妊娠中はコーヒーを控えた方がいい」とか

「胎児のために食事量は2倍は食べるべき」

こういった話を一度は聞いたことがあるはずです。

 

でも、こうしたことのどこまでが本当のことなんでしょう。

 

ここでは米メディアPureWowが紹介している、

「妊娠にまつわるウソ・ホント」に注目してみます。

あくまで参考程度に、というくらいですけどね。

 

第一のウソ
飛行機に乗れない

英国ロイヤルカレッジ産婦人科は、

妊婦が飛行機に乗ること自体は問題ないと指摘しています。

ちなみに妊娠37週目以降は、

いつ出産するのかわからないため危険だそうです。

第二のウソ
コーヒーは絶対にNG

米NPO法人のMarch of Dimesの見解は、

1日に200mg以上のカフェイン摂取は控えるべきですが、

1〜2杯ほどのコーヒーなら飲んでも心配ないという見方。

ただ、カフェインの大量摂取は

お腹の赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるので、

いづれにしても飲み過ぎには注意が必要ですけどね。

第三のウソ
髪を染めてはいけない

中に含まれる化学物質が肌から吸収されて、

胎児に悪影響を及ぼすため、

妊娠中は髪を染めたりパーマをかけないほうがいい、

といった話を聞いたこともあるのでは?

 

これに対し米妊娠学会は、その可能性を否定しているようです。

含まれている化学物質が少量のため、胎児にまでは影響を及ぼさないんだとか。

第四のウソ
下腹が膨らむのは
男の子のサイン

 

お腹の形で、赤ちゃんの性別が判断できるという話を聞いたことはありますか?

米雑誌Fit Pregnancyは「お腹の形である程度身長は判別できるものの、性別までは分からない」、とその噂を否定します。

第五のウソ
妊婦が肌荒れすると
女の子が生まれる

 

妊娠中は、肌荒れの原因であるプロゲステロンが分泌されるようです。だから、ニキビができたからといって女の子が生まれるというサインとは無関係のようです。

第六のウソ
妊娠できるのは
35歳まで

20代後半の女性と30代後半の女性とで妊娠する確率を調査したところ、

大差がなかったと米雑誌「The Atlantic」は特集記事のなかで伝えています。

35歳〜39歳の女性たちの約82%が、週2回の性行為で1年以内に妊娠したとか。

確かに出産率は40歳を過ぎると極端に低下するようですが、

だからといって妊娠するチャンスはない訳では、もちろんありません。

第七のウソ
二人分の量を
食べるべき

 

米パデュー大学の研究によると、妊娠第2〜第3期に必要なカロリーは、

普段より300カロリー多いだけだとか。

ということは、いつもより10〜20%多く食べれば大丈夫ということ!?

余分なカロリーは、栄養価の高いもので補うようにすれば、

どうやら良さそうですよ。

 

さて、とはいえこれらの情報もアメリカの医学からの検知。

これがすべて日本人女性に当てはまる訳ではありません。

本当のところどうなの?というときは、産婦人科医に診断を仰いでくださいね。