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思い付いた事を書いていきます♪(´ε` )

天皇杯 4回戦
ガンバ大阪-川崎フロンターレ
2-0

監督が相手の良さを消す事により優位に立つという考えが見れた試合。

前半からガンバは前線の選手が相手陣内からボールホルダーに対しプレスを掛けます。
相手のボールをパスで繋いで崩すスタイルを防ぐ目的がありました。

川崎の攻撃は、ガンバが左サイドに起点を作る事によって出来る逆サイドのスペースを使います。
車屋、中野といった選手が仕掛ける事により相手を引き付け、中央の空いた所に味方が入り込み好機を作るといった形になりました。

ガンバの守備は前線からのプレスに加え、数的優位を作るディフェンスをします。基本となるのは4-4-2(フィールドプレーヤーのみ)といったブロック形成。これは組織的に守るといった意思の表れでもあります。
攻撃は、相手が前掛かりになっていればカウンター。
スペースを突き、相手守備陣形が整う前に攻め切る。
整っている場合はパスを繋いでいく中で相手を引き出し出来たスペースを有効活用します。

先制点は、相手の攻撃終わりの隙を突きました。GK東口からのパスを味方陣内の右サイドで阿部が受け中央へ。
マークをしに来た相手選手を前方の倉田へのショートパスで剥がします。
倉田は相手の中盤とディフェンスラインのスペースへボールを運びFWパトリックへパス。中央が詰まっていると判断しサイドのスペースへ流れる様にドリブル。
川崎は、相手がゴール前に飛び込ませない為に中央を固めながら下がります。しかし、僅かにあったニアサイドのスペースに走り込んだ大森。折り返したパスを流し込む様に決めます。

後半はリードされた川崎が更に攻撃的へ。
相手を押し込み始めた所を突かれてしまいます。
ガンバは自陣のゴール前でボールを奪うとフリーの倉田へパス。前方は川崎のDF2人とパトリックなのを見るとゴールへ猛進する様なドリブル。
止めに来た相手DF1人を引きづる様にペナルティーエリアへ進入し2点目を決めました。

勝因は監督の意図を理解し具現化出来た前線の選手(パトリック、倉田、大森、阿部)の力が大きかったと思います。