春分のエジプト アビドス神殿~ルクソール神殿 | Naomiのスピリチュアルジャーナル

春分のエジプト アビドス神殿~ルクソール神殿


アビドス神殿


11年以降、エジプトの観光バスには警官が乗ることが
義務付けられているようですがアビドス周辺はより警戒が

厳しく、警備の車がつかないと入れない地域です。

警備区間が決まっているらしく、新しい町に入る度に

警備の車が入れ替わり、そんなこともあって11時到着予定が既に12時。

この日はハトホル神殿にも行く予定なので
時間が心配になり始めた頃、レイがハトホル神殿は
明日にしないか、と聞いてきました。

アビドス神殿はレイにとても縁がある場所で
急いで見てハトホル神殿に向かうのは嫌だというのです。

ハトホル神殿のあるデンデラはアビドスからルクソールの
途中にあるので、今日ルクソールに戻って
翌日また出直すと、その日の行程であるカルナック神殿や
ルクソール博物館、ファルーカ船、ルクソール神殿も
時間切れになる可能性があるし・・・と頭が計算を始めたところで
ポンと「宇宙の采配に任せなさい」という言葉が・・・


この2日間は思考を手放し、宇宙に任せなさい、明日までに
それが完璧であることを理解することになるだろう・・・
とのこと。

しかもそれがアマルナでしつこく「手放せ」と繰り返してきた
イクナートン(っぽい)波動だったので大人しく、というか
怖々でしたが、その「宇宙の采配(この場合、レイ)」に
任せることにしました。

6時間ほどかかって
やっとアビドス神殿に到着しました。




私にとっては強すぎる波動ですが、
レイを含め、アビドスで心地よく感じる人も多いようです。

うれしそうなレイ君


色もきれいですね。


ジッドを見つけて得意げ・・・


整列した波動です。



整いすぎた空間に対して以前より拒否感は感じず、
とくにオシリスの墓の周辺は何となく落ち着ける

空間であることに気がつきました。




私は疲れていたこともあり、また昨日からの
「無」になれという命令もあり、ただ何も考えずに
エネルギー場の調整を受けることにしました。
もしくは、場の調整をしていたのかもしれない、と
後から思いました。



母親のようなイシス像



早めにルクソールについたので夕食を済ませ、
アデルの香油の店に行きました。



様々な香油


ハーブ

スパイスが並んでます



アデルはイスラム教徒のおじさんですが
香油やマントラを使ったヒーリングもしています。





魔除けや除霊のような、レイにはない概念の
話をするので意味は分かりづらいのですが
面白いです。


ユーカリの葉やなつめやしを使った除霊の

方法を教えてくれます。

ただレイ以上に時間という観念に欠けていて話やセッションが
長くなるので私には順番が回ってきたことがありません。

今回のホテルは街中のシュタイゲンベルガーではなく
ナイルの中洲にある静かな空間でした。
自然の中がいい、ということでそうしたのですが
ルクソールは街中でも波動がいいので
シュタイゲンベルガーが買い物にも便利でいいかもしれません。
ただ人気のシュタイゲンベルガーも電気が半分
消えている状態だそうです。




早朝、ハトホル神殿に出発。
朝からバスの中で瞑想、アクティベーションをしました。

ハトホル神殿への準備らしく、「調和」「ワンネス」を
誘導していった(と思う)のですが、意識が深く入って
自分の境界線が全くなくなり、バスの座席やその騒音、
周りの皆、土地とも、天とも、全てと繋がった感覚を得ました。

チャネリングの内容はあまり覚えていくて
(訳していたにも関わらず・・・)
どのくらいの時間それを感じていたのかも分からないのですが
初めて感じた深いワンネスの経験でした。

7時にはハトホル神殿に到着。


まだ人気のない神殿の、お気に入りの部屋で

アクティベーションを行いました。


ハリスに静かなスペースを保てるように頼んで・・・




ハトホル神殿の地下室は宝物倉庫であったとのこと。

クレオパトラのペンダントも保管されていたそうです。


神殿の天井模様。ラピスラズリかな?


ここでもいい感じでつながれたのですが、なんと言っても
途中のバスで感じたワンネスの体験は特別なものでした。



その後、しばらく一人で過ごしましたが
自分のエネルギー場が調整されていること、
ここでは何も考えなくても必要なことが起こると確信して
それまでの「支配を手放す」数日間がなかったら
この経験はなかったのだと、この過程に心から感謝しました。


ハトホル神殿は私にとって故郷のように
感じる場所ですが、この調和の波動は誰にとっても
特別なようです。


ルクソールに戻ってルクソール博物館へ。
ここは小さい博物館ですが、きれいに
展示されていてつながり易い場所です。

ここではトトメス3世像とイクナートン像で
足を止める人が多く、私もこの二人と
会話して出てきました。

この像を前にして、私にとってイクナートンは
父親のような存在だと感じました。
そして「意思を引き継ぐ」という気持ちになったのですが・・・
それがどのような意味を持つのか、今のところ
明確ではありません。


昼食後、カルナック神殿へ。



参道の羊たち



カルナック神殿では、イニシエーション部屋で
瞑想し、その後、7つの扉の部屋、セフメト神殿、
トトメス3世像の部屋でそれぞれ波動を感じました。


その後はファルーカ船でのんびり。








ナイルの夕日は最高!


夕暮れのルクソール神殿







ルクソール神殿も私は個人的に
深い縁があるようで、アットホームに感じます。。
2011年にここに来た時、娘よ、という声が聞こえて
その時の人生では父親だった、今の息子との関係が
さらに意味深いものとなりました。




ここはアメンホテプ3世、イクナートンの父親が
建てたそうで、セラピス・ベイのアセンションの
神殿と言われています。

人体図、またはチャクラに対応しているという話もあり・・・

アメンホテプ3世の祖父にあたるトトメス3世が
クツミの転生というので、この家系の惑星からの
系統やミッションを感じます。

ハリスにセラピスベイについて聞くと、
セラピスはエジプトの神様というよりは
ギリシャ時代に入ってきた、ヘレニズムの神様とのこと。

アレキサンダー大王がエジプトを征服した後、
ギリシャ文化のプトレマイオス王朝が始まります。

恥ずかしいことに、私はクレオパトラが
エジプト人だと思いこんでいたのですが、
彼女もプトレマイオス王朝の人なので
ギリシャ人だよ、とびっくりされてしまいました。

かなり詳しいと思っていた世界史を全然
分かっていないことがよくわかりました。


ルクソール神殿の奥の広場は神聖幾何学が設定され、
スパイラルの波動があり、意図が拡大していくようです。


長く凝縮された1日でした。

宇宙の采配は完成されています。



ホルス・コムオンボ神殿へ続く