日本のファッション雑誌やお店の名前にイタリア語の名前のついたものって
多いですよね。



イタリア料理のお店の名前ならまだともかく、洋服やさんだって車の名前だって
雑誌の名前だってカタカナだらけ。



「オッジ」とか「アローラ」とか「ドマーニ」「ドンナ」なんて全部イタリア語。
イタリア語って言えばカッコイイのかもしれないけど「今日」「えっと」「明日」
「女性」って意味なんですけどそれぞれ?←なんか悪い?アンタに迷惑かけた?









まあそれはいい。許す。


(↑すみません、皆さんのさわやかな週始め上から目線でイラつかせて。)








先日日本帰国時に、ふらっと立ち寄ったケーキ屋さん。



あらまあ、店名がイタリア風な名前だったけど、お店の中も
イタリアのお菓子でいっぱいじゃないの!
ズコットもカントチーニも本物とはちょっと違う見た目だけど、まあ頑張ってるわよね。


(↑こういう人いますね。数ヶ月海外いただけで私全部その国知ってるのみたいな
ぺらぺらに薄い人。やっつけちゃってください。チェーンレター送付もよし。←古い。





ショーケースの中を覗いていたらちょうど厨房から




「しゃきしゃき青リンゴのさくほろタルトが焼きあがりました~。
どうぞお試し下さーい。」




って、おいしそうな香りとともに焼きたてタルトが登場。






うーん、リンゴとシナモンのいい香り!
アーモンドパウダーも使ってるらしく、香ばしいナッツの香りもするわ!
早速買って帰って、おいしい紅茶と試してみようじゃないの!


それにしても店員さん「さくほろタルト」なんて言うの恥ずかしくないのかしら?
どんな顔して言ってんのかしら?

「産みたてたまごのふわふわオムレツ」って言わされるのに匹敵する恥ずかしさね!

池袋のミルキーウェイで「ふたご座のパフェ下さい」って言うのも恥ずかしいわよね!












まあそれもいい。許す。


(↑すみません一日に二度も。もう言わないから。)







とにかくその「さくほろタルト(プッ)のタルト」を購入しようと
店員さんに声をかけてみた。









パニーノ300円    :



「すみませーん、その左から二番目の今焼きあがったトルタ、
4つ下さい。」


(↑さくほろタルトと言う勇気はなくタルトの位置により指示)








店員さん(笑いをこらえながら)   :



「トルタ?











(ぷぷっ)・・・あ、さくほろタルト、4つですね(ぷぷぷっ)。」














・・・。











(↑この言葉、ボンタンの学生服着てポケットに手突っ込んで、
思いっきりメンチ切りながら言ってください。←いや皆さん意味まったく全然わかんないから。
ビーバップハイスクールっぽく言ってみてください。←いやこれも古すぎて皆さん知らないから。








【 トルタ 】 torta ~イタリア語。日本語の「タルト」のこと。
甘いものも塩味のものもパイ型で焼かれたケーキをトルタと呼ぶ。

イタリア人に「トルタってタルトと名前似てるね!」と言ってみましょう。
必ず「トルタがタルトに似てるんじゃないの!タルトがトルタに似てるの!
イタリア語が先なの!」と怒るはずです。嫌いなイタリア人に言うと効果的。


                              
                           (「パニーノのよくわかるイタリアの歩き方」より抜粋)









あのねえ、こっちはお店の名前もケーキもどっぷりイタリアらしいから、
トルタってつい言っただけなの!




あなた私の事、「タルトをトルタって言い間違っちゃった人」って思ったわね?


モンブランをモランボン って言い間違っちゃった人」と同じにしたわね?


「ガードレールをガードルって言い間違っちゃった人」と同じにしたわね?


「駅のロータリーを駅のロリータ」って言い間違っちゃった人と同じにしたわね?←例もういい?


くっ、悔しいわ・・・。














ねえ、あまりに悔しいからこの店員さんのシフト終わるまで店の裏で待ってて、




「タルトはトルタってイタリアでは言う」


「嘘だと思ったら辞書引いてみろ」


「そもそも私はイタリア人と結婚している」


「オットと知り合ったきっかけは」



って、語りだしてもいい?









↓ミルキーウェイは、星座のパフェが有名だよね!

パニーノとおにぎりをニースで食べよう


池袋に来たら、試してみてね!サンシャイン60でクリオネも待ってるよ!






↓ふんわかパンケーキに森のクマさんのはにーしろっぷ添え。

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