おはなに女優の命をくれたフィリピンの子達に返しました
公演終わる度に書いている気がするけど
おはなは昔役者をやめようと思って、でも諦められなくて、フィリピンにボランティアに行きました
今までに全くない環境の中で、人のためだけの活動をすることで変われると、占い師に言われたからです(笑)
そこで、フィリピンの子達と自分の夢について発表するという青空教室に参加しました
「ハナは何になりたいの？」
と訊かれました
「ハナはもうcare giverになったんだよ」
「ハナ、それはハナのworkでしょ？
僕はハナのdreamが知りたいんだよ。」
痛いところを突かれたのは、それが本当のことだったからです
女優になりたいと言った私に、彼は言った
「ハナならなれるよ！」
そうだよね。と思った。
日本のそれなりの家庭に生まれただけで、母国語がいたって普通に話せて、気軽にアルバイトができ、当たり前に台本が読める私は、フィリピンの貧困層に生まれたから、
自分の国なのに母国語が話せるだけではマックでバイトも出来なくて、
英語を習いに学校に行く暇もなく働いて、
休みの日にやっとこうして近所のお兄さんお姉さんに英会話を教わっている彼らに比べたら、
そりゃあ、そうだよ。
やりたいことをやらないなんて、何て怠惰なんだと。思った。
日本に帰ってきて、こんなひどい扱いされるなんてもうやれないと何度も思うけど
それでも頑張れるのは、あの子達に魂をもらったから。
その魂で稼いだお金だけで恩返しをして行くって決めたから。
忘れてはいけないって思う。
すぐ忘れそうになるけど。
次回は月蝕歌劇団です
第98回公演
少年探偵団・パノラマ島綺譚シリーズ
怪人二十面相 黒蜥蜴復活篇-ガス人間第二号とフランケンシュタイン-
9/16(土) 19:30
9/17(日) 14:00 / 詩劇ライヴ 17:00 / 19:15
9/18(月) 14:00 / 詩劇ライヴ 17:00 / 19:15
＠ザムザ阿佐ヶ谷
月蝕公演と、１１月の緊縛夜話を両方ご覧いただいたかたには、
無料のぷち四コマ本をプレゼントいたします＼(^o^)／