今までの手帳は全て「携帯性の罠」=手帳は小型であるのが当然という決め付け(私の勝手な造語です(笑))に陥っています。
手帳の使い勝手が向上しない根本的な原因は、実はそこにあります。
にもかかわらず、多くの手帳術が、この根本的な問題点を放置したまま、小手先のノウハウに終始しています。
世のビジネスマンが知りたいのは「本の著者が実践している枝葉末節ルールや著者にとって最適の手帳術」ではありません。
皆さんが求めているのはズバリ「自分用にアレンジできるベストな手帳術」です。
あなただって、そうですよね?
幸いにも、私は試行錯誤の末にその『仕組み』を構築することができました。
それが、このブログで提案する「A4空母式手帳」を使った「アナログクラウド手帳術」です。
「手帳10原則」(タイトル真下のメッセージボードに記載)の提唱と、そこから導きだされる「実用性のある『仕組み』」をメインディッシュに据えています。
それでいて、従来の手帳や手帳術と違って、誰でも簡単に導入・継続できる仕組みになっています。
「A4空母式手帳」は市販されている手帳ではありません。
大学ノートをベースにして、誰でも、お金をかけずに、数分で手作りできる手帳です。
今まで愛用してきた手帳を活かしたままで、この仕組を取り入れることだって可能です。
また、この手帳術自体には細かなルールがありません。
「そんな使い勝手の良い仕組みなのであれば、日頃手帳の活用に手を焼いているあなたにも是非ご活用いただきたい」
これが、このブログに込めた私の想いです。
次号vol.3(第3号)から、当面はタイムマネジメントを中心にお話ししたいと考えています。時間についての基礎的な理解を深めた上で、手帳術について学んでいただいたほうが一層効果がありますので、しばしお付き合い下さい。
その後、アナログクラウド手帳術について詳しくお話していく予定です。
前置きが長くなってしまいましたので、今回は手短に、僕の私淑する人物の1人「ベンジャミン・フランクリン*」の金言を1つ紹介して終わりにします。
To love life is to love time. Time is the stuff life is made of.
(人生を愛するとは時間を愛することである。人生は時間からできているのだから・・・。)
あなたは、どんな受けとめ方をされましたか?
一見当たり前のようですが、噛めば噛むほど奥の深いフレーズだと思います。
ご飯を噛みながら、歩きながら、お風呂でくつろぎながら・・・etc
「どんな意味合いがあるのだろう?」って考えてみて下さい。
*「ベンジャミン・フランクリン(1706~1790)」
アメリカの政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。
嵐の中で凧をあげ、雷が電気であることを証明したことで有名な人物。
避雷針、ロッキングチェアー、遠近両用眼鏡、グラスハーモニカを発明。
アメリカ独立宣言の起草委員でもあり、トーマス・ジェファーソンと共に最初に署名した5人の政治家の一人です。
米100ドル紙幣に肖像が描かれています。
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