生田神社の御朱印(神戸市中央区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

神社参拝の時は他の人の作法を見ることが多いですよね。
多くの人は「ペコッ、ペコッ、パンパン、ペコッ」ですが、「ペコォ~リ、ペコォ~リ、、、パァン、、パァン、、、、ペコォ~リ、、、」ぐらいのほうがカッコいいんじゃないかと思い実践している尼津彦です。
  
皆様おはようございます。
 
神戸の神社といえば生田神社ですね。
 
鳥居が新しくなってました。

前からこの鳥居あったっけ?
 
この鳥居前にやたらと人がいたので様子を見てみると、皆さんポケモン捕獲中でした。
 
この鳥居は印象深いです。

 
楼門

 
拝殿

 
戸隠神社

 
蛭子神社

 
ここの狛犬は耳が特徴的です。

 
三本角に見えます。

 
本殿

 
生田稲荷神社

ここも前からありましたっけ?
 
狛狐も新品

 
本殿後ろは生田の森といわれています。

 
生田森坐社

さて、本日から尼津彦ワールド伊弉諾・伊弉冉編スタートします。
 
おそらく二週間ぐらい続きますので、これも運命とあきらめてお付き合いいただければ幸いです。
 
また、物語の流れを重視しないとわかりにくいので、実際の参拝順序ではない部分もありますがご了承くださいね。
 
生田神社の御祭神は稚日女尊といい天照大神と同一視されたりしますが、稚日女は天照大神の姉であり妹であるヒルコさんのことです。
 
本日はヒルコさん誕生までの話をプロローグみたいな扱いとしますね。
 
六代目の天君である面足尊・惶根尊の御夫婦にはお子さんがいませんでした。
 
そのため暫定的に当時の高皇産霊であった豊受大神が統括していましたが、次の天君を早急に決める必要がありました。
 
四代目天君の泥土煮尊・沙土煮尊の孫であり、当時山陰地方を治めていた沫蕩尊の長男である神漏岐尊と、豊受大神の娘とを次の天君にすることに決まりました。
 
このご夫婦が後に伊弉諾・伊弉冉と呼ばれる方々です。
 
お二人の最初に生まれた子供がヒルコさんです。
 
筑波でお生まれになったヒルコさんですが、両親の陰陽の節(厄年のようなもの)の関係で、穢れが身に降りかからぬように船に乗せて流すんです。
 
もちろん申し合わせにより、すぐに金折尊(後の住吉大神)夫妻に拾いあげられ、二人の子として西宮で育てられます。
 
次のお子さんは残念ながら流産していまいます。
 
そのため次こそ天君を継ぐにふさわしい男子誕生のため行っていた豊受大神の禊祓いの甲斐もあり、誕生したのが後に天照大神と呼ばれる大日霊貴尊です。
 
次に九州筑紫で月読尊をお生みになります。
 
そして、両親の厄が明けた稚日女さんは、天照大神の妹として戻ってくるわけです。
 
これが稚日女尊が天照大神の姉とも妹とも言われる所以です。
 
稚日女さんは思兼命と結婚し、中国地方を治めます。
 
二人の間に生まれたのが天手力男です。
 
玉津島で神上がりし、西宮の廣田の地に葬られました。
 
つづく。
 
 
御朱印