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太平洋の奇跡
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見なきゃいけない
物語です。
今まで・・・
日本の戦争映画では
「大和魂は・・死を持って・・」
それが美徳とされてきました。
だから、
生きて帰った兵隊さんを
英雄扱いする物語は
あまりありません。
潔くお国の為に・・
今までの主人公は
悲劇のヒーローでした。
現実に「お国の為に」
そう言って亡くなった
兵隊さんは、
私たちの想像を
絶する数だと思います。
私たちは
その方々の命の上に生きています。
彼らの命が創った歴史の後に
私たちの命があると
私は思ってます。
戦争を肯定している訳ではありません。
しかし、現実に多くの命が
消えたということは
忘れてはいけない事実なのです。
しかし、
生きて帰ってくれた兵隊さんも
同じ英雄です。
日本人の誇りです。
しかも、自分が生きることで
多くの命を救った人もいたのです。
そんな話です。
しかも
この話が凄いのは
その主人公が
現存した人物で、
敵からも尊敬された人物。
で、
原作は敵だった元アメリカ兵の方が
書いているのです。
「なぜ、あんな凄い英雄を
日本人は知らないのだ？？」
と、
びっくりして・・・書いたのです。
私も勿論この主人公の事は
知りませんでした。
お恥ずかしい・・です。
同じ日本人として
申し訳ないです。。。。
サイパンに行ったことあるのに・・・
＊初めてサイパン行った時
サイパン戦の事を
バンザイクリフに向かうバスの中
現地バスガイドさんから聞き、
泣きながら現地に降りました。
しかーーーし、
バスに乗ってた数十人の
私と同じ位（20代）の人々は
笑いながら、ピースで
写真を撮ってました。
泣いてたり
神妙にしているのは
私だけ・・・・
なんか・・・彼らのはしゃぐ笑顔をみて
独り、無性に腹が立って・・・
行き場のない怒りと、
ここから身を投げた多くの方に対して
・・・申し訳なさがこみ上げて、
隠れてひそかに泣いてたら
バスガイドさんに
「君変わってるね？！」
って、言われた思い出があります。
映画自身は
なんだか大がかりな
2時間TVドラマ風ではありましたが、
私は泣きました。
たくさんの方に見てほしいお話だと
本当に思いました。
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余談ですが
皆さん靖国神社の裏の
戦争博物館には
行ったことありますか？
そこでは兵隊さんが書いた
数々のお手紙が見れます。
ぐちゃぐちゃに泣けて
文字が読めなくなりますよ。
事実だから・・
本物だから・・
現代社会がこんなに平和で
豊かに生きていられる時代に
生きていられる事に
感謝しなければ・・・と
彼らの犠牲の元にある時間だと
思うはずです。
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ずっと先ですが、
私もいつか彼らの想いを
映画にしたいと思ってます。
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