日経平均株価 反落で11円安
週明け6日の東京株式市場は、反落。一方、TOPIXは4日続伸し、終値としては6月23日以来、約5カ月半ぶりに880ポイント台を回復した。追加の手掛かり材料に乏しい中、日経平均は小安い水準でこう着した。ドル・円が83円台に迫る等落ち着きを取り戻したため、日経平均も下げ幅を縮めたが、薄商いで前場のレンジ内で小動きとなり、日中値幅は36円と今年最小を記録した
明和証券・シニアマーケットアナリストの矢野正義氏は『過熱感が上値を抑えたが、出遅れ銘柄への押し目買いが下値を支えた。米11月雇用統計が悪い内容だったにもかかわらず、ドル・円の下値が限定的だったことも支えになったのだろう』と指摘している。『雇用統計が悪かったが、消費を含めて景気回復が期待されており、追加の金融緩和策を求める声もあまりない。週末はSQ(特別清算指数)算出を控えているため、先物の動きに乱れる可能性もあるが、基本的にはしっかりした展開が見込まれる』と見ている
業種別では33業種中8業種が下落した。東証1部騰落銘柄数は値上がり1222銘柄、値下がり306銘柄、変わらず135銘柄だった
12月6日(月)の主な数値
日経平均株価 10167円23銭(前日比-11円09銭)
東証株価指数(TOPIX) 881、41(前日比+2、19)
東証1部の出来高 14億8079万株
売買代金 1兆354億円
(記事資料元 モーニングスターhttp://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20101206-00132633-mosf-market )
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