今回は「テレビの衰弱と動画メディア」について学びました。
授業で印象的だったのは、動画を使って商品を紹介する酒屋さんの話です。
ただお酒を飲んで喋るだけなのになんとなく見てしまうというのは共感できました。知り合いと向かい合っている気分になるからでしょうか?
酒屋さんの当時小学生の息子さんのエピソードも面白かったです。
生放送で商品紹介をしている途中、旦那さんから電話が掛かってきたお母さんは画面からいなくなってしまいますが、そこでカメラマンをしていた息子さんが画面に入り場をつないだという話でした。小学生で既に「このカメラの向こうに人がいる」ということを理解しているんですね……。私は動画サイトに顔を晒すことにも抵抗があるので、やはり下の世代ほどネットと現実の境目が薄くなっているのかなと思いました。早くもジェネレーションギャップを感じました笑
授業の後半では、情報を発信する上でのモラルを考えさせられました。
Twitter上で度の過ぎた行為をした写真をアップする通称「バカッター」が問題となりましたが、そのYouTube版とも言える「ユーチューバカ」という存在がいるそうです。
その話を聞いて、1年ほど前に逃走中の映像を随時YouTubeにアップした少年がニュースで取り上げられていたのを思い出しました。(結局すぐに逮捕されましたが)
これも自己顕示欲がよくない方向に働いてしまった結果なのかなと思います。ネットユーザーの低年齢化も原因と考えられているそうです。
誰でも手軽に動画をアップできる分、動画の質が下がってきているという話は、私もYouTubeを利用しているとたまに感じます。「これなんでアップしたんだろう…」と思うようなものを見かけることがあります。
私は今のところ映像に関わる予定はありませんが、媒体に関わらず創作物を世に出すことの責任は忘れてはいけないなと思いました。