ゴールデンウイークの初日、おみくじをひきました。
お正月に続いて「凶」でした。ガーン
あまり結果は気にしない私ですが
2回連続で「凶」をひくとは
さすがに嫌な気分です。ショボーン


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今年は、手術、やめた方がいいのかなぁ。
なんて弱気にもなりますが
おみくじなんかに負けてはいられません。プンプン



キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ



いよいよ自分自身の足について
書き始めてみようと思います。

私は簡単に言ってしまえば
変形性股関節症です。左側です。

変形性股関節症とはどういうものかを
変形性股関節症の会(のぞみ会)さんのHPから引用させていただきます。

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変形性股関節症は先天性・後天性の疾病や外傷によって
関節の構造に破綻を来した状態をいいます。
非炎症性で進行性の病気です。
その過程において関節軟骨に変性・破綻が起こり
更にそれを修復する反応が同時に起きている状態
すなわち、すり減ったり過剰な骨ができたりして
すり合わせに不具合が生じて関節が変形していく病気です。

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股関節が痛むことが増えました。
日常生活では、若干、足の爪切りがやりにくくなり、
和式トイレを使用するのがきつくなり、
長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなり、
かなり杖に頼るようになりました。
頼っている杖は右手でつくので、右肘も痛みます。
階段では、下りは悪くない方の右膝が痛み、
上りは手摺りや杖が必要です。
しばらく座っていると、立ち上がってもすぐに歩けず
最初の10歩ほどは伝え歩きになります。

医師と相談し、家族と相談し、
今年の秋に人工股関節置換術の手術を受けることにしました。

手術には、MIS(最小侵襲手術)という方法があります。
MISはMinimally Invasive Surgeryの略です。
従来の一般的な手術法では15~20cmの傷を必要としましたが、
MISでは約7cmです。
この結果、
筋肉や皮膚へのダメージが少ないので回復が早く、
リハビリテーションが速やかに行われ、
入院期間が短くなり、
早期に社会復帰できます。

ただしこの方法は変形性股関節症の
どの症状にでも行えるわけではありません。
いろいろな情報を集めて
できるならMISで手術を受けたいと思っていた私でしたが、
医師から、私の場合はMISは
無理であると言われてしまいました。
なるほど医師の説明を聞かずとも
自分の足の状態をよく考えてみればわかることでした。
MISができない理由は次のとおりです。

この記事の最初に
「私は簡単に言ってしまえば変形性股関節症です。」
としておきましたが
その原因が
発育性股関節形成不全なのです。
発育性股関節形成不全は
以前は先天性股関節脱臼と言われていました。
最近、病名が変わったようです。

※  先天性股関節脱臼の方が
生まれつきであることがわかりやすいから
病名を変えなくてよかったのにと思います。
発育性では、成長段階で形成不全が起きたような印象を受けます。

さて、発育性股関節形成不全、つまり私は
生まれたときから左側が脱臼していて
本来あるべき位置に大腿骨がはまっていません。

画像は、向かって右側が
左脚になります。

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この脱臼している左脚大腿骨を下へ引っぱり
右側とほぼ同じ高さにそろえて
人工股関節を入れるのが私の手術です。
ただし、筋肉や神経などとの兼ね合いを見極めながら
慎重に人工股関節をつける位置を決める必要があります。
麻痺が残ってしまうこともあるからです。



キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ



生まれてから今まで
跛行して歩いてきました。
身体の左右のバランスが違い
背骨も曲がっています。
そんなアシンメトリーな身体しか知らない私です。
手術の目的の第1は、痛みをとることですが、
手術によって
シンメトリーな身体になれるかもしれないことは
大きな喜びであると同時に
身体が耐えられるのだろうかという
大きな恐怖心も伴います。

今よりは確実によくなりますよ。
という医師の言葉を信じて
シンメトリーへの道に挑戦します。


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