日曜日はかぶりえさん(@kabu_rie)主催の親キャリ勉強会に参加してきました。

今回は、「発達論的アプローチ」で、人は生涯発達し続けるものという理論に基づき、今自分はどんなステージにいるのか、この先はどんな発達課題が待ち構えているのか、などの説明とワークがありました。

ライフサイクルモデルにおける「人は前段階の課題をうまく乗り越えないと次の段階にはいたらない」というエリクソンの言葉は、「幼少期にうまく愛情形成ができなかった子供が、思春期に問題を引き起こしやすい」とよく言われる典型なのかな~と思ったりして納得。

ただし、女性の場合は、社会や他者から期待される「女性役割」を優先的に受け入れ、自分らしさの確立を先送りにする場合もある。そして、女性らしさと自分らしさが両立せずにジレンマを抱えることがあるとのこと。

そんな話の流れから、ワークでは「自分が期待されている能力(性格)」と「自分が持っていたい能力(性格)」にチェックを付けていき、その結果をグループの人と話しました。
以下、自分の事についての振り返りです。

テーマに上がっていた「女性らしさ」という点では、結婚前はそれなりに意識をしていたし、期待に応えようとしていたけれど、結婚・出産後はそれらはほぼ皆無となり違和感も解消(爆)

しかし、出産後は「らしさ」にこだわることは少なくなったものの、「女性である」ことを意識する場面は増えたな~という印象です。
男女平等だと思っていたのに、子供を産んだら全くそうではないという事にも気づいてしまったしね。

ただ、女性だからこそこんなに選択肢もあるし、悩みながら答えを出す事で、成長する機会も与えられていると考えると、案外悪くないのかなとも思います。

私の場合、チェック結果をみると周囲の期待と自分らしさの間にそれほど大きなギャップはなく、現状に身を委ねておくのも悪くないないんですが、ではずっとこのままで満足かと言われると何か違うような…。

それはなぜかと考えてみると、「信念」や「意思の強さ」は期待されてないけれど、自分では持っていたいものだということに気づきました。

前回の親キャリ勉強会ではブレーキとアクセルの話がありましたが、いざアクセルを踏もうとすると、この「信念」や「意思の強さ」が、無難な仕事の達成を求める周囲の期待と反してジレンマを抱えることがあるんじゃないかなという気がしています。

そんな風に自分を冷静に捉えて、この先の発達課題を見据えることができたのも、今回の勉強会で学んだ収穫ですね。

かぶりえさん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
次回も楽しみにしてます!