第20話「赤い血だまり」
Red All Over/ [ シリーズ通算 #43 ]

ハリントン・メディアというテレビ局や新聞社など複合メディア社の新CEO就任パーティーで、前CEOハリントン氏の息子ザンダーが殺される。ザンダーのオフィスから新聞社のリストラ案のファイルがなくなっており、パトリックはそのファイルを盗んだ女性記者ヘザーを発見する。

ゲスト:マルコム・マクダウェル『時計じかけのオレンジ』、ボブ・ガントン「24」
脚本:キャロリン・ イングバー
監督:ロクサン・ドースン(「スタートレック/ヴォイジャー」トレス役)

S2-20話リンク⇒http://www.superdramatv.com/line/mentalist/episode/detail2-20.html

 

パーティーの招待客にはオブザーバーの記者達も招かれていた。
ジェーンから、リストラの話を聞き、みな動揺する中、一人だけ驚かずにいる女性をジェーンは見逃さなかった。
ヘザー・エバンズという女性記者だった。

 

被害者ザンダーは部屋で首を一突きされ、倒れて頭を打ち20分ほど出血して朦朧としていた状態で部屋に横たわり、意識を取り戻して助けを求めてパーティー会場まで歩いて行ったようだ。

部屋のデスクからはデイリー・オブザーバーという新聞社の経費削減リストラ計画の社外秘のファイルが消えていた。

ヘザーの靴が、被害者の血を踏んでいたことから、ヘザーは取り調べを受けることに。
ヘザーは、部屋は暗く明かりも消えてカーテンも閉まっていたので、ザンダーがそこに倒れていたとは気が付かなかった。デスクからファイルを盗んですぐ逃げただけだという。
リストラのリストの事は、ザンダーの弟、エドワード・ハリントンから聞いたと告白。
自分がリストラの対象にになっているか知りたかったという理由で盗んだということだった。

 

チョウが取り調べをしている様子を、隣の部屋からリズボンとハイタワーが見ている。
リズボンはハイタワーに、何か特に気になることでもありますか?と聞くが、ハイタワーは無いけれど、事件を把握したいから見ておこうと思って。と答える。

ハリントン社は世界有数の複合企業。そこのTOPを失望させたら、どれだけメディアに叩かれるかわからない。という考え。

ヴァンペルトがヘザーのアリバイを報告に来る。ヘザーには犯行時刻にアリバイがあった。

リズボンから、まず弟から調べてと指示されたヴァンペルト。ハイタワーはリグスビーと行くようヴァンペルトに指図する。
リズボンはハイタワーに、自分のチームなのでと、一言反論するが、ハイタワーは、リグスビーとヴァンペルトの関係がきちんと切れているか確認したかったようだ。

リズボンとジェーンはハリントン邸に捜査に行く。
邸内の防犯カメラは、家族の意向により停止されていた。
ザンダーの父、前CEOのハリントン氏の妻タラが、いつも見張られているようで嫌だということで停止を願い、ハリントン氏が停止させたという。
タラが抱いていた赤ちゃんを、ハリントン氏に預けようとしたが、ハリントン氏は拒み、ジェーンが変わりに赤ちゃんを見ることに。

タラはザンダーの義理の母になり、このお屋敷ではザンダーとセイディだけが自分の友達だという。

ハリントン氏の話によると、ザンダーは役員会を招集しCEOになるための票を獲得した。自分はザンダーに追い出されたのだという。
ザンダーはそれだけ肝が据わり人望もあつい。もう一人の息子エドとともに自慢の息子だと話す。

ジェーンがエドよりはザンダーは肝が据わり、ガッツがあるところを高く買ったのでしょう?と聞くと、肝と心臓、そのほかに何がある?と問い返され、ジェーンは脾臓に、腎臓、生殖器 大事な部分ばっかりだ。と返し、ハリントン氏を怒らせてしまう。

リズボンは見かねてジェーンを部屋から連れ出し、「大物をつつくのはやめてよ!」と話す。

リズボンの話の途中で、窓の外にピンクのユニコーンが居ると騒ぎ出すジェーン。

その声を聞いて、テーブルの下から可愛い少女が出てきた。少女はテーブルの下で一人、秘密のお茶会で遊んでいたらしい。

少女の名前はアシュリー・ハリントン。ザンダーの娘だとわかった。

リズボンがママはどこにいるのかと聞いて、ザンダーの妻のセイディに話を聞くため、一緒に庭に出る。

 

ヴァンペルトは弟のエドワードに会い、ヘザーにリストのことを教えたか確認する。
エドワードは、リストの話はしたが、盗めとは言っていない。就任式は見たくなかったので先に帰った。
兄のザンダーとは仲はあまり良くなかったようだ。
父親のハリントン氏のいう事なら何でも聞いた。でも自分は何も要求されもしなかった。と話す。


一方、ザンダーの妻セイディに話を聞くリズボンとジェーン。

セイディは娘のアシュリーに、父親のザンダーが亡くなったことを、どう話していいか考えあぐねていた。
ザンダーには敵もいたが、通常の範囲以内だったという。
しかし、ビジュアライズ教団は、オブザーバー新聞がかなり批判的な内容で記事を連載しようとしていたという。

ビジュアライズ教団は、カルト教団で洗脳や脱税もしている。
教祖のブレッド・スタイルズはから連載をやめないと、予期せぬトラブルが起きる。と脅迫状が来ていたと言う。


ビジュアライズ教団に向かったジェーンとチョウ

チョウは教団のシンボルマークの巨大な目玉を不気味がる。
そういえば、チョウって、魔術とか、そういうカルト的な事苦手だったよねwww

教団の案内にブラザー・スティーブと名乗る男が現れる。
教祖スタイルズは留守にしていて行先はわからないと話す。

施設内に入り、ジェーンは内なるビジョンの鑑定をしているという場所で、チョウに聞き込み捜査を任せ、鑑定してもらいに行く。

鑑定なんぞ、はなから信じていないジェーン。
鑑定人のデイビッドを相手に信じているふりをするジェーン・・・ほんと、人が悪い!

チョウに促され教団を出ようとするジェーンに、スティーブが、「教団を迫害する前に、ザンダーの妻を調べてはどうだ。夫婦仲がわるかったそうだ。離婚をする際は、財産は婚前契約。死別だと全額妻に入るそうだ」と話す。

ジェーンはそれを教えた人物を問いただすが、ノーコメント。
それにしても、売店とかない?目玉のマグカップとか?なんて、聞いちゃうジェーン。あったら買うんかい!!!
目玉のマグカップでお茶飲んでるジェーン・・・ちょっと見たいかも( ´艸`)

ジェーンとチョウが帰った後、留守のはずの教祖スタイルズが現れる。

チョウの調べによると、脅迫状と言っていたものは、正当な抗議文であり、ビジュアライズは科学と平和の教団だそうだ。

リズボンはアトランタのTVリポーターが、教団を批判した翌日信者の車に撥ねられたと、チョウに言う。怖い!
夫婦仲の問題を告げられたリズボンは、セイディにそのことを問う。
浮気をしていたか?という質問に、それはお互い絶対にないと言い、怒って席を立ってしまう。

そこへハリントン氏が現れ、リズボンは彼にも聞いてみるが、それはないだろうと言われる。

話をしていると、ハリントン氏の携帯に、「大広間に爆弾。残り3分」というメールが入る。

全員外へ出るように指示したリズボン

ジェーンに「お願い、力を貸して!」と電話をする。

本部で休んでいたジェーン
リズボンからのSOSに、始めは「リズボンが僕に頼んだ^^」なんて、ふざけて返事をしたジェーンだが、

「爆弾を探して!」というリズボンの声に唖然とする

爆弾を探そうとするリズボンに、ジェーンは逃げるように言う。

しかしリズボンは探している。なんで逃げないのよ~!!速く逃げて~!!
ジェーンは、大広間と呼ぶのは内部の人間だと推測。爆弾がしかけられていそうな場所を特定。

リズボンがその場所を探すと爆弾が見つかる。

残り1分。ジェーンはリズボンに再度逃げるように促す。
逃げようとしたリズボンの前に、アシュリーが母親を探しにやってくる。

アシュリーに逃げるように言うと、彼女は椅子の下に隠れて出てこようとしない。
爆発の時間が迫っていた。

いくら説得しても、ソファーの下で暴れまくって出てこないアシュリー。

その様子を、電話の向こうで聞いているジェーン

リズボンはソファーから離れ、爆弾を止めに・・・・
残り3秒のところで、ええーーい!どうにでもなれ!!って、爆弾の線を一気に引き抜き、

 

暫くの沈黙・・・・

 

やっとソファーの下から出てきたアシュリーに、「あなた ほんとに悪い子ね!」っていうリズボンの声を聞いたジェーン。


ほっとして出た言葉が「君も悪い子だ・・・」でした。

しかし・・・ここで爆発していたらどうするつもりだったのか!
ジェーンは生きた心地がしなかっただろうね・・・
リズボンの無茶苦茶な行動 ジェーンのこと言えないよね~

でも、そこにリズボンが居なかったら、アシュリーは爆発に巻き込まれていたかもって思うと、リズボン偉かった。
あくまで、結果論だけど(^_^.)

 

ハリントン氏とセイディから、孫(娘)を救ってくれてありがとうと感謝され、ハリントン氏から上司にも私から良く言っておこうとお褒めの言葉を言われたリズボン。そんなリズボンを見て、ジェーンは誇らしげで嬉しそうです^^

息子のエドワードが現れ、ハリントン氏は役員会が新CEOを発表しろと言うので・・・と話し始める。ジェーンがきっとセイディだよと、言うと、困惑しながらそれを言いにくそうに認める。
エドワードは気まずそうなセイディに、君なら適任だとお祝いを言い。その場を離れる。

ここで、本来ならば残った息子のエドワードが跡継ぎなんだろうけど・・・
やっぱり器じゃなかったのかな。

 

本部ではヴァンペルトが爆破予告メールがセイディの助手のエリザベスの携帯からだということを付きとめ、令状を取り家宅捜査に向かうチョウとリグスビー。

リグスビーに褒められ、嬉しそうな顔のヴァンペルト

エリザベスの家宅捜査中のチョウとリグスビーの会話
リグスビーは、ヴァンペルトの態度おかしいか?とチョウに尋ねる。
チョウは「俺に彼女の話はするな」と言われ
まだ俺の事好きなのかな?俺を見てニコって笑うんだ。変だろ?というと・・・チョウは
「お前がな」で、この話しはこれにて終了~www

本棚でビジュアライズの本を見つけ、エリザベスはビジュアライズの信者だということがわかり、ジェーンとリズボンは再びビジュアライズの捜査へ


こんどは教祖スタイルズと会うことができ、話を聞くことに

この人が爆弾処理したの!ヒロインだよ!って、リズボンのこと自慢げに言うジェーン

ジェーンって、リズボンのこと頼りにしてるし、きっと尊敬もしてるんだね

エリザベスがハリントン邸に爆弾を仕掛けたことを話すが、スタイルズは知らないという。

相手が沢山の信者を従えている教祖様であっても、容赦なく言葉を発するジェーンに、スタイルズは、「いや、これで良くわかった!何故、レッド・ジョンが相手に君を選んだのか。相手にとって不足なし!」

ジェーン 一言「急所を一刺しだ」

リズボンに、あなたが怒らせたからでしょう。と言われるジェーン

 

スタイルズに、「あんな形で妻子を失えば、ま、当然自暴自棄になり暴走する。膨れ上がる怒りと自責の念を吐き出せる場所もない。一緒に働くのも大変だろうね。」と、言われ・・・

リズボンはこう答えます
「ええ、でも保険が手厚いので・・」
・・・って、どうよ!この躱し方の上手さ!

我々が力になろうというスタイルズ
ジェーンはスタイルズの言葉に怒りを覚え、僕を怒らせない方があんたの身のためだ。と言う。

いつまで話してもらちが明かず、エリザベスの居場所も答えないので、帰ろうとするジェーンたちに、エリザベスはエドワード・ハリントンのペントハウスに居ると。告げる。

ジェーン 怒っていましたね。スタイルズに痛いところを突かれたって感じでしょうか・・・
ジェーンは気持を言葉でなく目で語る。
目がものを言うのです。

私はこのスタイルズ教祖様、なんだか憎めないんですよ。
今後のEPで、度々このスタイルズおじいちゃま出てきます。要重要人物の一人となります。

 

リグスビーにエドワーどのペントハウスに向かうよう指示したリズボン
リグスビーとヴァンペルトがハウスに入ると・・・
エドワードとエリザベスが・・・○×△□*・・・の場面に出くわし、関係を知る。

 

エリザベスはそうとうビジュアライズに毒されているようす。
彼女の言葉の中から、何かヒントを見つけたジェーン
(私にはわかりません(T_T))

逮捕されていたエドワードを釈放するよう言いにきやハリントン氏とセディナ。
ジェーンはエドワードを釈放するように言う。

で、この台詞が犯人のヒント・


何やら、証拠品の携帯電話触っているジェーン

ハリントン氏と妻のタラに激しく責められ謝るエドワード。
そこにハリントン氏の携帯に「今度こそ覚悟しろ」というメールが入る。

これって・・・絶対・・・ジェ・・・だよね
前回と同じエリザベスの携帯番号からだったので、不審に思ったハリントン氏に、ハイタワーは、同一グループの携帯から同じ電話番号で電話が出来ると説明。

リズボンはビジュアライズの批判記事の掲載を延期したらどうかと言うが、そうそれば、今後同じようなことで家族が標的にされるから、ダメだと断られる。

家を移るまでの警護をリズボンチームに依頼され、エドワードの釈放も頼まれるハイタワー

やっぱ、大物の頼みは断れないハイタワーでありました。

リズボンチームはハリントン家の警護をすることに。
みなさん、夜勤ですね。お疲れ様です!

ジェーンとリグスビーはお子ちゃまアシュリーと、ハリントン氏のお相手。
リズボンは警戒

ザンダーが殺された部屋から物音が聞こえたと、その部屋に行き、そこで、アシュリーのおもちゃを見つける。
アシュリーは事件を目撃したのか・・・?

セキュリティーが切られた音がし、みんなは配置につく・・・が、それは、犯人をおびき寄せる、ジェーンが仕掛けた罠だった。
警護に来る前に作戦会議を開いていたのね!

犯人は逮捕されるが・・・犯人は間違った殺人を犯していたのだった。

 

司法委員会の議長から、スタイルズの友人エールマン議員(司法委員会の議長)が、自分の扱いが不当だと心配してると言いに、スタイルズ本人が本部に来てハイタワーと話す。

ハイタワーに呼ばれたジェーン。スタイルは、ジェーンがスタイルズを不当に侮辱し、CBIの名誉をも汚したと言うのだけれど、何かいう事はある?とハイタワーに聞かれる。
いえ、特には・・(ありません)と答えるジェーン

ハイタワーは、それでは、これで解決!と言うと、スタイルズはこれだけかと反論。
すかさず、ハイタワーの攻撃
「ところで、議員はまだあのストリッパーと会っているんでしょうかね~?美人の・・」

 

一本取られたスタイルズ

好敵手2人に会った、君たち2人だよ。と、退散していくのでありました。

やったぜ!ハイタワー!!!始めはとんでもないボスが来たと思ったけど、いい奴じゃない(*^_^*)

ジェーンはハイタワーに、「今回はねじ伏せたけど、もし本当に強い相手だったらあなたはきりきり舞いね!」と言われ
「僕に踊れってこと?」と切り返す。
ハイタワー「そういう事」と言い
ジェーンは「OK! 踊りは得意だ」・・・・・と、部屋を出ながら踊り出す。

ハイタワーも呆れ顔wwww
ジェーンにかかっちゃ、大物も上司もあったもんじゃない!!(@_@;)

今日のおサイモン