日経平均株価 続伸で160円高
9日の日経平均株価は続伸。円が対主要通貨で下落したため、輸出関連株を中心に上げ幅を拡大。取引時間中には1万円の大台に乗せる場面もあった。大台回復の達成感もあって引けにかけて失速したが、下値は限られた。日経平均先物・オプション3月物SQ(特別清算指数)の市場推定値は9946円46銭
証券ジャパン・調査情報部長の大谷正之氏は『ショートカバーにより、このままの勢いで1万200円程度まで上昇することは十分に考えられるが、昨年7月の高値に接近すれば流石に上値は重くなるだろう』と指摘している。また、上昇ピッチの速さから、スピード調整で利益確定売りが上値を抑える可能性も高い。『来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)への期待等から週初は強含みで推移するかもしれないが、達成感等から一端調整するとみられる。今度は企業業績の上方修正期待を材料に、再び上を試す展開が想定される』との見方を示している
業種別では33業種中32業種が上昇した。東証1部騰落銘柄数は値上がり1244銘柄、値下がり328銘柄、変わらず102銘柄だった
3月9日(金)の主な数値
日経平均株価 9929円74銭(前日比+160円78銭)
東証株価指数(TOPIX) 848、71(前日比+12、55)
東証1部の出来高 34億7976万株
売買代金 2兆4018億円
(記事引用元 モーニングスターhttp://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120309-00532633-mosf-market
)
(関連URL ヤフーファイナンスhttp://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=998407.o )