八木アナも交えた優勝インタビュー秘話【野上】 | 俺達のプロレスオフィシャルブログ「ワールドプロレスリング実況アナの俺達のプロレス」Powered by Ameba

八木アナも交えた優勝インタビュー秘話【野上】


G1の2週間が、終わりました。
 
戦いを終え、反省会で、激闘を惜しみ、
 
酒を飲み、酔い、眠り、朝を迎え、昼の生放送。
 
今週末はゴルフ中継のため、
ゴルフに頭を強引にシフトして…
中継打ち合わせに臨み…。
 
 
ふぅ。
 
 
 
「これが現実だ」
 
 
と真壁選手に言われそうですね。
 
 
改めて、昨夜の両国は夢のような時間、空間でした。
 
 
妻、麻紗子アナと、
 
同期の
 
竹内由恵アナが、
 
実は昨日2人で観戦に来てまして、(竹内アナもブログで書いてくれてます!)
 
 
 
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今回の写真は全て麻紗子アナ撮影。
 
感動して写真をたくさん撮ったみたいです!
 
初観戦だった竹内アナも、
 
「中邑選手が良かったです!!!!!!
 
と興奮気味。
 
 
既にプロレスにゾッコンの麻紗子アナも、観戦仲間がまた1人増えたと喜んでましたニコニコ
 
「よっしぃが楽しそうで良かったぁ~ひらめき電球ニコニコ
と言ってました!!
 
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で、歓喜にわく両国の真ん中で、
リング上優勝インタビューを私は担当しまして。
 
興奮冷めやらぬまま、リングに上りました。
 
 
中邑選手が何を語るのか?
 
 
まず、私は、
 
おめでとうございます!とマイクを向けました。
 
 
すると中邑選手に強引にマイクをひきとられまして…。
 
 
当然、お渡しするわけですが、
 
 
そこで私は考えたわけです。
 
その渡したマイクを引き取るタイミングはあるのか?
自分は、中邑選手の傍らに立っていていいのか?
ご自身の空間をリング上に作りたいのであれば、私は今すぐにリングからおりた方がいいのでは?
 
様々な考えが巡る中…
 
次の瞬間、
 
中邑選手が話を終え、私にマイクを戻してくれたのです。
 
 
あっ。質問をしなければ!
 
 
私はとっさに、
 
 
「なかなかG1をとれなかったここまでの道のり」
 
について聞きました。
 
 
すると、再度、中邑選手はマイクをひきとって話し始めたのです!
 
その中で、
 
 
ファンに対して言った、
 
「ありがとう」
 
は印象的で、インタビューしながら、グッときすぎて涙しそうになりました。
 
 
一方で、
 
 
中邑選手の空間が独特で、
 
 
私がそこにいることが邪魔なのでは?自分はリングからおりるべきでは?と、
 
 
やっぱり、
 
再び、
 
思ったわけです。
 
 
 
で、困った私は放送席にいたプロデューサーをこっそり見ました。
 
 
「自分、どうするべきですかね?」
 
とゆう気持ちで。
 
 
プロデューサーは、明らかに私に見られていると気付いているような表情でした。しかし何故か、目を合わせようとしてくれません。
 
私は、割と大胆に見たのですが、最後まで目を合わせてもらえず…
 
 
 
(※ちなみに、後に、反省会でプロデューサーにそれを伝えた所、やはり私が見ていたのは気付いていたそうで、「何で見てくるんだよ!見られても困る!お前が空気を感じて判断しろ!」との意思をこめた「無視」だったそうです!(汗))
 
 
 
結果、私は自分の判断でリングに残ることを決めました。
 
 
 
「あの言葉」を聞くまでは、私はインタビューを続けなければ、
 
 
と思ったからです。
 
 
覚悟を決めた私。
 
 
そうするうちに、
 
 
また中邑選手から私のもとにマイクが戻ってきました。
 
 
そして、次の質問をしようと思った瞬間、
 
 
両国に大「シンスケ」コールが鳴り響きまして。
 
 
またまたグッときてしまった私は、その大コールをしばし聞く間に質問を変更することを決めました。
 
 
 
「改めて、ファンからのこの大シンスケコールを、どんな想いで聞いていますか?」
 
 
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すると、三度、
 
 
中邑選手はマイクをひきとり。
 
 
もう一度、ありがとうとファンへの感謝を伝えたのです。
 
 
そして最後についに、
 
 
誰もが待っていた「あの言葉」が飛び出しました。
 
 
「みんな知ってる。
 
 
 
一番すげぇのは、
 
 
 
一番すげぇのは、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プロレスなんだよ!」
 
 
 
 
 
…溢れてきた涙を隠すため私は、
リング上で無理やり微笑みました。
 
…ばれましたか?
 
……また書きます。