが、ドイツではリユースのものばかりでした。さまざまな問題はあるとは思いますが、日本でもバランスをとって進めていければ」というお話でした。
また、日本では現在、国の働き方改革に沿って、医師の時間外労働に関しての議論がはじまり、日本の医師は働き過ぎではないか、法的にも問題があるのではないかという話もあります。ドイツの医師の労働はオン・オフがはっきりしているということですが、相対的な労働時間についての議論などはありますか?という質問をさせていただきました。
國原先生によると、ドイツに渡られた当初は昔の日本と同じく労働時間についての規制は緩かったものの、途中から労働時間の申告が始まり、2010年頃から厳しくなってきているとのことでした。
 

 

その後、全日本病院協会第1回特性要因図作成研修会に参加いたしました。

この研修は厚生労働省「平成25年度多職種協働によるチーム医療の推進事業―職種横断的質向上チームの構築と推進人材の育成―」の一環として行っております。業務フロー図で“見える化”すると問題点の発見は比較的容易ですが、重要な要因の抽出は容易ではありません。根本原因分析(RCA)と共に、極めて有用な道具となる「特性要因図(魚骨図)」の作成方法を取得して頂こうという趣旨のものです。

開会に先立ちまして私の方からは

「今国民の方々が我々医療人に求めているものは3つあると思います。1つ目は「安全で安心な医療」、2つ目は「質の高い医療」、そして3つ目が「分かりやすい医療」です。今研修の中にもこれらの内容が盛り込まれています。

当協会は、医療事故調査制度に対応しまして医療事故調査等の支援団体になっており、会員病院さんはもちろん、当該事例の遺族の方の相談・支援活動をさせていただいております。その一環として、今研修のような医療安全・院内事故調査に係る研修会、また業務フローの作成に関する講習会を開催してまいりました。医療事故調査制度について大切なことは、「原因究明」「再発防止」の2つです。そして、この2つをしっかりと行っていくためには、RCA、すなわちRoot Cause Analysisがとても大切になってきます。これらを行う上で「フィッシュボーン」とも呼ばれる特性要因図は、データ・エビデンスに基づいた医療の必須ツールになるわけです。

今回のプログラムは、我々の日常業務の中でも大きなウェイトを占める「退院支援・退院調整」「病床管理」「外来予約診療」「死亡事故発生から院内事故調査開始まで」といった重要且つ、理解を深めやすいテーマで、ひたちなか総合病院の永井庸次名誉院長、練馬総合病院の飯田修平理事長、東邦大学医学部の長谷川友紀先生に講師をお願いしております。また、委員会のメンバーが各テーブルをまわらせていただきますので、分からないことがありましたら、何でもご相談ください。

是非、今日学んだことを、ご自身の病院に還元していただき、地域に対してさらに質の高い医療を提供していただければと思います。」

とご挨拶させていただきました。

その後、マイウエイ四谷、オネスティ南町田、永生病院、イマジン、グループホーム寿限無、南多摩病院をまわり、東京都医師会病院委員会に出席いたしました。
本日の議題は以下の通りです。

●会長諮問事項
東京都地域医療構想の構築に向けた「事業推進区域」のあり方
・疾病についての医療提供の観点から
・病床機能別の医療提供体制の観点から
・地域包括ケアシステム構築における医療提供体制の観点から


やっと会長諮問事項の報告書が出来上がりました。委員の方々からは、「報告書が完成した上で、その報告内容を世の中のためにどう役立たせるかを話し合う事が必要。そのためには報告の内容を広めていくためのツールが重要である」というお話がありました。
私の方からは、
尾﨑会長も、「報告書をどんどん活用するべきだ」と仰っている。東京都医師会は月に一度、記者会見をしているので、その場を活用して、各委員会の委員長が報告書のサマリーを記者の方々にお話しするような形が良いのではないでしょうか、とお話しさせていただきました。

報告の主な内容は下記の通りです。
「構想区域」設定は二次医療圏でなく東京都とし、同時に、地域包括ケアシステム構築に最適な「急性期機能」と「回復期機能」の検討を、島しょ部を除いて区市町村毎に行う事を求める。即ち、「急性期機能」と「回復期機能」は原則として区市町村、「高度急性期機能」と「慢性期機能」は、病院偏在およびアクセスを踏まえて東京都全域で完結し、負担の大きい「地域医療構想調整会議」も東京都全体で行う事となる。
・病診連携をテーマとして平成20年から会を重ねているが、この間に医療環境は急速に変化して病床過剰時代に突入した。即ち入院以来や救急車を断ることは病院経営に直接のダメージとなる。然し乍ら、患者および診療所は依然として大病院志向であり、中小病院がその受け皿になっているとは言い難く、特に東京都では大病院集中にあると思われる。
・地域包括ケアシステム構築に臨んでは、診療所と地域に密着した中小病院との一層の連携が不可避だが、患者および診療所の大病院志向に対して、関係機関が協力して患者啓発を行う必要がある。また、大病院志向は専門性の問題だけでなく、経営母体の公共性やそれに由来する安心感もあると考えられる事から、中小民間病院は今まで以上に公益性の高い経営を目指すことが重要と思われる。一方でかかりつけ医の責務を示すことが病診連携における病院と診療所の役割分担を明確にし、その推進を促すものと思われる。
・今後の地域医療における円滑な入退院の推進には地域包括支援センターやケアマネージャーの果たす役割が大きく、その自律性を保った対応と技能向上のための継続的な教育を医師会や区市町村が協力して実施することが必要と考えられた。
・医師会の果たす役割は大きく、特に地域関係者間の調整機能が重要と思われた。

●地域包括ケアシステムで考慮すべき地域格差の一考察の報告
次に、平成28年度東京都医師会調査研究委託事業の「地域包括ケアシステムで考慮するべき、地域格差の一考察」についてです。これは東京都医師会が東京都病院協会に研究事業を委託しているものでして、先日のブログにも書きました通り、東京青年医会の2015年合宿で行った「初台プロジェクト」が元になっています。初台の町が2030~2040年にどのようになっているのか、医療介護は足りているのか、経済は破綻しないのか、ということを公開されている数百種類のデータを駆使して作ったものです。今回は人口動態の部分を東京都の市区町村ごとに出したものを報告しています。

私はこのグラフをかたどって、各市区町村のロゴマークにしたらいいのではないかと思いました(笑)
また、現在、東京の中小病院が経営的に非常に厳しく、地方の大きな病院グループからのM&Aの坩堝になっています。これは介護保険のように地域加算が付いていないことが大きな原因と言えます。さらには、現在では老健や特養においても稼働率が低下している事実があります。「地域加算をフェアにつけるべきではないか」「東京都入院基本料のようなものを作っていく事が必要ではないか」というように、様々な意見が出ています。

↓委員の池上直己先生のご著書です。とても素晴らしい内容ですので、是非ご一読ください。

 

その後、全日病福祉センターの取締役会、株主総会に出席いたしました。

全日病福祉センターは、医療従事者のために福祉・福利厚生に関する事業を行っておりその業務は医療機器や事務機器の販売から、損害保険代理店業務、生命保険募集代理店業務等です。

 

その後、「コップの中の医療村――院内政治と人間心理」を出版された中村哲生さん

出版記念パーティに出席しました。

まず最初に、この本の帯に推薦文を書かれた「何でも鑑定団」のおもちゃの鑑定で有名なおもちゃ博物館館長北原照久さんが、「僕が書いた帯のおかげかどうか定かではありませんが(笑)、アマゾンで一位になったそうで、おめでとうございます。」と挨拶されました。

続いて、中村さんのお母さん青年医会竹川勝治前代表中西泉先生などが登壇されて、

八斗ダルの鏡割りをされ、弦本先生の乾杯の音頭で宴が始まりました。

その後、数人のマジシャンによるマジックがあった後、往年の大コメディアンのせんだみつおさんや、オリンピック選手の猫ひろしさんなど、多くのコメディアンによるパフォーマンスがありました。

最後に私から、中村さん、今日はおめでとうございます。中村さんとは15年来に付き合いで、青年医会なのでお世話になり、永生会の顧問を引き受けていただいたのですが、このたび、八王子のほうに引っ越されてきたのを機に、永生会の特別顧問になっていただきました。そのタイミングで、訪問医療に関するこの御本を出版され、大変嬉しい限りです。医療界にもこれから難題が待ち受けていますが、七転び八起きならぬ、七転び八王子で頑張っていきたいと思います。本日は誠におめでとうございました。

とご挨拶させていただきました。

最後には出席者、ほぼ全員で記念写真をとって、お開きになりました。

 

その後、セントラル病院分院、本院、松濤南多摩病院をまわりました。

本日は法人の全ての施設をまわることが出来ました。

  
 

5月25日(木)

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本日は、永生病院、南多摩病院、セントラル病院の分院・本院・松濤をまわり、公益社団法人日本認知症グループホーム協会本部にて行われました平成29年度東京都支部定時支部総会に出席いたしました。

1.平成28年度支部事業報告について
東京都支部役員会の実施回数は年度6回と全国的にみても開催数が多く熱心です。
また、前年度から新しく実施しました小規模福祉施設の防火実務講習会と普通救命講習を一度に開催する東京都初の取組みも31名が修了証を取得し、寿限無からも2名の職員が受講し、習得しております。このことは、東京消防関係者も注目しています。
東京都、区市町村への要請活動では、東京都知事、都議会全会派に対してサテライト事業所実現のために要請活動を行った結果、東京都から国に申請を出す運びとなりました。このことは、今年度から実施するマッチング事業につながる大事な一歩になったと考えられます。
平成28年度支部収支決算についても決算報告について監査上問題なく、承認可決しました。


2.平成29年度事業計画について
今年度は、小規模事業所向けに経営支援講座を行い、加算の取り方、キャリアパス作成方法、経営分析手法について講座を実施することや、人材育成・スキルアップ講座を開き、介護福祉士受験対策支援や喀痰吸引等研修も実施し、会員向けによりよい支援・協力できる協会となるよう取り組んでいきます。
都知事、都議会各会派および東京都、区市町村など行政窓口への請願活動としては、特に介護職員の家賃補助について、現状では、グループホーム(地域密着型サービス)は区市町村の権限なので介護職員の家賃補助は対象となっておりません。このことについて是正されるよう強く働きかけます。
また、東京都委託事業「マッチング事業」については東京都支部が直接東京都から委託を受け、東京都の整備目標向上に向けた取組みとなることから、特に力をいれて実施していく内容であり、各区市町村への説明や地主・家主協会の見学対応等を早くから進めていく方向です。
また、国分寺では介護職員の人材不足のため、特養が6割しか開設しておらず、都内全域でも介護職員不足が深刻な状態にあるとありました。貴重な「人材」を「人財」として考えていかなければ将来を見据えることができないと強く感じました。



次に、東京都医師会の在宅療養地域リーダー研修会の打ち合わせを行いました。
本研修は、地域包括ケアシステムの構築に向けて、各地域での在宅療養のリーダーを育成することを目的としています。平成26年度からは、医師だけでなく多職種が参加する研修形態となりました。現在、3年連続で行っていて今回が4回目です。今回の趣旨は地域包括ケアが各地域でどれくらい達成されているか、見える化していこうというものです。現在、国では各都道府県を通して市区町村に在宅医療・介護連携推進事業すなわち、(ア)~(ク)の項目についてどれくらい行われているかを調査しているところです。また、東京都医師会においても私の提言で、地域福祉委員会において地域包括ケアのインディケーターを作成いたしました。それが東京都医師会の事業計画にもなっております。第4回目の研修会は、この(ア)~(ク)を東京都医師会のインディケーターとの共通部分でいいところを取って、それをいくつか3年間にわたって、各地域医師会を通じて各行政も含めた多職種連携でアウトカムを出していただく、というものです。是非とも各地域で地域包括ケアの見える化ができればいいと思います。


その後、北多摩北部の地域医療構想調整会議に参加いたしました。
2018年には介護報酬と診療報酬の同時改定、そして第7次介護保険事業計画・第7次医療計画、さらには第3次医療費適正化計画が行われ、これは惑星直列と呼ばれております。このような変化に向けて、検討していく必要があります。そして、今後は2025年だけでなく、2020年、2040年というのも重要なポイントになってくると思います。
また、現在、日本の医療政策においては、地域医療構想と地域包括ケアという2つが重要視されております。今回は、その地域医療構想について話し合う場という事で、現場のご意見を色々とお聞かせいただければと思います。
北多摩北部では、全国的な流れと同じくして回復期は不足しております。患者様の流出入については、埼玉への流出も認められております。加えて、北多摩北部では病病連携がうまくいっている地域でもあると聞いております。
本日の会もそうですが、今後は医療機関同士が、腹をわって話し合える場が重要です。地域の課題を共有して、良い仕組みができればと思います。
本日もよろしくお願いいたします。
また、療養病床問題においては、医療区分1の70%が在宅等へ移行した場合に、東京都では在宅医が1000人近く、訪問看護師は3000人近く必要となってくるとも言われております。この辺りの病床転換に伴う人材問題も重要な視点です。
連携においては、北多摩北部では、北多摩北部病病連携会議が開催されており、出席率も100%という話も聞いております。地域医療構想を考える上でとても大事なことであり、とても素晴らしい取り組みだと思っています。
最後に、本日議長をお勤めの
西東京市の石田医師会長は、今期でご勇退とのことです。本当にありがとうございました。心から感謝申しあげます。


その後、八王子市医師会定時総会と懇親会に出席いたしました。
主な議案は、平成28年度事業報告、平成28年度収支決算報告についてでした。
八王子市医師会は、市の検診システムが全国的に注目されております。さらに八王子市高齢者救急医療体制広域連絡会(八高連)も、国の医療計画の様々な会議で資料に載っております。これは地域医療構想においても、地域包括ケアにおいても非常に良い試みだと思います。3つ目には病院救急車も全国から見学に来られております。4つ目としては、今後、多職種協働によるNPO法人の設立が行われ、これによって地域包括ケアのさらなる充実と街づくりを行う計画です。八王子市医師会の事業規模は現在25億円で、十年少し前と比べて8倍になっております。
今後とも市民の方々の医療と介護の充実のために皆で力を合わせていきたいと思います。



最後に再び南多摩病院をまわりました。

 


  
 

5月24日(水)

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本日は、まず永生病院、南多摩病院をまわりました。

その後、日本認知症グループホーム協会社会保障・介護報酬対策委員会に出席いたしました。


冒頭、私からは、本日は介護給付費分科会が行われ、そこではグループホームについても話し合われる予定です。2018年には介護報酬と診療報酬の同時改定、そして第7次介護保険事業計画・第7次医療計画さらには第3次医療費適正化計画が行われ、これは惑星直列と呼ばれておりますが、このような変化に向けて、検討していく必要があります。グループホームということで、介護報酬の影響など調査結果をみてみますと、現在多くの施設において厳しい経営状況が見て取れます。このような状況があるなか、介護施設においては中重度化という流れがあります。一方でグループホームの場合は、少し様相がことなり、住居としての居住空間や生活に即したケアが重要だと思われます。また、マンパワーの問題も重要となっております。本日の議論も含め、今後の報酬改定に向けて、協力して実のある提言を行っていきたいと思っています。とお話しさせていただきました。
その後、平成30年度介護報酬改定に向けて、様々なディスカッションを行いました。
私からは、診療報酬、介護報酬にて増加が見込めない場合は、質を担保した上で規制緩和を提案していくこと。グループホームは規模別、地域別、設立主体別で分析調査していく必要があるのではないか。介護報酬という公定価格で縛られているため、協会として適正水準を示すこと。地域包括ケアという意味では、基金を使うという手もある。とお話しさせていただきました。
最後に、本日の第139回の介護給付費分科会についてURLをご紹介します。
<介護給付費分科会> 

URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=126698


その後、セントラル病院の松濤、分院、本院をまわりました。

その後、外国人技能実習制度準備会に関わる説明を受けた後、

日頃より大変お世話になっております参議院議員の武見敬三先生の勉強会に顔をだしました。


本日は、「安全保障から見た日米経済教義」と題して、甘利明前経済財政政策大臣と武見先生の対談形式の講演でした。TPPの甘利先生とEPAの武見先生の競演でした、ここにPPAPが加わったら最強です(笑)。


その後、日本歯学センター所長田北行宏先生の出版記念会に出席いたしました。田北先生のご尊父、敏行先生が、私の母の主治医をされていた関係で大変お世話になりました。

先週出版された「あなたの人生を変える歯の新常識」を記念してのパーティでした。
口の中が健康なら、心臓病や糖尿病といった病気やメタボ、認知症にはかかりにくいなど、歯と健康の関連を書かれた本で、目から鱗のお話も多々載っていました。

東京都医師会に立ち寄った後、寛永寺にてお参りをして、
八王子に戻り、普段よりお世話になっている地元の先生方と地域医療についてはなしあいました。

最後に再び南多摩病院をまわりました。

 

5月23日(火)

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本日は永生病院、南多摩病院、セントラル病院分院、本院、松濤をまわり、東京都医師会の理事会に出席いたしました。本日は珍しく、議題が少なめに思えます。

主なテーマは以下の通りです。

 

第90回日本産業衛生学会、東京都産業医(八丈支庁)の推薦、受動喫煙防止対策を強化・実現のための署名、第6回「日本医師会赤ひげ大賞」候補者推薦、平成29年度関東甲信越医師会連合会医療保険部会・地域包括ケア部会、予防接種の間違い事例、「予防接種ガイドライン2017年度版」「予防接種と子どもの健康2017年度版」、サイバー攻撃関連報道とその対応、平成29年度第1回東京JMAT研修会の開催、平成29年度「津波防災の日」・「世界津波の日」に係る地震・津波防災訓練等の実施、防災基本計画の修正、平成29年度東京都在宅療養以降支援事業の実施及び交付申請書等の提出、平成29年度地域巡回医療福祉相談会の実施、平成28年度訪問看護ステーション・ケアマネージャー・医療機関との連携による在宅服薬支援事業報告書

 

私の方からは、平成29年度東京都在宅療養移行支援事業の実施についてお話しさせていただきました。現在、厚生労働省は退院支援に力を入れる政策を行っています。もちろん診療報酬、介護報酬においても評価されますが、この事業は、東京の二次医療機関のうち、200床未満を対象として、退院支援のために新たに看護師さん、社会福祉士さんを配置する医療機関に対して人件費を補助するという事業です。1医療機関あたり2名・年間360万円を上限として、2年間の実施(1年目は100%、2年目は50%の補助)です。非常にありがたい仕組みだと思います。ただ、現在都内には、この事業の対象となる病院が約50ありますが、昨年度、一昨年度で既に多くの病院さんが手を挙げられていることもあり、新規の数自体は減少傾向にあります。

 

もう一つ、これも素晴らしい事業ですが、多職種協働で在宅支援をしていく仕組みについてです。これは、医療機関と訪問看護ステーションの看護師さん、ケアマネージャーさん、そして訪問薬剤管理を行う薬剤師さんが一致協力して、在宅で上手く服用できない高齢者の方々のフォローをするものです。仕組みとしては、モデル地区の薬剤師会は、訪問看護ステーションやケアマネージャーさんたちと共に、事業内容や、在宅医療における薬剤師活用のメリットを周知する他、服薬状況に問題がある在宅療養中の患者様の相談を受け、対応できる薬局を選んでマッチングを実施するものです。その上で、薬剤師さんが訪問看護師さんたち等と連携して、訪問薬剤管理指導を行います。現在までにすでに品川区、中野区、隅田区、北区、大田区、練馬区、八王子市、町田市、立川市、小平市で行われ、報告がまとめられています。対象疾患としては循環器や認知症の方が多いようです。患者様、ご家族も満足されているという結果が出ておりますので、是非、今後さらに広まっていくと素晴らしいと思います。

 

また、東京都医師会では尾﨑治夫会長先生を先頭に、受動喫煙防止のための運動をしておりますが、この度、日本医師会でも受動喫煙防止の署名運動が行われることになりました。この件に関しまして、実は2か月前の3月22日に日本医師会と四病院団体協議会懇談会において私から横倉義武会長先生「現在医師会・病院協会においては受動喫煙対策を進めていますが、様々な理由がありどうしても上手くいっていない状況があります。ここは、医師会・病院団体で国民の方々に署名運動をして請願書を出すくらいのことをおこなった方が良いのではないでしょうか」というお話をさせていただいた事がありました。今回実際に行われることになり、とてもありがたく思います。


その後、八王子市医師会の理事会に出席いたしました。本日もたくさんのテーマがあります。

主なテーマは以下の通りです。

 

八王子市予防接種健康被害調査委員会委員、平成29・30年度休日・全夜間診療事業実施対策協議会委員、「医事紛争」講演会、「神経内科医療連携講演会」、杏林大「前立腺がん市民公開講座」、学校医、三歳児検診で行う視力検査、全関東八王子夢街道駅伝競走大会実行委員・運営委員、食物アレルギー疾患対応研修会の講師依頼、7/29東海大学医学部付属八王子病院「がんフォーラム」、八王子市のがん検診について

 

精力的な活動を続ける八王子市医師会ですが、ここ最近はより一層頑張っております。本日の理事会で配られた「小児看護 4月号 学校検診・学校保健」の特集号においても、八王子の先生方のご活躍がよく分かります。因みにこれは、医師会小児担当の松本先生が中心となって活動されています。また、「厚生労働 5月号」においても、八王子市のがん検診特集が組まれていました。「高い質のがん検診の背景に 多様な受診率向上策に挑戦」というタイトルで、2009年から取り入れております、八王子の特徴とも言える「コールセンター方式」が取り上げられています。八王子市ではこの方式によって受診券方式をなくしました。子宮がん検診については、市民が直接医療機関に予約し、医療機関から市役所内に設けたコールセンターに受診資格の問い合わせをするという方法になりました。そしてコールセンターには3名の職員を配置しました。市民の方々が思いついたらすぐに予約が出来る体制を整えたことで、受診率が向上したのです。

また、医師会が中心となって、住民健診導入当初から健診委員会を設置しており、肺がんや乳がんの検診のエックス線フィルムは全て医師会でダブルチェックをしています。大腸がん検診に関しては、検査キットの送付を行って、受診のハードルを下げています。また、受診を促す案内はがきにも様々な工夫を凝らし、「是非受診しなければ!」という気持ちになっていただけるものにしております。

 



  
 

5月22日(月)

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本日は南多摩病院、セントラル病院分院、本院、松濤をまわり、東京都国保団体連合会による介護給付費等審査に参加しました。

これは介護保険者からの受託で、居宅サービス事業所や居宅介護支援事業所、そして介護保険施設等から提出される介護給付費等の審査を行うものです。

その後、アジア問題について意見交換をさせていただき、東京都医師会に立ち寄った後、職員のご家族のご葬儀に行ってまいりました。

 

その後、八王子老人保健施設協議会定時総会に参加いたしました。

八王子老人保健施設協議会(八老協)は、八王子市内にある7カ所の介護老人保健施設の集まりです。実は、このような市町村規模で運営される「地域密着型」の老人保健施設協議会は全国でも他に類を見ないものです。八老協は、この「地域密着型」の特性を生かして、介護の必要なお年よりや、介護をされているご家族に、医療サービスとケアサービスを総合的に提供し、地域や家族との結びつきを大切にし、『住み慣れたこの町で、昔なじみの人達に囲まれながら、豊かな老後をすごしていただく』ことを実践しています。

 

冒頭、本年度から八老協へ入会した珠泉会アメイズ理事長 市村義久先生より「八老協の輪をできるだけ円滑に、風通し良く老健8か所が有機的に結び付き合って地域の方々に出来るだけ恩恵が受けられるような運営を行っていきたい。八老協の末っ子と思って可愛がっていただければ」と挨拶がありました。

 

総会が始まり、平成28年度八老協会長ゆうむ 斉藤秀樹理事長より「八老協始まって以来初めて新しい仲間が加入し、今から老健の経営は非常に難しく色々な悩みがたくさん出てくると思うが、皆で知恵を出し合っていい老人保健施設を運営していきたい」との挨拶がありました。

その後、各議案に関して滞りなく報告が行われ、本年度は役員改正の年に当たり、総会の最後に平成29年度 新会長になるに当たり「来年は診療報酬・介護報酬同時改定そしてまた第7期医療計画から第7期介護保険事業計画等様々な事が行われるという事で、別名惑星直列と言われている年がきますけれど、2018がスタートで本番は2025・2030、東京で言うと2040というところではないかと思っています。地域包括ケアの中心になるのは老人保健施設しかないのではと思っております。八王子から東京・日本の介護と医療を変えるという事が出来てくるのではないかと思っています。七転び八起きではなく七転び八王子で!七転八倒ではなく七転八王子で!乾杯ではなく、乾八王子で!(笑)」と挨拶させていただきました。乾杯のご挨拶で三連発の冗談を言ってしまい、我ながら変な人間です(笑)(笑)

 

総会終了後、東京都老人保健施設協会会長であるぐらんぱぐらんま理事長 平川博之先生より『最近公表された老健関係資料と外国人介護職について』情報提供があり、「老健施設強化型13.1%、加算型28.3%、半分以上が従来型であるという事を国は言っており、施設のリハ職平均3.2人、通所リハは2.2人と基準より多くのリハ職が配置されている。入所者のうち3割は過去にも自施設入所経験があり、自施設の退所者の24.4%が自施設のショートSを利用している。自施設の退所者のうち通所リハ利用者は7.3%となっている。強化型については稼働率95%以上15.1%、加算型で24.7%、従来型で40.1%と強化型に走れば稼働率は落ちてしまう。9割の稼働率で利益が出るような仕組みでないと強化型を算定する施設はいない」等話がありました。またデイケアとデイサービスの差異について「デイケアについては向上・変化なしが26.6%・53.3%となっており、デイサービスでは12.4%・51.6%となりデイケアは非常に踏ん張っている」との話がありました。また外国人介護職の受入について「EPA・技能実習生・介護留学生」等の話がありました。

 

私が思うに、老健施設等の介護施設において、その収入は公定価格で決められているため、自由度の狭い経営を余儀なくされます。そのため、国が老健施設の質とマンパワー確保、そしてビルメンテナンスも含めた適正利益水準を示すことが重要になるでしょう。

その後、南多摩病院のドクターの歓迎会に行ってまいりました。皆さん若くてとてもいい先生方です。

最後に再度、南多摩病院をまわりました。


  
 

女優の三咲順子さんの独演会に行ってきました。三咲さんとは、当会理事長の安藤が、ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会(全原協)事務局長 竪山勲先生からご紹介いただいたご縁で知り合いました。
第一部は昨年12月12日に新作初演された一人芝居「雨あがり」の再演でした。初演が大好評で、ファンの皆さんからの熱い要望があり、再演が決まったそうです。もちろん私もその一人です。
第二部は三咲さんがライフワークとして上演している「一人語り」です。この「一人語り」とは、ピアノの弾き語り、芝居、朗読がミックスされた独自のスタイルです。最後には、「見上げてごらん夜の星を」を参加者全員で大合唱しました。
いつも三咲さんの会に行くと、何だかホッとして心が安らぎます。でもちょっと考えさせられる内容があったりして、とても素敵な空間です。
三咲さんは今後、ハンセン病の歴史を未来に語り継ぐ「語り部」としてもご活躍されます。
次回も楽しみにしております!

★三咲順子さんの最新情報はこちらから★
http://www.momojazz.net/Junko%20Misaki/JunkoMisaki.html
 

5月21日(日)

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本日は八王子市制100周年記念事業「健康・食育フェスタ」がエスフォリタアリーナ八王子にて開催されましたので行ってまいりました。開会式では石森孝志八王子市長より「楽しみながら健康の大切さを再認識していきましょう」とご挨拶がありました。

来賓の方のご紹介・参加者全員でのいきいき体操の後、衆議院議員内閣副官房長官萩生田光一先生より「今日のイベントを通して、健康に向き合っていただければと思います。本日は八王子市100周年という記念のイベントでありまして、イベントの中で我らが八王子市の魅力を改めて見ることが出来ることも楽しみにしております」とご挨拶をいただきました。

開会式の締めは清水小学校、甲ノ原中学校の吹奏楽部による素晴らしい合同演奏です。

その後、各ブースをまわらせていただきました。

東京都医師会でも毎日のように問題となって取り上げられている受動喫煙の問題やロコモティブシンドロームの問題に始まり、栄養指導や熱中症予防、高齢者見守り活動、また、赤ちゃんの人形を使っての抱っこ体験や、親子で楽しめる工作・ゲームなど、楽しみながら健康について学べるブースが目白押しでした。

午後からは小野有香里さんが代表理事を務めるNPO法人メディカルケア協会による嚥下体操のコーナーでした。私も以前、委員会に参加したこともあり、とても楽しみにしておりました。本日は、お揃いのTシャツで一緒に踊らせていただきました!この摂食嚥下体操の制作には永生会のスタッフも大いに関わらせていただいております。

高齢や病気などで嚥下機能が下がっても、こうした様々なツールで回復いただいて、多くの方々が「食べる幸せ」を取り戻せていただけたら幸いです。

本日の健康フェスタは、小さなお子様から高齢者の方まで、本当にたくさんの方が、皆さん笑顔で参加されていたのが印象的でした。一日を通して、八王子の医療関係の方々はもちろん、市民の皆様の健康に対する非常に前向きな気持ちが伝わってくる会でした。

 

また、本日は永生会からも、東京都の委託事業として永生病院が事務局を務めている「南多摩保健医療圏地域リハビリテーション支援センター」南多摩病院、永生病院が役員として参加している「八王子病院栄養研究会」がブースを出展しました。そちらの詳細は番外ブログ(http://ameblo.jp/ando-takao/entry-12276767974.html)でご覧ください。

 

その後、セントラル病院松濤、分院、本院、南多摩病院をまわりました。


  
 

市制100周年記念事業として「健康・食育フェスタ」がエスフォリタアリーナ八王子にて開催されました。メインアリーナステージにて開会式がとりおこなわれ、42団体の熱気を感じる盛大な幕開けとなりました。

 

永生会からは、東京都の委託事業として永生病院が事務局を務めている「南多摩保健医療圏地域リハビリテーション支援センター」南多摩病院、永生病院が役員として参加している「八王子病院栄養研究会」がブースを出展しました。また、食育フェスタの実行委員長は栄養統括部長佐藤高雄が務め、本日まで準備をしてまいりました。

 

「南多摩保健医療圏地域リハビリテーション支援センター」ははじめての参加だったのですが、『リハビリ専門職による食と身体の相談コーナー』と題して理学療法士を中心に個別のリハビリ相談と、言語聴覚士を中心とした、食べる力の測定コーナーを設置しました。お昼までに140名以上の市民の方が参加され、大変賑わっておりました。

また、メインアリーナにて永生病院白波瀬元道言語聴覚士による摂食嚥下に関するミニ講座、誤嚥予防プロジェクトで作成された体操を紹介しました。

 

 「八王子病院栄養研究会」は毎年食育フェスタに出展をしております。今年は『食生活を見直そう!!』と題して、身近な食べ物の栄養に関するクイズを用意しました。お子様にも楽しんで頂けるように、親しみやすい題材を工夫して展示しました。お客様に「え~!このお菓子って1袋全部食べたら角砂糖16個食べたことになるの~!!」と反響があり、楽しみながら、驚きながら栄養のことに気をつけるきっかけ作りができて良かったです。例年は100名ほどでしたが、今年は500名ものお客様にお越しいただきました

 

 暑い中にもかかわらず、大変多くのお客様に恵まれた健康・食育フェスタも、あっという間に閉会式となり、実行委員長の佐藤が閉会の言葉を述べましたので、ここに紹介をさせていただきます。

「本日は2017健康・食育フェスタにお越しいただきましてありがとうございました。みなさま、楽しみながら健康づくりや食育について体験していただけましたでしょうか。今年は市制100周年です。市民の皆様が、住み慣れた地域で、いつまでもいきいきと笑顔で健康に暮らせるような人づくり、街づくり、思い出づくりを目指していきましょう。スタッフの皆様、1日お疲れ様でした。また来年みんなで元気に会いましょう」

 市民の皆様が健康や食育について関心を持たれていることがわかり、わたくしたち医療職はそれを守る使命があるのだと身の引き締まる思いです。明日からまた、一つずつ積み重ねてお役に立てるようがんばります!


  
 

5月20日(土)

テーマ:

本日は、永生病院の目玉イベントのひとつ看護の日です。

5月12日のナイチンゲールの生誕にちなんで世界各国で開催されているイベントです。喫茶コーナー、血圧測定、アロマテラピー、フラワーアレンジメント、バザー、落書きせんべいコーナーなど患者さんやご家族さんに楽しんでもらえるブースの設置に加え、職員にとっても他職種の方々との顔合わせの場としてとても盛り上がります。

まず、永生クリニック金子院長からご挨拶いただきました。「この看護の日は5月12日のナイチンゲールの生誕、5月9日の母の日も含めて、可愛いナースやドクターが、お花のプレゼントの準備をしています。患者様の健康の回復を願って伺いますのでお声かけください。」

私からは、

「今年も看護の日では様々な屋台や飲食コーナーがありますので楽しんでいただければと思います。さて、ここでクイズです!ナイチンゲールはどこの国の人でしょう。1.イギリス人 2.日本人 3.宇宙人 はい、正解は3番ではなく1番のイギリス人です。ナイチンゲールは両親のイタリア旅行中に生まれたそうです。

 永生会も今後色々な展開をしていく予定です。みなみ野病院では八王子市には無かった緩和ケアを始める予定です。在宅医療の強化も考えており、整形外科や精神科の訪問診療を開始していきます。これからは病院や診療所に来なくても家で治療を受ける時代だと思います。南多摩病院では消化器癌への治療対応を強くして、様々な手術に対応できる体制を作っていこうと考えています。このイベントで嬉しいのは、ちびっこドクターやナースの子供達が大きくなって、永生会に就職してくれたことです。地域の患者様に、このようなイベントを通じて地域に還元していただきたいと思います。」とお話しさせていただきました。

ふれあいがテーマの地域に根差したこのイベント、医療や介護を通じ今後もたくさんの人に愛されるような病院を目指していきます。

その後、永生病院を回診し、

全日本病院協会第1回救急防災委員会に出席いたしました。主な議題は以下の通りです。

 

平成29年度第1回全日病病院防災訓練(医療法人伯鳳会)、7.29大阪府・大規模地震時医療活動訓練(AMAT参加訓練)、災害時のBCP研修、全日本病院学会in金沢 委員会企画、二次救急のアンケート

 

全日病においても災害に対する訓練が非常に充実してきております。それに伴ってAMATも人気が出てきました。今後はテロや万が一のミサイル攻撃に対しての対応、さらにサイバーテロに対しての対策をも含め、BCPをしっかりと策定していかなければなりません。

 

もう一つの大きなテーマが、全国的に急性期病院、特に救急病院の経営についてです。現在では救急病院の経営は大変厳しくなってきていますが、その理由としては、診療報酬上の重症度医療看護必要度の問題があります。現在の方法ですと、内科系・整形外科系の患者様が多いほど必要度が上がらなくなるという状況があります。今後は是非、内科・整形外科の疾患に対して重みづけをしていく必要があります。また7対1の病院の経営よりも10対1の病院の方が経営の自由度が高いという話も聞きます。

引き続き、全日本病院協会第1回理事会・第2回常任理事会に出席いたしました。

この度、木下毅先生、川島周先生、日野頌三先生春の叙勲を受章されました。本当におめでとうございます。冒頭では、代表して木下毅先生からご挨拶いただきました。

また、訃報としまして、元新潟支部長斎藤隆景先生、顧問で秋田の内藤賢一先生がご逝去されたとのご報告があり、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

本日の主な協議議題は以下の通りです。

●平成29年度入退会状況

入会・退会の出入りが多く、目標の2500病院まで頑張らなければなりません。

●平成28年度事業報告書(案)

●平成28年度決算報告(案)

●熊本地震に係る平成29年度年会費免除

山田支部長先生から「現在、被災者40000人以上の方が仮設住宅に住まわれている。早く解決しなければならない」とお話しいただきました。また、今回の熊本地震の被害でご自身の病院を休院されている上村先生より、8月半ばから徐々に病棟を復活させていく、というお話もありました。大変うれしいお話です。しかし、どのようにスタッフを集めるか、という事が一番の問題のようです。140人いたスタッフ全員が一旦仕事を離れており、現在手を挙げているのが3名との事でした。

●改正個人情報保護法の全面施行に伴う「全日本病院協会における個人情報保護指針について」の改定

 

また報告事項では以下のものがありました。

●中央社会保険医療協議会

・薬価専門部会

・保険医療材料専門部会

・入院医療等の調査・評価分科会

・基本問題衣装委員会

薬価の仕組みに関しては、様々な案が出ています。また、経腸栄養の問題も経営的には厳しい問題です。また、看取りの問題、訪問看護ステーションに関してでは、訪問看護ステーションの数も増えていますが、訪問リハの数も増えており、この点が問題視されています。今後のリハについては、医療保険による維持期の通所リハから介護保険による通所リハへの移行という所に国は力を入れています。また、地域包括ケア病棟の問題や、回復期リハビリテーション病院の問題などの議論がありました。

●医療従事者の需給に関する検討会(第4回)/医師需給分科会(第9回)

塩崎厚労大臣は高付加価値の仕事が望ましいと提言されています。また、へき地医療の問題では、病院の管理者になるためにはへき地での医療を行う事を前提とした方が良いのではないか、という意見も出ているくらいです。また、多職種協働の問題では、私が思うに、かかりつけ医師という物があるのなら、かかりつけ看護師という物があってもいいのではないでしょうか。かかりつけ看護師と、特定看護師のような道です。かかりつけ看護師というのはフィンランドのラヒホイタヤや、少しニュアンスは違いますが、ドイツのアルテンフレーガーのようなものです。東京都医師会においても、准看護師の資格と、介護福祉士の資格、さらに保育士、歯科衛生士等の資格を一つにして、そういった方に地域包括ケアの中心となっていただく、これこそすなわちかかりつけ看護師のようなものではないかと思います。

●社会保障審議会医療部会

●今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会

丸山先生から、総合診療専門医にカリキュラム制は馴染まないのではないか、というお話をいただきました。世界でもチューター制が主だという事です。すなわち、一人の指導医が一人の医師を総合医として育てていく。様々な医療機関でぶつ切りに教わってしまうと一体感がない可能性があるからです。

現在の診療報酬は7対1や10対1など看護配置によって決まります。しかし、本来であれば、患者様の重症度医療看護必要度に合わせての人員配置があるべきではないか、今後はそのような流れになっていきそうです。

●地域医療構想に関するワーキンググループ

●アレルギー疾患医療提供体制の在り方に関する検討会

●レセプト情報等の提供に関する有識者会議

●平成28年度人間ドックに関する調査

●平成29年度第1回病院看護師のための認知症対応力向上研修

●平成29年度第1回病院医療ソーシャルワーカー研修会

●平成29年度第1回病院職員のための認知症研修会(ユマニチュード入門研修)

●第20回機能評価受審支援セミナー

引き続き、全日本病院協会平成29年度第2回病院のあり方委員会に出席いたしました。本日の主な議題は以下の通りです。

 

第59回全日本病院学会in石川での委員会企画、第12回トップマネジメント研修、全日病の活動に関するアンケート内容の決定

 

今回、石川県の学会のあり方委員会のセッションで、永生会「地域における2025年に向けての医療のデザイン」についてお話しさせていただけることになりました。

 

こちらの会議でも重症度医療看護必要度の話が出ましたが、私が思うには、7対1や10対1などの急性期の医療だけでなく、急性期から慢性期まですべての病棟で患者様の重症度看護医療必要度を出して、適切な人員配置を行うという流れを作った方が良いと思います。アメリカなどでは、その日の病棟の患者様の重症度に合わせて、必要であれば地域にあるマンパワーセンターに連絡すると、そこから助っ人ナースが来るそうです。このようなシステムがあってもいいと思います。

 

その後、全日本病院協会病院事務長研修コースの懇親会に出席をいたしました。毎年ですが、約1年間、全部で8単位、非常に濃い内容です。現在の医療あるいは介護の経営にとっては、非常に役立つものに進化してきております。主な講師は、池上先生萩原先生です。

私の方からは

「今回は16期生という事で48名の方が受講されていますが、キャンセル待ちの状況だったと聞いております。これも池上先生、萩原先生の人気でしょうか。今、医療人に求められていることは3つあると思います。1つは安全で安心な医療。2つ目は質の高い医療、3つ目には分かりやすい医療ではないかと思います。これらを実現するためにはしっかりとした運営管理をしなくてはなりません。本日の勉強会はそのために財務経理から人事労務、広報企画まで満遍なく勉強でき、さらにはグループワークも出来るという貴重な機会だと思います。

今、病院の経営は非常に大変な状況です。重症度医療看護必要度や医療区分の問題など頭の痛い問題が山積みです。これから2025年、そして2040年に勝ち残っていくために必要な事は「分析」です。まずは内部要因を考え、自院にはどのような病態の患者様がいるのか、また、将来的にマンパワーが集まるのか、設備面を用意する力があるのか。次に外部要因として、地域の将来的な人口動態や疾病構造を把握する事、地域の医療介護資源との競合状態を把握する事。そして3つ目として、今後、行政の方は、地域医療構想や地域包括ケアを絡めて様々な提案をされると思います。是非、行政に言われる前に先手を取って「私たちの法人はこんなことをしたいんです。行政も一緒にやりましょう」という勢いがあると良いと思います。ここまでやっていただければ、あとは、池上先生の書かれた『日本の医療と介護』を読んでいただければ完璧です(笑)

最後になりますが、全国から皆様がお集まりいただいたせっかくの機会ですので、是非、ネットワークを広げていってください。そして、ここで学んだことをご自分で独占せずに、ご自身の病院・そして地域の皆様の幸せへと還元していただければ幸いです」

とご挨拶させていただきました。

その後、セントラル病院分院、本院、松濤をまわり、日頃より大変お世話になっている方々とお会いしました。最後に南多摩病院をまわりました。

 

  
 

5月19日(金)

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金曜の朝は、東京青年医会の勉強会からスタートです。冒頭、土谷代表よりご挨拶があり、その後、大正大学名誉教授福田亮成先生をお招きして、空海の言葉が記された『性霊集』「綜藝種智院の式」を題材にお話しいただきました。
綜藝種智院空海が仏教による総合教育をめざして設立した私立の学校で、「綜藝種智院の式」はその設立趣旨書とでも言うべきものです。学問の学び方についてのお話で、「物(≒社会)の興廃は必ずその人による。人の昇沈は必ずやその道の学び方にある」ということでした。
私からは、
仏教には多様性があり、生き物や自然を大事にしているので、人の生き方に合っていると思います。タイでは終末期医療のケアプランに「お坊さん」が入っていたり、最近では滋賀でも「お坊さん」と医療関係者が終末期医療について定期的な勉強会をしたりしており、今後、医療と仏教のコラボレーションが増えていくのではないかと思っています。
また、お通夜や告別式の規模が縮小され、家族葬が増える傾向があります。一方で、地域包括ケアということが叫ばれている中で、ご近所力・地域力を増やさなければならない時期にあることを考えると、お通夜や告別式の地域での役割をもう一度見直す必要があるのではないでしょうか。

という話をさせていただきました。

その後、セントラル病院分院、本院、松濤をまわり、その後、全日本病院協会の立場で、一般財団法人医療関連サービス振興会滅菌消毒部会に出席いたしました。

一般財団法人医療関連サービス振興会は、医療関連サービスを提供する企業及びこれらに関係する団体等の連絡調整体制を確立し、医療関連サービスの健全な発展に関する事業を行い、国民の医療及び福祉の向上に寄与することを目的として、医療関係者及び民間企業等の賛同のもとに設立された公益法人です。
滅菌消毒部会は、医療機関で使用された医療用機器、手術衣等の繊維製品の滅菌消毒を医療機関内・外の滅菌消毒施設において行うサービスの円滑化を図るために設置されました。本日は院内・院外の滅菌消毒のサービスマーク認定に係る審査、チェックリスト改善についての議論を行いました。


 

その後、日本准看護師連絡協議会設立総会日本慢性期医療協会武久洋三会長の代理で出席いたしました。冒頭、日本准看護師連絡協議会滝田浩一会長からご挨拶がありました。

「団塊の世代が高齢世代となる2025年には看護職は200万人必要とされていますが、そのためには、今後10年で50万人を増員しなければならず、看護師不足に陥ることが懸念されています。そのような中で、准看護師は、地域医療で介護職と共に地域住民を支える重要なポジションになるでしょう。しかし、近年の准看護師養成校に対する補助金削減等により、養成校数・准看護師共にその数は減少しております。日本准看護師連絡協議会は、准看護師制度の存続、そして、全国レベルで准看護師の知識・技術の向上を目指して、全国各地で研修会の開催、ホームページ等での情報提供など積極的な事業展開を行っていきたいと考えます」

とお話しいただきました。

 

続いて来賓として、厚生労働大臣塩崎恭久先生(代読)より「看護師は多様な患者様の生活スタイルに合わせて、多職種と協働するスタイルが求められています。准看護師は正看護師へのキャリアアップはもちろん、地域における看護職として活躍でき、また、地域の雇用の受け皿ともなる大切な資格です」とご挨拶がありました。

続いて、日本医師会横倉義武会長(代読)より「地域包括ケアシステムに向けて看護職の確保は急務です。現在准看護師養成所には育児を終えた方や社会人の方が入られています。准看護師は多様な人生の選択肢の一つとなり得るでしょう」

とご挨拶がありました。

続いて四病院団体協議会を代表して、日本医療法人協会加納繁照会長から「看護職の1/4を准看護師が担っているにもかかわらず、教育研修は看護師向けのものがほとんどです。准看護師の適切な人材育成を行えるような研修会の実施がある事を期待しております」とご祝辞がありました。

続いて自由民主党 参議院議員 木村義雄先生より、「いま改めて准看護師の資格が見直される時期です。皆さん、誇りと自信を持ってください」と、

自由民主党 衆議院議員 櫻田義孝先生より「看護に携わる皆さまの労働は本当に大変なものであると認識しております。協会設立によって、准看護師が世間的にも、今以上に認められていくのではないかと思っています」と、

自由民主党 衆議院議員 三ツ林裕己先生より「4年制大学を卒業した多くの正看護師の方が大学病院などでご勤務されている中で、地域の病院で多職種と連携していかれる准看護師の方の存在は無くてはならないものです」と、

自由民主党 衆議院議員 赤枝恒雄先生より「全国の開業医の方々と話す機会がありますが、皆さん「准看護師がほしい」と仰います。患者様に寄り添って、笑顔を引き出せるような看護師さんを養成する研修会が開催されることを心より望んでいます」と、

自由民主党 参議院議員 自見はな子先生から「全国を回る中で、改めて地域を支えて下さる方は准看護師の方であることを実感しております。協会が設立されることで、さらにその立場がしっかりしたものになること、とても嬉しく思います」とご挨拶がありました。

自由民主党 参議院議員 羽生田俊先生からは祝電がございました。

 

議事としては、平成28年度事業報告、平成28年度決算報告及び会計監査報告、平成29年度事業計画案及び予算案、一般社団法人化に向けた検討及び計画案がございました。

 

私としては、これからは、准看護師の資格を中心として、介護福祉士の資格、ケアマネージャー、保育士の資格を持って、地域包括ケアの中で活躍できる「地域包括ケアリスト」というものを行うことが出来れば、非常に役に立つのではないかと思っております。これはもともと千葉県の平山登志夫先生がご紹介くださった、フィンランドの「ラヒホイタヤ」(※下記に詳細を記します)の仕組みを日本に持ってきたらどうか、ということの応用です。今後の高齢社会において、労働人口が減る中で、一人で何役もできれば素晴らしいと思います。

永生会も以前から准看護師が多い職場でありまして、最近では、准看護師から看護学校への進学、あるいは介護職から准看学校、看護学校への進学、あるいは介護職から理学療法士・作業療法士の学校への進学等、様々なルートができています。また最近では、社会人の方(特に男性)が准看護師の資格を取得し、看護師を目指すパターンも増えてきています。

※『ラヒホイタヤ(Practical Nurse)』は、准看護師の免許を持ちながら、日本の介護福祉士を併せ持ったような資格です。この資格は、フィンランドにおいて、少子高齢化で人材不足が懸念される福祉人材確保を目的とし合理的なマンパワーの配置を行うために、10資格(社会ケア部門:知的障害福祉士・ホームヘルパー・日中保育士、保険医療部門:准看護師・精神障害看護助手・歯科助手・保母/保育士・ペディケア士・リハビリ助手・救急救命士)を統合して生まれた社会・保健医療基礎資格です。


 

その後、東京都医師会地区医師会長連絡協議会に出席いたしました。参議院議員の羽生田俊先生からは、厚生労働委員長として受動喫煙に関しての現在のご苦労のお話しをいただきました。同じく参議院議員の自見はなこ先生からは、望まない受動喫煙は行わない事、飲食店をひとくくりにする事、表示の義務(禁煙、喫煙、分煙)、面積基準についてようやく土台ができた。そしてもう一つが従業員と未成年者への対応で、これらがとても重要である、というお話をいただきました。

 

本日の主な議題は以下の通りです。

平成28年度在宅難病患者訪問診療事業第4四半期地区医師会別実施状況

 地域において、だいぶ難病の患者様を診ることが進んできたようです。私が思うに、難病に関しても、今後は療養病床或いは地域包括ケア病棟でしっかりと診療できるようにしなくてはなりません。

 

平成29年度東京都難病指定医の指定に係る研修の実施

 

平成29年度第1回地区医師会・区市町村在宅療養担当者連絡会

 平成29年第1回地区医師会・区市町村在宅療養担当者連絡会において、私からも地域包括ケアにおけるインディケーターについてお話しさせていただきます。

現在、都道府県から市区町村に向けて在宅医療介護連携推進事業、すなわち(ア)~(ク)が行われていますが、東京都医師会の医療福祉委員会で開発した地域包括ケアのインディケーターについてお話させていただきます。地域包括ケアで重要な項目をストラクチャー・プロセス・アウトカムに分けて、さらにPDCAで回していくものです。それによって、各地域での重要な項目の、進捗状況をメンテナンスが出来ます

 

第19回「日本医師会指導医のための教育ワークショップ」(東京都医師会主催)の開催日程

 

平成29年度第1回検案業務サポート研修会の開催

 

東京都医師会・医療廃棄物適正処理推進事業

医療廃棄物処理に関する問題点は、一つが「業者の不法投棄による社会問題化」です。排出事業責任者である医療機関が巻き込まれることもあります。二つ目が「産廃管理票交付等の報告書提出義務違反(違法状態)」です。平成27年度提出率は推定値で約46%(推定値)。これらに関しては罰則(6か月以下の懲役または50万円以下の罰金)適用の可能性があります。東京都医師会では、医療廃棄物適正推進事業として、「東京都環境局が推す認定優良業者に委託し、東京都環境公社の電子マニフェスト利用することにより、不法投棄リスクを排除し、報告書提出の手間を省き、報告書提出を確実なものとする。また、排出事業者(医療機関)の責務である委託施設の実地確認は東京都医師会が代行することにより、排出事業者の手間を省くことが出来る」という取り組みを行っています。

 

たばこフリーサミット2017・東京の開催

 5月31日が世界禁煙デーです。

 

在宅療養にかかる東京都委託・補助事業実施

以下の三つの事業があります。

①    在宅医等相互支援体制構築事業(24時間診療体制確保事業)

補助額上限 120万円/1地区

複数の在宅医が相互に補完し、または訪問看護ステーションと連携し、チームとして24時間の診療体制を確保する。

②    在宅療養研修事業

委託額上限 相互研修30万円(+10万円※カンファレンス開催)/1地区

症例研修30万円/1地区

地域における、病院から在宅医療への円滑な移行機能の強化を図るため、地域の病院スタッフと在宅療養患者を支えるスタッフが、お互いの診療方針や医療提供の実績等について理解し合うとともに、顔の見える連携関係の構築を行う。(同行訪問・リーダー研修等)

③    在宅療養推進基盤整備事業(多職種ネットワーク構築事業)

補助額上限 334万1千円/1地区

地域包括ケアシステムにおける在宅療養について都民の理解を深めるとともに、医療と介護が連携し、ICTネットワークの活用等により効果的に情報を共有し、連携して在宅療養患者を支える体制を構築する。

 

この三つの事業は、医療介護総合確保基金から都道府県、市区町村、医師会に基金が降りてきたものです。どれもとても大切なものですが、特に③につきまして、ICTによる多職種連携においては今回で補助金の期限が切れますので、いかに市区町村が独自で補助をしていただけるかが今後のポイントです。どうしても医療機関におけるICTに対する投資額は非常に大きいので、これを継続していく事は今の診療報酬体系、介護報酬体系では非常にハードルが高い状況になっています。

 

また、城南ブロックに関しては、一部の新聞報道でもクローズアップされている、ワクチンを混ぜて注射してしまったことについてのお話がありました。

 

なお、稲城市医師会木村会長が今回で任期という事でご勇退されます。本当にありがとうございました。


 

その後、東京都医師会在宅医療協議会の第3回準備会に、東京都医師会理事(医療福祉)の立場として、出席しました(5月19日、東京都医師会館医療シミュレーションセンターにて開催)。本協議会の活動指針は、以下の2点になります。

①かかりつけ医が、自院に通っていた患者が通院困難となった場合に、訪問診療をすることで在宅医としても地域医療に寄与することが出来るように支援する。

②かかりつけ医と在宅医療専門医との協議の場を提供し地域医療の充実を図る。

本会は、東京都医師会森久保理事、渡辺理事、平川理事らと、「新しい東京都医師会館における医療トレーニングセンターを活用した教育、特に在宅医療教育プログラム充実のため、先駆的な取り組みをされておられる京都府医師会館の視察、ならびに意見交換」をはかり、在宅医療専門医の育成を図る事業を推進するための協議会発足準備会です。(視察の経緯は、2017年1月21日(土) ブログをご参照下さいhttp://ameblo.jp/ando-takao/entry-12240327835.html

 

今回の主な審議事項は、西田委員長の提案に基づいた在宅医療に関する検討でした。東京都医師会在宅医療塾は、本年9月以降、毎月第2土曜午後、年次9回の開催が予定されることとなりました。各月の講義内容素案は以下の通りでした。9月:制度、10月:検査・処置、11月:終末期医療、12月:認知症の在宅医療、1月:神経難病の在宅医療、2月:小児在宅医療、3月:生活期リハビリテーション、4月:在宅での急性疾患と対応、5月:地域包括ケアの構築に向けて。以上の案につき、各理事・委員の方々による熱心な検討がなされました。私は、法人内にも訪問診療・訪問看護ステーション等での実績に基づき、生活期リハビリテーションにおける福祉用具の展示と検討、ならびに褥瘡ケアや巻き爪など皮膚科関連領域への対応、そして在宅での腹膜透析への対応につき、提案しました。ケアマネジャー・家族とのかかわり、神経難病・COPD・慢性心不全等に対する在宅医療機器の理解を進める講座の意義も準備委員より提案されました。全講座を通じた共通の課題として、「在宅診療で陥りやすいピットホール」「シミュレータを使った実習」「事例を通じた診療報酬の学び」「本塾の受講期間中に在診経験を積む熟成のレポート」などの案が提案されました。

在宅医療塾の講座案には、「大学病院では学べない」内容が多く含まれていることから、逆に大学医師会へ参加を呼びかけしてはという提案もなされました。

また、講義内容を広く多職種・市民に情報提供するための小冊子・書籍・e-learning教材の作成等についても、素案が検討されています。多職種連携連絡会等を通じた多職種部会・研修会等も検討されています。本協議会は、これからの東京都の在宅医療推進を担う軸となっていくことが期待されており、今後も、積極的に提言を続けてまいります。

その後、日大医学部の先輩で茨城県医師連盟土浦支部長川島房宣先生からのご依頼で、茨城県医師連盟土浦保健医療圏土浦市医師会、石岡市医師会の先生方と、茨城県議会の先生方のとの意見交換会に出席いたしました。
冒頭、茨城県医師連盟小松満委員長が、茨城県議会から医師会といろいろと意見をかわしたいというご要望をいただきました。なかなか個別には難しいので、こういう形で医師連盟として各地区で勉強会を開いておりますが、今日の土浦保険医療圏での勉強会が3回目になります。とご挨拶をされました。
最初に土浦市医師会地域医療担当理事三輪谷博史先生より、「地域包括構築への苦悩 医療・介護の真の連携を目指して」というタイトルでお話がありました。
地域包括ケア構築の現状から、医療、介護の現場の実情、フレイル予防や緩和ケアに至るまで多岐にわたるお話でした。

続いて、私から「EPA看護師・介護福祉士候補者の受入れについて」というテーマについてお話させていただきました。
これまで私どもの法人では、医療・介護を通じた国際交流を進めたいという思いのなかで、主にEPAによる海外人材の活用に力を入れてきました。これは日本が現在行っている、外国人介護職の受入れ方法の3つ「EPA」「技能実習生」そして「在留資格の介護枠」の一つです。フィリピンにおけるEPAは、2009年より始まり、永生会でも早期からこの仕組みを活用して外国人介護職の受入れをおこなってきました。
そのような経緯もあり、昨年1月の天皇皇后両陛下のフィリピン訪問を前に、フィリピンの介護職候補者の受入れの取り組みについて、ご進講をする機会を賜りました。
日本とフィリピンの交流の歴史は、実に戦国時代にさかのぼり、その当時には日本人街も作られていたようです。それが鎖国やとその後の幾度とかの戦争によって、日比間の関係はその都度変化してきました。そして1956年に国交が回復し、実に60周年を迎えるという具合です。
今回のご進講に際しては、大学の同級生でもある順天堂の天野篤先生が天皇陛下の侍医であられましたのでアドバイスもいただいたが、助言のほとんどは、当日の服装についてでした(笑)。
さて、幾つかの門をくぐり天皇皇后両陛下がおられる宮殿へつきまして、お話をさせていただくこととなりました。天皇皇后両陛下からは、フィリピンの状況はもちろんのこと、その他の国々のお話もあり、またEPAで来られているフィリピンの方々の状況について、とても熱心にご質問をいただきました。また、言葉や文化の違いについてもお話がありました。
そのようなことで、EPAという制度を活用した看護師や介護士候補者について考えてみますと、職場に対してとても良い影響をあたえることが分かってきました。コミュニケーションなどまだまだ乗り越えなければならない壁はありますが、お互いを理解することが大切だと思います。日本で技術を磨きたいと希望をいただいているEPA候補者の方に、これからも最大限の支援をしていけたらと思います。

とお話させていただきました。
講演後の懇親会では、地元の先生方や県議会議員の方々と様々な意見交換をさせていただきました。

また本日は、日頃から大変お世話になっている石渡先生、塚田先生、海老原先生とお会いできました。

その後、南多摩地域にて日頃より大変お世話になっている方々との意見交換会に顔を出し、最後に南多摩病院、永生病院をまわりました。