《リスボン発》シントラとロカ岬1日モデルコース（ポルトガル、観光）

　リスボンに来た観光客のほとんどが行くであろうシントラとロカ岬。8月上旬の超ハイシーズンに訪れたが混みすぎていてバスで10分の所を1時間40分かかったりと無駄ができてしまったので効率良く、パスチケットなどを買ってお得に周る方法をご紹介！

まずシントラ、ロカ岬、カスカイスを1日で巡る方は「Bilhete Train&Bus（ビリェッテ　トレインアンドバス）」というチケットを買おう。私はロシオ駅の窓口で購入。リスボンからシントラへの電車代、シントラから上記へのバスが1日乗り放題。チケット売り場が混雑していることもあったのでパス券を持っているだけでお金だけではなく時間の無駄にもならないのでおススメ。

ロシオ駅構内にあるゲストハウスの朝食を食べてから上記のチケットを窓口で購入。並ばずに買えた。シントラ行きの電車は大混雑！

発車間近だったので混雑している車両に乗る。しばらく乗っていたが忘れ物に気づいたので一度、宿に引き返す。

そして忘れ物をピックアップして駅の窓口を見るとびっくり！大混雑！

これ朝飯の法則です。

アゲダの記事にも書いたので下記をご参照。シントラの観光地に営業時間はあるが、朝飯を食べてから出てくる人がほとんどなのでその時間帯が一番混む！今回で言うと9時過ぎで並ばず買えたチケットが10時半くらいではこの違い！！

まず抑えておきたいポイントはアゲダの傘のように営業時間はなく観光客がたくさん押し寄せる場所。例えば他には日本国内だとハチ公、スペインだとグエル公園など（グエル公園は6時台のほうが良いが7時台でも全然マシ！）。朝一、8時より前に出発のほうが絶対に良い。私はそもそもポルトの滞在時間からして早起きしたほうが良い理由もあったが今回紹介する理由もある。その観光地の場所と観光客の起点にもよるし、営業時間がある観光地にも当てはまるがグループツアーは基本的にホテルで朝食つく。たまに1日で周り切れないときは朝食抜きもしくは車内でサンドウィッチなどということもあるが、皆さんご存知の通り、ホテルの朝食はだいたい7時から9時（6時台からは稀）とかなので、ツアー客が動くのはその後。ツアーでなくても朝食付きのホテルに宿泊している人も多いであろう。それがわかれば7時台に出発するか8時台に出発するかで大違いなのがわかる。それ以前に到着すれば人があまりいないまま観光できる。写真ももちろん変わる。今回がその良い例！ちなみにリスボン発のシントラも同じことが言える。慣れると自分で交通手段の所要時間などを逆算して予想が立てられるが、起点となる街からの現地発ツアーのホームページなどを見ればおおよそ見当がつく。

　今回はシントラ行きの電車まで余裕があったので混雑している後ろのほうの車両ではなく前方へ行くとすっからかん。

ただ、シントラ駅に着いてからわかったが後ろから2，3両目に乗るべし。と言うのも到着のプラットホームにもよるが改札口に近いので、速めにバスやタクシーの列に並べる。けっこう混雑している電車の人数なので、2，3両目に乗ってすぐに列に並ぶのと、私は先頭車両に近くに乗ったのでだいぶ列の後ろになってしまった。バスに乗るまで2，30分待った。周遊チケットではなくても、列に並んでいればバス会社のスタッフがチケットを売って来る。

11時50分くらいのバスに乗る。

列ではなく途中から車の大渋滞！

　グーグル先生の情報によると10分ほどでムーアの城壁に着くのだが、なんと到着したのは13時半！1時間40分もかかった。途中下車して歩いている人もいた。駅前にたむろしているトゥクトゥクに乗ると、抜かせない狭い箇所を除いては渋滞をスルーしてたので、ハイシーズンのこのような渋滞に巻き込まれたくない方はそちらも考慮に入れると良い。あまりぐいぐい抜かさないトゥクトゥクの運転手もいたので、駅前で押しの強い、ぐいぐい行ってくれそうなやんちゃな兄さんのほうが良いかもしれない（笑）

　シントラのハイライトであるペーナ宮殿へまず行く観光客が多いようだ。朝のほうが晴れる確率高いので真っ先に！というのが理由かもしれない。ガイドブックの読者投稿にペーナ宮殿のチケット売り場は混んでいてムーアの城壁は空いているとの情報。私はムーアの城壁をまず訪れた。確かにチケット売り場は空いていた。