こんにちはきゃぁ~


さや香 です。


ただいま、冬期講習真っ只中。
朝から晩までかわいいはてな5!生徒と戦う毎日です。


あと20日あまりでセンター試験。
1ヶ月あまりで中学受験。
1ヵ月半で高校受験。


……あわわわわわーガクリ

最後まで、彼らと一緒に頑張ります。


さて、今日の記事はこちら。


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「クローンの牛肉やミルクは安全」・米食品医薬品局が宣言
 
米食品医薬品局(FDA)は28日、クローン技術を使ってつくった牛、豚、ヤギの肉やミルクは「食品として安全である」との見解を発表した。

今後90日間、一般消費者からも意見を聞いた後、食品として生産、販売を認可するかどうか最終結論を出す。


FDAは、クローン食品の「安全宣言」は米国が世界で初めてとしており、米国は認可に向けた方向性を示した。

ただ、米メディアには、仮に来年中に認可の結論が出ても、実際の流通は数年後になるとの見方が出ている。


発表を受け、消費者団体や宗教団体から安全性や倫理問題をめぐり早くも強い反発の声が出ている。

記者会見したFDAのサンドルフ博士は、米国内で販売が認められれば「通常の食肉と同様に海外へ輸出されることになるだろう」と述べた。

FDAは、これまでの研究結果を専門家グループと分析した結果、クローン牛、豚、ヤギの肉、ミルクは通常のこれら家畜の食品と同様に安全で、特別な危険はないとの認識で一致。
羊については、情報が不十分なため結論を先送りした。


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とうとう、来ましたね。

クローン牛を口にするかもしれない時代。


専門的なことは、私もよくわからないのですが、今回FDAが食用にしても安全と発表したクローン牛とは、「体細胞クローン牛」といわれるものです。

「体細胞クローン牛」とは、牛の体細胞から作り出した牛のこと。

同じ牛を無限に作り出すことができるため、良質な肉質の牛を大量生産することができます。

特に、良質な肉質を求める傾向のある日本人向けに、製品化が進められているとのこと。


ちなみに日本でも、厚生労働省が03年4月に「体細胞クローン牛を食用にしても安全」という報告をまとめています。


ですが、、、クローン牛は本当に食用にしても安全と言い切れるのでしょうか?


余談ですが、うちの母は「食の安全」に昔から敏感です。

イギリスで狂牛病が見つかってから、我が家では牧場から直送されてくる国産牛以外は食卓に上がりません。


最初は、私も「やりすぎでは…?」と思っていたのですが、

彼女はよく「食べ物の弊害って何十年後にようやく出てくると思う。少しずつ蓄積されて、少しずつ影響が現れる。それは母親の胎盤を通して子供に、そして孫にまで影響を与えるのよ」と言います。


たしかに。


その食べ物が本当に安全かどうかなんて、何十年も先になってみないとわからない。


現在、私たちが食べているものは、私たちの祖先が食べ続けてはじめて、安全が証明されたものですよね。


私たちは今、自分たちのためだけではなく、未来を担う人たちのためにも、この問題に真剣に取り組まなくてはと思います。


また、倫理的な問題も深刻。


羊のドリーに始まって、牛→猿→その次は…?人間?


恐ろしすぎます。


うーむ。。。


今日は、このへんで、この問題を考えつつ明日に備えて寝ます。


絶対、肉か人造人間の夢見そう…えー