勝手に解釈坂道のアポロン「その10寝台特急さくら」 | amebatoysの佐世保ブログ

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佐世保のナウや旅先での見聞を徒然に。

小玉ユキさん原作のジャズアニメ「坂道のアポロン」を勝手に解釈して書いています。

薫と千太郎が上京する際に乗った列車は、今は亡き「寝台特急さくら」です。

この列車は、高度経済成長時代に東京と九州を結ぶ長距離寝台特急列車として、長崎本線系統で運行が開始され「さくら」の名が与えられました。

※「よねさんたのお気楽日記」から借用

1965年から一部の編成が佐世保線佐世保駅まで乗り入れるようになりましたので、坂道のアポロンの時代設定が1966年ですから、まさに佐世保発のさくらに乗って上京したものと思われます。

アニメでは、佐世保駅においてパンタグラフを立てた電気機関車が描かれていますが、その当時は佐世保線(佐世保-肥前山口)は電化されていません。

東京へ向かう列車は、鳥栖駅まではディーゼル機関車が牽引し、鳥栖駅で電気機関車へと解連結されてました。

原作では、ディーゼル機関車が、また早岐駅までの蒸気機関車が、きっちり描かれています。

そのさくらも、1999年に佐世保発着が廃止され、2005年には長崎発着もなくなってしまいました。

私は上京する際には、新幹線を使わずにさくらを利用してましたので、冷凍みかんを含めて懐かしく感じました。

いまは、さくらの名前は九州新幹線に引き継がれています。





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