アマミです。
自分の商品やサービスを企画するとき、多くの人が考えるのが
他との差別化
です。
自分と似たようなことをしている人(企業)より、少しでもメリットや差をつくるため、色々知恵を絞っています。
商品・サービスそのものでオリジナリティを出そうとする人がいます。
肩書きに手を加え、オリジナリティを図ろうとする人がいます。
なにか一つ、突出したコンテンツをつくり「●●の専門家」というイメージづくりをする人がいます。
お客様のニーズは多種多様、だからそれに対応できるニッチなものを創ろうとする人がいます。
「他との差別化」については、いろんな方が様々な手法を伝えていますから、気になるものがあればどんどん試してみたらいいと思います。
ただ、中には
自分には、人と差別化できる強みも特徴もない
と悲観している方もいるかもしれません。
そんな方に、今回は
人と自分を差別化するためのトレーニング方法
をお伝えします。
方法は簡単です。
たとえば、今日は4月1日。
ちまたではエープリルフールと呼ばれる日です。
毎年4月1日は「嘘をついてもよい」という、誰が決めたかわからない風習を指します。
こういう行事ごとがある日のSNSは、たいがいがそのネタで溢れかえっています。
今日のツイッターには「「#エープリルフール」というハッシュタグが踊っているでしょう。
Facebookでも「今日はエイプリルフールです!」という投稿を多く目にしました。
こういう、世間が大騒ぎしているときこそ、
人と自分を差別化するためのトレーニング
をするチャンスです。
みんなが浮かれているときに、浮かれない
みんなが踊らされているときに、あえて関係のない情報発信をする
みんなが騒いでいるときに、淡々と仕事をする
エープリルフールだからといって、人に嘘をつかない
こういう考えをもって
日々、人と自分の「違い」を意識していく
これなら、きっとできるはず。
他社とは違う強みを・・・とか、
自分だけのオリジナリティを・・・というものを
大真面目に
追求したいのなら、日常生活から「違い」を意識する必要があります。
よくよく考えてみてください。
人と同じようなことをしながら「人とは違う結果を出したい」とか「差別化したい」なんて、そもそも無理な話だと思いませんか?
また、日頃から「違い」を意識していないから、いざ強み発掘とか、お客様のニーズを考えましょうと言われたときに頭を悩ませてしまうのです。
だから、行事ごとがあるシーズンは大いなるチャンスです。
人と違う考え、人と違う表現、人と違う行動をするにはどうしたらいいかを、より一層意識することができます。
春は山盛りチャンスですね(笑)
別に、エープリルフールを否定しているわけでもありません。
やりたい方はやればいいです。
ただひとつだけ、
「違い」って、取ってつけたように一生懸命考えて出すものじゃないです
ということが、伝わったらいいなと思います。
中国茶をワイングラスで飲む。
こういう「違い」は、粋でいいですね。