< アンテナの無い自室でテレビを見たい! >
★ アイオーデータ テレビチューナー搭載 無線LANルーター I-O Data WN-G300TVGR で
実現出来ます!
自室でテレビ(地デジ(フルセグ))を見たいけど、アンテナはどうするか?
リビングルームに既にテレビが有る場合では、自室にもアンテナ端子が有って繋げば視聴できることも多いと思います。
また、分岐器で振分けてアンテナ線を引き回す手も有り、特にそれが邪魔でなく綺麗に出来るのならそうすれば済みます。
しかし、それらができない部屋の場合、どうするか。
こんな、ソリューションを求めて、いろいろ考えているうちに、ようやく実現できる機器を見つけました。
地デジチューナー搭載の「Wi-Fiルーター」を使うと、アンテナがなくても、家じゅうどこでもワイヤレスで地デジのハイビジョン番組を楽しめるという方法があるようです。
いろいろ検索して、何とかなりそう。
費用もそう掛からなさそう
パソコンやタブレットPCでテレビを見る方法が有ります。スマホでも見ることも出来ます。
(Windows及び現状iPadやiPhone等iOSのみ)
ということ。
風呂場でも台所でもタブレットPC・スマホを持ち込めば見られるというのは楽しそうです。
● アイオーデータ テレビチューナー搭載 無線LANルーター 購入
I-O Data WN-G300TVGR IEEE802.11n準拠 300Mbps(規格値)
(購入価格¥9,450)
第一の目的はアンテナ線を引けない自室でテレビを見るということ。
実は、購入前の候補には、ワイアレステレビという立派な製品が有って、20吋液晶のシャープのテレビ。
市場価格は、¥25,000(税込)前後と非常に買い得な商品が対抗馬です。
(2年前は、¥100,000(税込)くらいでした)
この商品は出来が良く不足感が無く、最も手に入れたい候補でしたが自室(書斎として使用)は狭くて現状のPCのモニターを置くので精一杯。
この際、とりあえず安いし使ってみようと購入し、セットアップにトライしました。
● 現状のPCの性能
PCは、自作の Windows7 ミニタワー。
CPUは、AMD Phenom(tm)Ⅱx4 955 Processor 3.20 GHz (32ビットPC)
実装 4GB RAM
ディスプレイアダプターは、ATI Radeon HD 5400 Series
2年前頃の中級モデルで、Windows エクスペリエンスは、4.7 と、ファミリーユースではまあまあという性能のマシンです。
(と、おもっています。)
多分、テレビを見るには問題は無いと思います。
インターネット回線は、AUひかり(かなり早くて充分過ぎると思われます)で、無線LAN内蔵及びIP電話付きのモデムルーターを初期導入しました。
モデムの IP は、192.168.0.1 (初期値)で使用しています。
アクセスするには、IO-Data の無線LANアダプター I-O Data WN-G300UA を使っています。
(購入価格¥1,785)
PCの IP を、192.168.0.50 固定で使用するよう変更設定しています。
● セットアップに苦労
I-O Data WN-G300TVGR の 初期値IP は、ルーターモードが、192.168.0.1 と AUひかりモデムルーターと同じで、アクセスポイントモードが、192.168.0.201 となっています。
添付のマニュアルでは、基本ルーターとしての接続の記述しか無いのですが、IP電話を切るわけにはいかず2台目のルーターとして使うしかありません。
ところが、スイッチをルーターモードとし、IPの設定を「192.168.0.11」や、いろいろ変えてもどうしてもうまく接続出来ません。
ダウンロードした「テレキングmobile」を作動させても、ちぐはぐな「B-CASカードが認識できません」や、「チューナーが見つかりません」などというエラーメッセージが頻発するばかりです。
B-CASカードの異常セットなど手順を誤るはずがないのに。
一時は、製品の初期不良で修理に戻そうかと思いました。
気持ちを取り戻し、テレビを見るだけとしてはルーターでなくアクセスポイントとして使えればいいので、インターネット回線モデムから切り離しスタンドアローンでアクセスポイントモード(IP: 192.168.0.201) で使ってみることにしました。
ところが、これでもうまく接続出来ません。
仕方がないので、アイオーデータ・サポートに電話で問合せ。
電話が繋がりにくく、食い足りない対応でしたが、説明の中でスタンドアローンでもルーターモードで使うようにという念押しが耳に残りました。
意味が不明でしたが、スイッチをルーターモードに戻し、IPの設定を「192.168.0.11」として種々トライしたところ、ようやくテレビのモードに飛び込みチャンネル検索へ進みました。
● セットアップに一応成功
その後、テレビの視聴が出来るようになり、実用化が果たせるようになるまでには苦労はありませんでした。
スタンドアローンなので、このルーターからはインターネットに繋がりませんが、AUひかりモデムルーターの接続に切り換えることで繋げます。
現状ではテレビの視聴をしながらインターネット接続下の作業をすることが出来ませんが、他の作業は出来ますので余り問題なく、アンテナのない自室でテレビを見たい!という目的は果たせました。
便利なテレビ操作を行うには機能が今ひとつですが、画像は綺麗で充分「地デジ(フルセグ)」の視聴が出来るので満足しています。
この先、テレビの視聴をしながらウェブサーフィン(死語?)が出来るような設定に、条件を検証し直してトライしてみようと考えています。
● 最終章
さて、その後、パソコンから同時に2つのルートから2つのサーバーに繋ぐとうまくいくのではと思い、試行を重ね実証できました。
イーサネットでAUひかりモデムルーターに接続し、無線LANアダプターでテレビチューナー搭載 無線LANルーターに接続させると良いのではないか。
まず、イーサネットでインターネットの出入り口「192.168.0.1」に繋ぐのですが、ケーブルを張って繋ぐことが出来ないので、イーサネットコンバータを介することにしました。
① PCのイーサネット・インターネット口は固定で「192.168.0.50」としました。(継続)
参考に、イーサネットコンバータは、NEC ATerm WL300NE-AG を使い、「192.168.0.240」から設定しました。
(購入価格¥6,650)
インターネットの出入り口、AUひかりモデムルーター「192.168.0.1」へアクセスすることになります。
② 地デジチューナー搭載「Wi-Fiルーター」I-O Data WN-G300TVGR
WN-G300TVGR の IP は、ルーターモードで使い、192.168.0.61 と変更しました。
こちらへのアクセスには、IO-Data の無線LANアダプター I-O Data WN-G300UA をそのまま使いました。
インターネット口は固定で「192.168.0.70」と換えましたが、DHCP任せでも良いと思います。
上記のように設定することで全部つながる思惑でしたが、いろいろ混乱事象があり、完璧とはなかなか言いがたいようです。
現状:
PCを起動すると、インターネットに接続され、ウィルスセキュリティが実行され、ブラウザーは実行できる状態になります。
しかし、この状態でTVを見ようと起動プログラム「テレキング」を立ち上げてもテレビチューナーに繋がりません。
ここで、あるいは最初にブラウザーの実行できる状態になったところで、一度コントロールパネルの「デバイスマネージャー」「ネットワークアダプター」のプロパティを無効にしてから「テレキング」を実行します。
これでTVは見られます。
TV画面が出た後は、「ネットワークアダプター」のプロパティを有効に戻してインターネットに接続可能です。
その後は、何もしなくとも、TVも一般アプリも、終了・再起動はトラブル無く自由自在です。
「デバイスマネージャー」「ネットワークアダプター」は、ショートカットをデスクトップに置いておくと便利です。
このへんの原因とやりくりは、大きな面倒でもないので、あえて追及しませんでした。
何はともあれ、テレビを見ながらインターネットを楽しめることが実現できましたが、テレビ画面は常に前面表示として小さく置いておくのが楽しむ上のコツのようです。