3強対決と言われながらも実質2強と+1の2強対決の朝日杯FS。
どちらのお馬さんがどんな勝ち方をするか?来春を占う意味で大注目の1戦。

結果は、芦毛のスピード馬が淡々とレースを運び危ない所は一切ないレース運びで見事なまでの完勝。1億円ホースの名に恥じないレースをし、とりあえずこれで自分のお金は自分で稼いだという事でしょうか。

藤沢・デザーモ・超良血・素質A級と見事なまでのエリートサラブレットとして必勝を課せられて中山競馬場に乗り込んできた藤沢軍団。今までの北村騎手を外し、デザーモ騎手を乗せて来たあたり、かなり本気であった事が伺えます。

ところが今回はそれが裏目に出てしまいました。

≪昨日のレース後に某○○さんに教えて貰って初めて気が付いた事だけど、これは言っちゃいけないのかもしれないけど、少しだけ触れておきます。≫

ジャリスコライトのレース後のコメントでは、
『スタート直後に他の馬と接触して馬がカーっとなってしまって終始イライラして走っていました。今日は掛かってしまってどうしようもなかった…。その分最後の伸びを欠いてしまった…。この馬はこんなレベルの馬じゃないんだよ。』


負けられないレースで北村騎手を外したのは正解だとは思いますが、今回は大丈夫!と誰もが思ったデザーモ騎手を選択したのが痛恨のミス!?この秋運がないといわれ続けているデザーモ騎手もここにかける思いは非常に強かったはずです。でも強すぎた想いがあんな悲劇を引き出すなんて…

まずはこれを見て下さい ↓↓

ジャリスコライトとデザーモ騎手の痛い1日

外には大井の内田騎手が乗るスーパーホーネット
最内にはJRAの記録男武豊騎手が乗るダイヤモンドヘッド
そんな両者に挟まれてる世界のデザーモ騎手のジャリスコライト

どうしてジャリスコライト君は最後の伸びを欠いたのでしょうか?
レース後のコメントにあるように道中掛かったから?直線に入る時外に振られたから?確かに多少は影響があったかもしれません。でも、デザーモ騎手の手に注目してください。

 『 … … … !!! 』

ムチを持っていません!!実は最後の直線は平手でバンバンと馬に気合を入れていたんです。私が聞いた話ではムチを…。そういえばそんなに大きな不利があったわけでもないレースでのあの審議の長さはいったい…


勝ったフサイチリシャールくんはとても強い!デビュー戦から1戦毎にドンドン強くなっている様子で、前に行って上がり34秒台で走られると後ろのお馬さんに差される事はほとんどありません。レースでは見た目最後追い詰められているように見えるけど、見た目や着差以上に差のある内容で完勝と言っても良いかもしれません。東スポ杯を見た時にとても強いと感じたレース振りは朝日杯でもそのまま強いと感じさせるレース内容で安心感さえありました。

フサイチリシャールくん、2歳チャンピオンおめでとうございます!
そしてまた、強いの一言をお送り致します。