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この本にのっとって
まず、「野菜がパリッとなる」という
50℃洗い
から始めました。
●実験1<野菜の50℃洗い>
本によると、
冷たい水に漬けても一時的にパリッとするだけだけど、
50℃洗いすれば、レタスは1週間はパリパリだし
もやしだって、数日間は新鮮な状態がキープできるというんです
光太郎のおやつ用の人参の葉を
旅行中、いい状態にしておきたいので
旅行前にやってみました。
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かなりお疲れのようすの人参葉
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このためにAmazonで買ったクッキング温度計
なかなか50℃にならず、お湯をたしたり、水をたしたり
イラッ
なんかこういうの、私、向いてないかも
と思いかけた時、ダンナが
「うちは給湯器の温度を50℃に設定してあるから
一番熱い状態になるまでほっとけば
勝手に50℃になるよ」
なぜそれを早く言わんか
(ノ;ω;)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・
50℃で1~2分洗ってみた
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むしろくったりしちゃってるんですが
本には
「乾くとパリッとなる」
と書いてあったけど、なんかそのようすもなく・・・
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乾いてもこんなもん
いい状態になってるような気はするけど
パリッ
までは・・・
ちなみに氷水につけておいたのは
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このようにパリッとなったので、
こっちを水に漬けたままシッターさんにわかるように置いといた。
まあ、野菜によって向き不向きがあるらしいから
こんどはレタスでやってみよう
●実験2<鶏肉の50℃洗い>
酸化物質が取れて、新鮮な状態に近くなる
ってことです。
胸肉を半分に切ってやってみた。
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50℃で洗った後の水。
確かにものすごく汚れてる
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普通の水で洗っても、こんな感じ
明らかに違います。
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手前が50℃洗いした鶏肉
奥が洗ってない鶏肉
洗ったほうがきれいなピンク色で
ふっくらしているのがおわかりでしょうか。Σ(・ω・ノ)ノ!
塩だけで焼いてみた。
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黒い皿が水洗いしたの
白い皿が50℃洗いしたの
50℃洗いしたほうが柔らかくて
かつ肉汁が多く、
そして噛み締めた時、鶏特有の香りがしたような・・・
。。。気がする。
とにかく50℃で洗うと細菌が10%以下になるそうなので
これからの季節は、冷凍しないんだったら
とりあえず50℃で洗っておくと安全なのかも。
●実験3<70℃スチーム>
これは、以前、ためしてガッテンでもやっていました。
ここ
ほうれんそうを低温で蒸したところ
蒸せば蒸すほどシャキシャキに!
2時間蒸したものは、
生より3倍もシャキシャキになっていた!
しかも普通に蒸したものと比べてビタミンCは2.2倍に!
しいたけのうまみ成分が3倍に増加する温度帯も
70度前後だそうです。
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鍋に多目のお湯をわかします。
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お湯ではなく、鍋の中の温度を測って70度前後にする。
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一番小さい火にして
網を渡して、ざるに入れた人参を置いて
ひとまわり大きいボウルをかぶせて、
蒸すこと20分。
あけてみると、
湯気も立ってないし
しんなりもしてないし
このやりかたであってるのか、
一抹の不安が・・・(lll-ω-)
そこでもう15分蒸し続けたが
見た目、まったく変化なし
<( ̄□ ̄;)>
シャキシャキなのに、
フルーツのような甘さ!!
ヾ(=゜ω゜=)ノ
ダンナも
「甘い!おいしい!」
まあ、でもこの時間のかかるところが
せっかちな私向きじゃないんだけど・・・
本によると、
煮る、とか
焼く、とかの調理法は
一瞬のタイミングを逃すと失敗しがちだけど
この低温蒸しは、長時間蒸しても大丈夫なので
失敗がなく、最高の味を安定して引き出せる、
とのこと。
(だからお店のお料理向きだとか)
つまり、張り付いてなくてもOK
仕事しながら、気がついた時に見る程度でできる
それをストックしておけば、
あとは味をからめるだけでいい、
と著者は力説してるんです。
私、いつもダンナが帰る直前から始めて
ばったばたで作ってるから
必ずどれか一品は
タイミング合わせるのに失敗してるんですわ・・・
人参が美味しかったのは事実だし
仕事の気分転換にこんど、しいたけとか
ほかの野菜もやってみようかと思います。
なので
つづく