今回紹介するのは
エリアの騎士
原作伊賀大晃・作画月山可也によって2006年から『週刊少年マガジン』で連載中。
既刊47巻。
主人公である逢沢 駆たちの高校サッカー部が全国大会、さらにはその先の世界へと目指してゆく成長物語を軸とし、その過程で関わりゆくヒロインや仲間や好敵手らをはじめとする様々な人々の姿を描いたサッカー作品である。
ストーリーは、
それまでマネージャーとして兄を憧れるだけだった主人公の逢沢駆は、ある日事故で、将来を世界レベルで注目された兄の心臓を移植された。
その後、兄の言葉や兄の仲間たち、幼馴染のヒロインに支えられながら、自分の武器に気付き、高めていき、全国大会、さらにプロへと活躍の舞台は移っていく。
絵は、
絵は、なかなか綺麗でいろいろなタイプの顔やスタイルの選手が登場してきて、初めての連載作品なのに、上手く描かれている。
基本はピッチの上での内容が多いから、背景はスタジアムとか芝生が多くさっぱりしている。
文字は、
原作は、名前が違うが、シバトラやBLOODY MONDAY、Get Backersの原作者なので、さすがベテラン、適度な文章があるも、スポーツ漫画らしく読み易い。
個人的には、
ストーリー :★★★★★
絵 :★★★★☆
読みやすさ :★★★★★
ハマリ度 :★★★★☆
さわやか感 :★★★★★
総合 :★★★★☆
こんな感じかな。
スポーツ漫画なんだけど、サッカーの話以外の部分のストーリー(生い立ちとか恋愛とか)の部分が、程良く強すぎない程度に入ってくるから、結構1つ1つのパートは長いのに、中だるみ感が少ないのがすごい。いつの間にか50巻が近づいてきた。
まだまだ続きそうで今後も楽しみ。