国民総脱靴時代 | カタセテロジュマン

国民総脱靴時代

さてご来場の皆様。

昨今は国民総作家時代。ねこもしゃくしも書けば売れる(とは限らない)とばかりに珍文駄文を書きなぐり垂れ流し、私でも芥川賞を取れると豪語しつつ、せがめどせがめど一行も書いて見せてくれなかった神経症病みを装った娘(これが気に入らなくて忘れられないのよね、彼女のこと)やらなにやら輩、とにもかくにも、お手々つないでみんな仲良く、あなたのできることは私もできて、私のできることはあなたになんぞできゃしない、自尊心は人一倍どころか二倍三倍、そんなご立派なプライドがあるなら、負けは負け、失敗は失敗と潔く認めたれと思いきや、針の先ほどの忠告や助言にさえもそれこそ死なんかなと悶えるほどに過敏に反応、孫子の代までいや子々孫々未来永劫恨みぬくとばかりの反論異論を投げ返すも、悲しいかな、理屈が通らんのじゃ、何故ならそれはアンタの言い訳は汝が正当化、あとからは何とでも言えるということを知ってか知らずか或いは知らぬ顔の半兵衛か、それが利口な処世術、後は野となれ山となれ、知らぬ存ぜぬ覚えておらぬ、それは誰かがそう言ったから、結局責任転嫁なの。

さてもさてもそうもこうもしているうちに、誰かが脱いでいたから、誰かが乗っけていたから、引用は至極簡便、連用は極力勘弁、誰も彼もが靴を脱ぎ、国民総作家時代は、国民総脱靴時代へと、「サ」を「ダ」に変換、「ダ」は「駄」に相通じ、まさにいい得て妙の新時代へと突入したのであります。

再度証拠の品をご覧allez!!


横須賀線8132


こちら老夫婦。ものすごい勢いで新橋駅から乗車。先に座っていた青年がその勢いに押され、眉間に皺を寄せつつ、別の車輌へ移動・・・・・・。


横須賀線813


横浜駅で降りた老夫婦の意志を引き継いだ青年、即刻脱靴。というか、サンダルなんだけど、履いてらんないの?

それともお勉強はLapTopでってこと?


お次の時代は国民総画家時代かな?「ダ」の次は「ガ」、「我」かしら「蛾」かしら「餓」かしら「雅」かしら「俄」かしら・・・・・・。なんでもええですやん。