「オリオン座からの招待状」公開に合わせてか先日「椿山課長の七日間」が放映されていた。
去年劇場公開された作品で、伊東美咲が西田敏行の生まれ変わった役でコミカルな演技を見せていたのとともに、志田未来ちゃんの切ない表情が須賀健太くんを上回って圧倒していた。クライマックスで自分の正体を告げることができず、代わりに須賀くんに実の両親への気持ちを伝えさせていたが、母親（市毛良枝）はそれに気が付いて、未来ちゃんの方に駆け寄って抱きしめる。また、涙してしまった場面だった。
でもその横でやくざの親分の敵を取るため、飛び込んできた子分卓人役、スキンヘッドで目立たなかったが、この人が実はいま朝ドラ「ちりとてちん」でヒロインが恋する落語家徒然亭草々をやっている。青木崇高（むねたか）である。
私は貫地谷しほりを見たくて見始めたが、青木くん、他の徒然亭一門の落語家もみなさん個性が強い人をキャスティングしているのだが、注目である。
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