カブト虫捕り3 | 天沼 俊

カブト虫捕り3

今日も続けて先生のカブト捕りの話でーす。どうぞっ


おーし!ここまでカブトの話してきたケド

みんな「ほんとに捕ってんの~?」って疑ってないカナ?

それを証明するためーに!

今日はカブトをゲットして………来た~~~~~~~~~っ!!

(織田裕二もとい山本高広風)

 

前に住んでたとこの近くのスポットに行ったら

(朝の10時だよ!?)メスがのんびり樹液吸ってた!

次に午後、別のスポット行ったら

またまたラッキー! りっぱなオスをゲーット!



証明写真です



だけど、だけどさ、楽しい話には落とし穴があったんだ。

 

「やったー!このオレさまがちょっと出向きゃあこんなもんよ。

かる~くカブトのペアゲットだぜ!」

とふんふんで家に向かって自転車走らせてたら

15m先にハザードつけた車が止まった。

「ん?GSに入んのかな?」と思ってたら

ボディーカラーが白と黒、「ん?パトカー?」

と思った瞬間、警官が降りてきて

「ちょっと止まって下さい」と両腕を広げた。


視線はおれの自転車のカギの当たりを見てる。

「ん?カギ?カギっ……!?」

そう、つい最近次男のチャリのカギが壊れたから

廃車寸前のこの自転車のカギをつけてやって…

そう、今この自転車にはカギがなかったんだ!!

 

案の定若い警官は疑い度100%の視線で「これ何でカギついてないの?」と聞いた。

ケーサツに事情説明ってどうしてこうもしどろもどろになんだろーね。

疑惑度150%になった警官はオレの説明だけじゃどうにも納得せず、最後は防犯登録した警察署に電話してやっと納得。ざまーみろ


天沼俊、生まれてウン十年、初めて職質かけられちった。

(ま、いつかけられてもおかしきゃないけど、平日昼に歩いてるし、今は丸刈だし…)

 

カブトゲットするにはいろんな苦労がついてくるんだぜ