今回紹介するのは アイアムアヒーロー
花沢健吾による漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2009年から連載。
単行本は、現在21巻まで刊行中。
ホラー漫画。2016年に実写映画が公開された。
ストーリー
35歳の漫画家である主人公(鈴木英雄)は、再デビューするためにアシスタントとして冴えない日々を送っていた。
全国的に嚙みつき事件が多発し、周囲の人々がゾンビのような食人鬼と化す謎の奇病が蔓延する。それによって、唯一の理解者であった彼女も失い、職場や仲間などの日常も失っていく。
絵について
特に美形な人物が多く登場するわけではないが、特徴的な登場人物が多く。読み易い絵をしているし、綺麗すぎない絵がホラー系漫画の雰囲気とマッチしている。
背景なども結構場所が変わることが多いのだが、それぞれに合わせて描いている。
文字について
主人公の妄想で行われる会話、実は主に独り言となっている部分では文字数が使われている。また、TVやラジオなどで提供される情報などは、意外にストーリー上で関係していることもあり、細かい文字を読むとさらに面白くなる。結果、文字数は割と増えている。
個人的には、
ストーリー :★★★★☆
絵 :★★★★☆
読みやすさ :★★★☆☆
ハマリ度 :★★★☆☆
気持ち良くなさ:★★★★★
総合 :★★★★☆
こんな感じかな。
前回インフェクションを書いたので、取り上げてみたが、絵の感じや登場人物や舞台など思った以上に違いがあった、全体的にこちらは煌びやかさがあまりないのだが、そこがしぶくて面白いと思わされる。