トム・クルーズ
エミリー・ブラント主演の
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の感想を
死んでも死んでもリピートしまくる!
何故なんだ??
誰が何のために俺にこんなことをさせてるんだ!?????
とかいうサスペンス臭がなんとなく漂っていた本作(勝手な偏見です)
なんと本編をみてみると燃えまくるSFインベーション映画だった!
まずは最強のヒロイン、エミリー・ブラント演じる美人女性兵士のリタ
ルックス、戦闘スキル、勇ましい心!
男の子なら理想の女性ベスト1位にしてしまう魅力があった!!
トムが戦闘方法を覚えるまでしごくSっぷりもかっこよく“戦場の女神”という呼び名が似合うキャラで最高にカッコよかった。
ヘタレなトム・クルーズが何度も戦場で死を、戦いを経験し、強くなっていき本来のトム・クルーズになってゆく姿は『LIFE!』のベン・スティラーを彷彿させる。
(いつもとは違う斬新なトムが見れちゃうぞ!)
(いつもとは違う斬新なトムが見れちゃうぞ!)
死んでリピート死んでリピートの“死”という行為をコミカルに演出、描写し、笑うシーンとして取り扱っていた監督の手腕もグッド!
そして本作の最大最強の魅力はリタだけではない!何と言っても大興奮してしまうのが「機動スーツ」である!!!
全身を武装させ、パワーを増強させる無骨で荒々しいアーマーは『アイアンマン』のマーク1のよう。
この機動スーツもタイプが複数存在し、重火器型やリタのようなソード主体の接近戦メイン型、トム演じるケイジのようなマシンガン+拳でエイリアンをテイクダウンさせる型などがある。
これが背中から出てくるギミックがたまらないんだ…
上空のオスプレイから降下し、機動スーツ部隊で敵へと進軍していくシーンは「これが観たかったんだ感」が凄まじく、『スターシップ・トゥルーパーズ』をリブートするのなら是非ともこの機動スーツ部隊をそのままのデザインで登場させ、バグズと戦ってほしいと願っている。
世界中のニュース映像で異星人地球侵略の進行状況を描写するのもSFインベーション映画らしさがあって大好きだし、上の写真のようなオスプレイが数百機飛んでるのも“世界規模で起きている緊急事態”ということが巧みに演出されてて危機感と殲滅作戦の本気度が伝わってきた。
降下前のシーンでも周辺のオスプレイが撃墜されているのが『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のようでSFインベーション映画らしさが全開していた。
機動スーツを脱いだ傭兵スタイルのトムも見れる。
アイアンマンのスタイリッシュでクールなアーマーよりも「無骨で歩きにくそうな重装備アーマー」の方が俺は大好きなんだ!と再確認できた映画だった。
毎年恒例で今作のようなストレートに燃える×笑えるSF映画が観たいなぁ
8点(10満点の採点です)