勇気づけられたお料理の本 | アンビエンテ株式会社・代表フルード貴子のオフィシャルブログ

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今日から3月になりましたね。


日に日に暖かさが増してきて

ほっとしています。


私はお腹まわり以外は脂肪つきがあまりなく

小柄なためか

寒さにとても弱くて

2月の寒さに毎年苦しんでいます。


体感温度というのは人によってまちまちだと思いますが

私の場合は寒さにほんとうに敏感で

2月だけほかの国に移民したいと

本気で思うほど深刻です。


そして2月はどんよりとした天気の日も多くて

気持ちが滅入ってしまう日が多くなります。


お店にいても今年の2月は

今まで勤めていた会社から解雇になった

とか

次期の勤務契約が更新できなかった

とか

失恋してしまいました・・・・・

というお知らせも多くて

こんなときは一人ひとりが、

希望を持ってそれを周りに伝染させなくては

切に思います。


自分の身にいつもとはちがうことが

降り掛かってくると

しばし、呆然としてしまったり

落ち込んでしまうことがあると思います。


こんなとき、自分で自分を元気づける術をもっていると

落ち込みもずっと短い期間で終わっていきます。


私の場合は自分を元気づける方法は

なんといっても読書なのですが

今年はこの本に助けられました。


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私が尊敬する女性のおひとり、料理研究家の荻野恭子先生の

『ロシア料理』という本です。


2,3年前にアマゾンで買ったのですが

この本はお料理のレシピもさることながら

ロシア女性の暮らし方が見て取れる本で

ちょっと落ち込むことがあると

眺めている本です。


本の中のこんな一文にとても勇気づけられます。


『ロシア女性の主婦のほとんどは仕事を持ち、忙しく働いていますが、

家族のために生活を豊かに楽しく過ごせる努力を自然に行なっています。』


海を超えたロシアの女性たちも人生をよりよくしようと

くふうしているんだなと思うと

私の中にどんどんエネルギーがでてきます。


今年はキッチンにPCをもってきて

仕事をしながら

ロシア料理を作りました。


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上記は

ライ麦パン

生まれて始めてパンを焼きましたがうまく行きました。


★チーズ焼き菓子。

ロシア語ではスィールニキという名前だそうです。

原料のカテージチーズも牛乳とヨーグルトで作りました。


そして

★ピクルス。

とってもおいしくて、これからやみつきになりそうです。


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ほかにも

りんごケーキ、キャベツの酢漬け、りんごのコンポートなど

自分でもびっくりするほど

お料理をつくりました。


ロシア女性のことを思いながら

私も仕事の合間をぬって仕上げていきました。


私にとっては楽しい至福の時間でした。


20代の終わりからずっと仕事をいつも

優先させてきて

いつも頭の中には仕事のことがあるのですが

こうやってお料理をするというクリエイティブな時間を過ごすことは

結局のところ、仕事の能率をあげることにもなります。


苦手だった2月も楽しく過ごせました。


パン、保存食の作り方もだいたいわかったし、

これでまたたくましく生きていけそうです。


気持ちが弱くなってしまったり、

自分の世界が小さくなってしまったら

荻野恭子先生の『ロシア料理』

お勧め致します。

なお荻野先生はロシア料理、トルコ料理の本など

出されていますが、その家庭料理はどれも実際にホームステイをして

覚えられたものです。

日本料理の本もだされていて

とてもすてきな先生なのです。


By フルード貴子