情報リテラシー論 第3回 20151013 | 長岡造形大学 ショネの情報リテラシー論レポートブログ
今回は「ソーシャルメディアの台頭」について学びました。


TwitterやFacebookなどがソーシャルメディアと呼ばれるようになった理由のひとつに、アメリカのオバマ大統領がTwitterを使って選挙活動を行ったことがあるそうです。

2010年元旦には鳩山由紀夫元首相もTwitterを始めています。

さらに、ソフトバンクの孫正義社長がTwitter上でUstreamの日本語化を発表。このことによって「社内→マスコミ→一般」だった情報の流れが「社内→一般」という形に変化します。また、企業の正式発表を、記者会見だけでなくTwitterでもできるという認識を世間に広めた出来事でもあったそうです。


授業で印象に残ったのは、ソーシャルメディアと消費者の関係です。

マスメディア時代は何を売るかが重要でしたが、ソーシャルメディア時代になると誰から買うかが大切になってきた、という話でした。

人々は安心して物を買おうとします。

名前を知らない人より知っている人から、
名前を知っている人より顔が分かる人から、
顔が分かる人より会ったことがある人から、
会ったことがある人より使ったことがある人から、
使ったことがある人より使ったことがある物を買うそうです。

動画サイトの商品紹介や、通販サイトのレビューがネットに多くあるのも、そうした消費者の心理が関わっているのかなと思います。

検索エンジンやSNSの登場によって消費者は自分の基準でモノやサービスを買えるようになりました。企業は信用を売る時代だそうです。


また、人間関係も「グローカル」の時代へ突入しています。



第一回の授業で、GoogleとFacebookを経て古き良き時代に戻ったという話がありましたが、それにも通じるなと思いました。

ネットは遠くの人と浅く繋がるイメージがあったのですが、使い方によっては現実の活動に活かすことが出来ると分かりました。

私はSNSはTwitterで十分かなという感覚だったのですが、使い分けるとより良い出会いができるのかもしれませんね。