今回は「がん(オプジーボ)情報」です。

 

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京都大学は新タイプのがん治療薬「オプジーボ」の効果を予測する候補を見つけた。薬の投与直後に血液中の免疫細胞の構造が変わるなどした場合、がんが縮小しやすかった。

 

卵巣がん患者20人にオプジーボを投与する医師主導治験を実施し、3人でがんが消えたり縮んだりした。投与後に血液中のリンパ球が持つ受容体を作る塩基配列の多様性が失われると、その後に薬がよく効くことが分かった。卵巣がんの中でも、内部が透明に見える「明細胞」が多いタイプだと薬が効きやすかったという。

 

今回は卵巣がんを対象にした成果だが、皮膚がんや肺がんの一部などでも薬の効果を予測する目印になる可能性があるとしている。

 

オプジーボは免疫機能でがん細胞をやっつけるので、いろんなタイプのがんに効果があるが、全員に効果が認められるわけではないのが欠点ですね。

 

投与前にその効果がわかれば患者としてもありがたいものです。