それだけの話187 | ゲーム雑記でこんにちは

ゲーム雑記でこんにちは

ゲームの記録、思い出を残すためはじめました。特にゲームを絞らずにいきます。よろしくおねがいします。違うことも書いちゃいますが、許してほしいんです。

最近、自分のブログにうるおいが足りないと思い、そうだ怪獣記事が不足なんだ!と、間違った結論を導き出しているような気がするゲーム親父です。

今日は昭和ガメラシリーズ第2作。
ガメラ対バルゴンのご紹介です。

Zプランで宇宙にポイされたガメラ。
閉じ込められたロケットが隕石と衝突事故を起こし、地球に帰ってきます。

その頃、パプアニューギニアの奥地から持ち出されたバルゴンの卵が大阪湾で孵化。急成長したバルゴンとガメラが大阪で戦うっていうストーリーです。

この作品、何がすごいってズバリ、

小野寺がすごい。
日本怪獣映画における屈指の悪人。それが小野寺です。

「モスラ」に登場するネルソン(小美人を誘拐して見世物にする)も相当にワルなんですが、小野寺はもう「欲の鬼」なんです。クレイジーです。

パプアニューギニアに出兵していた知人が洞窟に隠した巨大オパールを仲間と取りに行くことになった小野寺。

行く段階から完全に欲に目がくらんだ状態です。

分け前を増やすためサソリに刺されそうな仲間を放置して見殺しにし、
手に入れたオパールを独り占めするため洞窟ごと主人公を爆破します。
帰りの船は大阪港に入港し、小野寺はオパールの密輸に成功します。

でも、実はオパールではなくバルゴンの卵というお約束。

小野寺は船内で水虫の治療中、うっかり赤外線治療器のスイッチを切り忘れ、別室でマージャンに夢中になります。

その間、赤外線で温められた卵からバルゴンが誕生します。

逃げ出した小野寺は、話を持ちかけた知人とその奥さんまで口論の末に殺害し、金を奪って家に火をつけます。

さらに、オパールがダメになり何の儲けもないと怒り狂い、じゃあその代わりにって防衛隊が対バルゴン用作戦で使用する超大粒ダイヤを強奪しようと、バルゴンのいる琵琶湖までやって乗り込んできます。

ワルを通り越し、クズと呼んでも過言ではない小野寺。

欲を出して悪いことをしてはいけないとのメッセージなんでしょうが、実際の映像は全体的に薄暗く、小野寺の鬼っぷりが鮮烈に描かれています。

次回は本作の怪獣たちについて触れますって、また一回で終わらないのかっていうそれだけの話。

「ガメラ対バルゴン」、人生に1時間41分余裕ができたら、みてもいいかもよって思います。