兵庫県西宮市に鎮座します岡太神社は鳴尾地域では最古の神社だそうで、天御中主大神を主祭神とする数少ない神社のひとつです。
「おかたじんじゃ」と読みます。
天御中主とは古事記では最初にあらわれてすぐに姿を隠した神様で、北斗七星とも同一視され妙見信仰とも深いつながりがある神様です。
相殿には同じく造化三神のひとり高皇産霊神、素盞嗚稲田姫夫妻、大己貴、蘇民将来。
素盞嗚夫妻と共に娘婿の大己貴ってどうかと思います。
やはり大己貴は素盞嗚夫妻の実子ではないでしょうか。
蘇民将来と追放された素盞嗚に親切にした人で、祇園信仰の影響を大いに受けた話に登場します。
大祓の茅の輪もこの話が発祥です。
今でも伊勢や鳥羽では蘇民将来の子孫を表すお札を玄関先に飾り、厄避けしているそうです。
狛犬ではなく狛猪(wikiより画像転載)
こちらの神社でも蘇民将来の根付が入手できます。
しばらく携帯につけていたのですが、すぐ切れてしまいました。。。