自己都合と会社都合のメリットとデメリット 失業保険
会社を退職したら失業保険が給付されますが、退職の理由は自己都合でしょうか?会社都合でしょうか?
こちらのブログにたどりついた方には説明するまでも無いことだと思いますが、自己都合は自分の都合で会社を辞めること、会社都合というのは倒産したり明らかに会社側に何らかの責任がある場合です。
自己都合として書類を受け取った場合の失業保険の給付制限は3ヶ月です。
しかし、実際に給付されるのは手続きの関係上、退職してから4ヶ月ほどかかります。
反対に、会社都合だと約1ヶ月で失業手当を受け取ることができるというメリットがあります。
会社都合にすると会社側の印象が悪くなるなどの会社側のデメリットがあるので、なかなか会社都合にしてもらえないという理由があります。
会社都合にしてもらうには失業保険法23条ので「退職について正当な理由がある」という点に注目して、タイムカードのコピーなどの書類の証拠を集めることが有効とされています。
しかし、自己都合でも給付制限を解除する方法があります。
それは、公共職業訓練所に入校することです。
受講開始時から給付制限が解除になります。
公共職業訓練所への入校は、希望コースの選択・受験等の手続きがありますので退職前から申し込みをしておくことが大切です。
一般的には会社都合で退職した方が自分にとってのメリットがあると言われます。
しかし本当に会社都合の方が自分にとってメリットが高いのでしょうか?
ハローワークで確認したところ、一説によると会社都合で退職した者は会社から三行半を突き付けられたとみなされる場合もあるそうですね。
明らかに会社が倒産したり労働が過酷だったなど分かりやすい理由がある場合は別として。
会社にとって不要な存在ということですから次の就職先を見つけるのに面接では不利になることもあるそうですよ。
自己都合退職でがっかりしていたんですがこのような事実を聞くと再就職のための就職活動にも力が入ります。
ご主人が失業中の奥さんやご自身が失業中のみなさん、お互い頑張りましょうね