アマミです。
このお肉、普通じゃない~。
(教えたくないけど・・・ここで食べれます)
最近
普通に考える
というのが、個人的なテーマです。
仕事柄、ときに人に対し指示を出したり明確な方向を示すことも多い私は
いかに普通に考えられるか
ということに、なるべく心の軸を置くよう意識しています。
・・・なかなか難しいところではありますが。
たとえば、最近感じている「普通」とは、このようなことです。
●資格を取得する=職業と金銭が担保される、ではない
●売上を上げたいのなら、まず「売る」こと
●売ってもいないのに、売れるわけがない
●サービスを受けるのは、基本的に対価を払った後である
●忙しい=儲かっている、ではない
●出口を考えない事業は、一生抜け出せない迷路に迷い込んだようなもの
●手元にお金を残したいなら「稼ぐ」または「出金を減らす」
もっと色々ありますが・・・。
ちなみに、これは売上規模もビジネスの内容も男女も関係ありません。
上場企業の経営者であろうが、おうち起業家であろうが、フリーランスのクリエイターであろうがまったく同じであろう「普通」だと思います。
では、「普通に考える」の逆は何か?それは、
理想を語る
といえるかもしれません。
理想とはある意味、都合のいいもの(こと)しか選択していない状況のことです。
世の中の「不」「負」「腐」を排除した、非現実的な世界。
あなたの目の前に在るのは、ただ現実のみ。
ですが、理想とは「非現実」です。
そもそも、物事を考察するうえで、現実と非現実では「時間軸」が違うのです。
おわかりでしょうか。
現実とは、今・ここ・あなた。
非現実とは、保証しがたい「限りなく未来的なもの」です。
そのような時間軸のズレの中、はたしてフラットな判断や決断、コミュニケーションが可能になるのでしょうか。
普通に考える、とはつまり
現実を
ひねらず
捻じ曲げず
裏をかこうとせず
都合のいいことだけもらおうとせず
世の中をそのまま見て
受け取って
素直に考えて
解答を導き出す
ことです。
雨が降ってきた!ならば傘をさそう
程度のことです。
でも、普通って、意外と難しいでしょ?(笑)
ひょっとして、奇をてらった何者かになろうとするよりも難しいかもしれません。
私も含め、すべての人は何かしらの偏向思想を持ってますから。
(今回の「普通」という概念さえ、偏向的かもしれません)
結局、何が言いたいかというと・・・「普通に考える」というのは、ときに
八方ふさがりな状況の突破口
になり得るのです。
もし、あなたのライフプランやビジネスプランが、予定より下方向にコースアウトしてきたな・・・と感じたときは、何かしらが原因で偏っているのかもしれません。
ぜひ、普通に考えながらあなたなりの「普通」を取り戻してもらえたらと思います。
私も、もっともっと普通な人になろうと思います。
締めに、私の好きな言葉を載せておきますね。
これまで述べてきた「普通」を、解釈する糸口になるかもしれません。
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この世には不思議なことなど何もないのだよ
(京極夏彦/「姑獲鳥の夏」)
謎とは知らないこと。不思議とは誤った認知。
(京極夏彦/「陰摩羅鬼の瑕」)
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