情報リテラシー論 第13回 20160112 | 長岡造形大学 ショネの情報リテラシー論レポートブログ
今回は「溢れる写真と画像認識技術」について学びました。

覚えておきたいなと思ったことは、画像にはパッと見ただけではわからない情報が含まれていることです。
Exif情報といい、解像度や撮影機器名、撮影日時など、その画像に関することがほとんど記録されています。(TwitterとFacebookは自動でExif情報は削除されます)便利な機能ですが、意識していないと思わぬところから個人情報が漏れ、トラブルに巻き込まれる恐れもあります。

画像認識技術が自分が思ったよりも進歩していることにも驚きました。QRコードやバーコードをはじめ、今は商品の実物からも認識することができるのですね…。Googleも、画像の説明文を自動生成する技術を開発しています。

スマホの登場と画像加工も関係しているようです。アプリで簡単に背景をぼかしたり、彩度や明度を調節したりした画像をSNSに投稿するのは今では当たり前となっています。虚偽の情報も発信できるので、受け手はそれが本当なのか、拡散する価値があるか見極める必要があるなと思いました。情報のキュレーションは文字情報だけでなく画像にも求められていますね。

ネット上で見つかる画像の85%は不正コピー、うち80%は画像検索で広まっているそうです。画像検索を使う中であまり出処を気にしたことはありませんでしたが、こんなにも不正な画像が多いとは思っていませんでした。気軽にコピー、加工できることは便利ですが、こういった弊害も起こっているのですね。発信するときにも、著作権や肖像権などのマナーに気をつける必要性を感じました。


次回はデマ詐欺とパスワード対策についてです。