新しい中古住宅の選び方!宇部市マイホーム(売り土地)(住宅展示場)
中古住宅を探そうと思ったとき
インターネット、新聞広告にて物件情報入手
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問い合わせ不動産会社へ問い合わせ
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物件の内覧、概要説明
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物件概要をもとに購入を検討する
この流れが最も多いのではないでしょうか。
ここでのポイントは、物件(おもに建物)についての専門的な判断が難しく、現時点での不動産取引では
建物の劣化などの専門的なご説明をするところまで進んでいないことです。
そのため、高額な不動産取引にも関わらず、そこを判断できずに取引されているのが現状です。
とても困った話しなのですが・・・。
例えば、新築時にきちんとした施工がされているか、また建物の老朽はどの程度進んでいて修繕するのに
どのぐらいの費用がかかるか。重大な瑕疵の有無? などです。
加えて中古住宅は建物は古くなり少しずつ維持管理にお金がかかってくる時期にもかかわらず、保証がない
というところも見落としがちなポイントです。(通常の新築であれば10~20年保証がついています)
そこで、アムズ不動産にて取り組みを検討しております「新しい中古住宅の選び方」をご紹介します。
中古住宅で気になる箇所
①保証がない
②築年数が経過し、いろんな箇所が老朽化し始めている
この2点を解決できれば、より安心して中古住宅を購入できるのではないでしょうか。
①を解決するために
中古住宅で不安な住宅購入後、住んでから分かる瑕疵(欠陥)。
一般的な個人間売買の既存住宅購入の場合、契約時の特約で売主側の瑕疵担保責任を免除している
ケースがあります。 (不動産事業者が販売する中古住宅の場合は、2年以上の瑕疵担保責任を付帯する
ことが義務付けられています。)
中古住宅も買主の方に安心して物件を買っていただくためには、中古であっても瑕疵担保を保証できる
ものが必要ではないかと思います。
「瑕疵(かし)保険付き中古住宅」は、中古住宅の引き渡し後に発生した雨漏りや構造的な不具合に対して
1000万円までの補修費用を5年間保証する、瑕疵(かし)保険です。
これにより、安心して既存住宅をご購入いただくことが可能となります。
引き渡し後に下記対象部分に発生した不具合(瑕疵)を保証します。
・構造耐力上主要な部分雨水の浸入を防止する部分
(住宅の品質確保の促進等に関する法律施行令第5条第1項および第2項に規定する部分)
<瑕疵保険付き中古住宅の場合>
・保険をかけるに当たって検査を実施しますので、建物に大きな瑕疵がある可能性を事前に把握できる
・建物について1000万円まで、5年間の保証が受けられる
・保証がついているから、建物に万一のことがあっても大きな出費がない
・保証期間内に起きた保証対象の不具合について、確実に補修工事ができる
・直接保険法人に保証金の請求が行える
<瑕疵保険付きでない中古住宅の場合>
・引き渡し後に発見された建物に問題が発生した場合は、全額自己負担になる可能性がある
・売主が瑕疵(かし)の修復に応じてくれない場合が多い
・瑕疵(かし)の修復に予想以上の出費が出ることがある
一般的な中古住宅の売買では、引き渡し後、建物に不具合があっても、瑕疵担保責任免責、または
責任期間2~3ヶ月となっています。
上記の保険を付けることにより、中古住宅にも5年間の保証がつけることが可能です。
(保険付保には条件がございますので詳細はご確認ください)
②を解決するために
瑕疵保険制度を利用し何とか保証はつけることができることは分かりました。
では築年数が経過し、いろんな箇所が古くなってきている点を解決していきましょう。
現在、国の制度で以下のようなものがありますのでご紹介します。
既存住宅流通・リフォーム推進事業(既存住宅流通タイプ)について
1.補助要件
(1) 住宅の性能を維持・向上させるためのリフォーム工事を行うこと。
(2) 既存住宅売買瑕疵保険に加入すること。(売買契約に基づく引き渡しの後にリフォームを行う
場合には、リフォーム瑕疵保険にも加入すること。)
(3) 住宅履歴情報を登録又は蓄積すること。
(4) 2001年(平成13年)3月31日以前に竣工し、かつ、新耐震基準に適合する住宅であること。
(5) 2011年(平成23年)10月31日※までにリフォーム工事の請負契約及び住宅の売買契約の
両方を行うこと。(※国の予算の制約上、期限が前倒しとなる可能性があります。)
(6) 国からの他の補助金・交付金等を受けていないこと。
2.補助対象費用
(1) リフォーム工事に要する費用:1/3(ただし、構造部分又は雨水防水部分のリフォーム工事を
含まない場合は1/4)
(2) 保険加入に要する費用のうち事務手数料及び現場検査料:全額
(3) 住宅履歴情報の登録又は蓄積に要する費用:全額
(4) 個人が売主となる場合で、住宅の検査と保証を行う検査機関等の検査料:全額
(ただし、検査機関等が保険法人に支払う保険料及び現場検査料を除く。)
3.補助限度額
1戸当たり100万円(当社における補助金限度額は2,000万円)
上記助成を利用すると、最大100万円の補助を受けることができます。
こういった制度を活用し、中古住宅購入時に外装、内装、設備をリノベーションしていくことができます。
※補助制度には実施期間がございますので、ご確認が必要です。
リノベーション・・・リフォームは原状機能を回復することが主目的なのに対し、リフォームの枠を越え
必要であれば間取りの変更も行い住みやすい家の実現へ向けた改装工事です。
【まとめ】
中古住宅の気になる点 ① と ② を解決することで、ご予算との兼ね合いもございますが
内装、設備は新品になり、保証(瑕疵に対しての)もつけることができるようになります。
これまでは、新築住宅の予算よりも中古住宅が安価に取得できるということで
中古住宅を取得するリスクについてはあまりクローズアップされていませんでした。
アムズ不動産では、安心して購入できる中古住宅を推進していきたいと考えております。
お客様ごとのご予算により、探す物件、リノベーションの内容も異なりますが
総合的にお打合せができるようなシステムにしたいと考えています。
「新しい中古住宅選び」、建物全体のリノベーション、瑕疵保険についてご興味のある方は
お気軽にご相談ください。
アムズ不動産まで 0836-37-0066