日経平均株価 反落で１１円安

６日の東京株式市場は、アメリカで現地時間５日に発表された週間の新規失業保険申請件数が予想に反して増加したことから、６日午前の外国為替市場は１ドル＝８５円台まで円高が進んだ。これを受け、精密機械や半導体をはじめとした輸出関連株が売られた。一方、好決算を発表した銘柄が買われ、株価を下支えした。アメリカの７月の雇用統計発表をこの週末に控えていることから、買い注文を控える投資家も多かった

また、干ばつ被害が深刻なロシア政府が５日に小麦の輸出を年末まで禁止すると発表したことを受け、原材料の価格が上昇への警戒感から、パンや麺等の関連企業の株が値を下げたが、結局は様子見ムードも強く、小幅安で取引を終えた

業種別では３３業種中６業種が下落した。東証１部騰落銘柄数は値上がり９３５銘柄、値下がり５５７銘柄、変わらず１７１銘柄だった

８月６日（金）の主な数値

日経平均株価　９６４２円１２銭（前日比－１１円８０銭）

東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）　８６１、１７（前日比＋４、０８）

東証１部の出来高　１５億７５７１万株

売買代金　１兆１７７億円

（記事資料元　日本テレビhttp://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20100806/20100806-00000047-nnn-bus_all.html ）

（関連ＵＲＬ　ヤフーファイナンスhttp://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=998407.o ）