今回紹介するのは AKB49~恋愛禁止条例~
原作:元麻布ファクトリー、漫画:宮島礼吏、原案協力:高橋ヒサシによって「少年週刊マガジン」に2010年から連載されている作品。
既刊は25巻。
主人公が加入するAKBグループは、フィクション作品でありながら結成当初のことなど実際に起きた出来事をベースに物語は進行している。
また、登場するメンバーの実名はもちろん、容姿や性格も本人の特徴を反映しており、楽屋の雰囲気も忠実に再現してあり、半分ノンフィクションとしても見れる。
ストーリー
アイドルに興味のない高校生・浦山実は、自分が思いを寄せる同級生・吉永寛子が、AKBのオーディションを受けることをフォローすべく、浦川みのりと名を変えて女装までしてオーディションに参加。
吉永はオーディションに合格するが、みのりまでもプロデューサーの秋元康の目に留まり合格してしまう。その出来事が元でAKBの様々な歴史や裏の顔を見せてくれる。
絵
人物の絵は表情豊かで、モデルのある実在の人物たちも特徴的に描いていて、分かり易い。
背景も実際のシーンなどがしっかり描かれている。
文字
作中の人物は、みな表情豊かだったので、文字で気持ちを表現しなくても分かる。それゆえに、心の声などは少ないけど、会話がとても多いので、会話の文字はそこそこあって読むことも多いけど、説明文ではないから、読み易い。
個人的には、
ストーリー :★★★★☆
絵 :★★★★☆
読みやすさ :★★★★☆
ハマリ度 :★★★★☆
AKBの詳しさ:★★★★★
総合 :★★★★☆
こんな感じかな。
フィクションではあるけど、実話や実際の人物が登場するので、今まで知らなかったAKBについて知れてなかなか面白い。
AKBについて、全然知らない人はこの漫画から入るのも悪くないのではないかと思ってしまう。