すっかりテレビっ子になったおかげで出会えた素敵な番組がありました。
いずれも再放送だったようで、何年か前のものも…。
感動した3つの番組のうち2つは『ヒロシマ』に関するものなのは、オリンピック開催中に記念日を迎えたからでしょう。
一つは「少女たちの日記帳」
あの日広島で散ってしまったまだ高等女学校1年生の少女たち。
彼女たちの学校生活や日常を綴った日記は、戦争という不幸な出来事な中でも生気に溢れていて、あの一瞬までは普通の幸せな日々だったことを改めて思い起こさせられます。
10代というのはどんな悲劇的な中でもそこから喜びや希望やユーモアを感じることができるものだったのですね。
この日記の少女たちはまさに私の母と同学年。
私の知らない母もそこにいるような気がしました。
そして何より驚いたのは50年という月日を超えて届けられた1枚の美しい少女の肖像画。
「あの頃を思い出して描いてみました」と添えられた差出人不明の絵。
あの日あの時にも小さなロマンスの芽が大切に育まれようとしていたのか・・・。
そしてそれを一瞬にして無にしてしまった原爆。
戦争がいかに愚かしいものだったかを改めて深く感じさせられたものです。
それにしてもなんて素敵な絵だったことでしょう!
50年経っても初恋の人をこのように思い出せるものでしょうか?
年月を経ることで深まってゆく想いというものを感じました。
ひょっとしたら写真を交換していたのでは?
想像をかき立てられるラストです。
NHKの何年か前の作品のようです。
まだご覧になっていない方、ぜひオンデマンドで見ていただきたいです。
もう一つは、これもNHKの「ディア ヒロシマ」
カナダのバンクーバーで開かれたカメラマン石内都さんの広島の原爆記念館に残された衣服の写真展が大きな反響を呼んでいるというドキュメンタリーです。
まず何よりその写真のワンピースや着物のなんと美しいこと!
その美しさに目を奪われます。
この時代にこんなにもおしゃれなワンピースがあったなんて。
どんな時にこれらを着たのでしょう?、戦争中なのに…。
原爆の痛ましい写真ではないのにだからこそでしょうか、原爆の悲劇をより感じました。
展覧会に来た様々な人たちにも、写真の美しさに感動すると同時に、日常のささやかな幸福が奪われることがいかに理不尽なものであるのかも強く伝わったようでした。
戦争がなければ、ワンピースはもっと美しく、それを装った女性はもっと幸せだったはず…。
どちらの番組も戦争の悲劇を表に出したものではありませんでしたが、胸に迫るものがありました。
そしてもう一つは戦争とは全然関係のない栗原はるみさんがロンドンの星付きレストランで修行をする話。
番組のためとは言え、この年齢でのチャレンジにひたすら感心。
60歳から始めた英語で…、とのナレーションにも驚きです。
ホント? 素晴らしいですね~。
語学は年をとるとあきらめがちになってしまうのに…。
栗原はるみさんのチャレンジ精神と謙虚な姿勢を見習いたいと思いました。
修行をした先のレストランのシェフの考え方にもとても共感。
レシピではなくて素材からのインスピレーションを大切にするというコンセプトは、毎日の料理でもぜひ実行したいことですね。
実はそのレストランにも今回行ってみるつもりなんです。
とっても楽しみです!
いずれも再放送だったようで、何年か前のものも…。
感動した3つの番組のうち2つは『ヒロシマ』に関するものなのは、オリンピック開催中に記念日を迎えたからでしょう。
一つは「少女たちの日記帳」
あの日広島で散ってしまったまだ高等女学校1年生の少女たち。
彼女たちの学校生活や日常を綴った日記は、戦争という不幸な出来事な中でも生気に溢れていて、あの一瞬までは普通の幸せな日々だったことを改めて思い起こさせられます。
10代というのはどんな悲劇的な中でもそこから喜びや希望やユーモアを感じることができるものだったのですね。
この日記の少女たちはまさに私の母と同学年。
私の知らない母もそこにいるような気がしました。
そして何より驚いたのは50年という月日を超えて届けられた1枚の美しい少女の肖像画。
「あの頃を思い出して描いてみました」と添えられた差出人不明の絵。
あの日あの時にも小さなロマンスの芽が大切に育まれようとしていたのか・・・。
そしてそれを一瞬にして無にしてしまった原爆。
戦争がいかに愚かしいものだったかを改めて深く感じさせられたものです。
それにしてもなんて素敵な絵だったことでしょう!
50年経っても初恋の人をこのように思い出せるものでしょうか?
年月を経ることで深まってゆく想いというものを感じました。
ひょっとしたら写真を交換していたのでは?
想像をかき立てられるラストです。
NHKの何年か前の作品のようです。
まだご覧になっていない方、ぜひオンデマンドで見ていただきたいです。
もう一つは、これもNHKの「ディア ヒロシマ」
カナダのバンクーバーで開かれたカメラマン石内都さんの広島の原爆記念館に残された衣服の写真展が大きな反響を呼んでいるというドキュメンタリーです。
まず何よりその写真のワンピースや着物のなんと美しいこと!
その美しさに目を奪われます。
この時代にこんなにもおしゃれなワンピースがあったなんて。
どんな時にこれらを着たのでしょう?、戦争中なのに…。
原爆の痛ましい写真ではないのにだからこそでしょうか、原爆の悲劇をより感じました。
展覧会に来た様々な人たちにも、写真の美しさに感動すると同時に、日常のささやかな幸福が奪われることがいかに理不尽なものであるのかも強く伝わったようでした。
戦争がなければ、ワンピースはもっと美しく、それを装った女性はもっと幸せだったはず…。
どちらの番組も戦争の悲劇を表に出したものではありませんでしたが、胸に迫るものがありました。
そしてもう一つは戦争とは全然関係のない栗原はるみさんがロンドンの星付きレストランで修行をする話。
番組のためとは言え、この年齢でのチャレンジにひたすら感心。
60歳から始めた英語で…、とのナレーションにも驚きです。
ホント? 素晴らしいですね~。
語学は年をとるとあきらめがちになってしまうのに…。
栗原はるみさんのチャレンジ精神と謙虚な姿勢を見習いたいと思いました。
修行をした先のレストランのシェフの考え方にもとても共感。
レシピではなくて素材からのインスピレーションを大切にするというコンセプトは、毎日の料理でもぜひ実行したいことですね。
実はそのレストランにも今回行ってみるつもりなんです。
とっても楽しみです!