2/11日テレ19:00-
一夜で「沈まぬ太陽」地上波202分ノーカット!!:芸能:スポーツ報知
『私は今も
絶望の淵に立つあなたに語れる
どんな言葉もありません
わたしが今まで経験した
全ての理不尽でひどい時間を
百万倍にしたところで
あなたの絶望にはけっして届かない
私は今までなんと些細なとるに足らない事に傷つき
それを呪い、己の不幸を嘆いていたことか
坂口さん
あなたの長い長い旅路の終わりに
どうか一度アフリカを尋ねてくださいませんか
なに一つ遮るものもない悠久の大地では
厳かな大自然の営みがくりひろげられています
それをぜひあなたにも見ていただきたいのです
地平線へ黄金の矢を放つアフリカの太陽は
荘厳な光に満ちています
それがわたしには
不毛の日々を生きざるをえなかった人間の心を慈しむ
明日を約束する
沈まぬ太陽に思えるのです』
映画「沈まぬ太陽」
原作/山崎豊子
監督/若松節朗
脚本/西岡琢也
会社の為にと信じて働く
組合委員長の主人公・恩地元(渡辺謙)は
ストライキで総理専用機の飛行とめる寸前までいき
会社に、ついににらまれ、社内の政争にも巻き込まれていきます
たらい回しの海外僻地勤務の後は
墜落事故の遺族対応係。
遺族だけでなく家族からも罵倒されるわー
きつい仕事を回されるわー
なんだかんだで最後再びアフリカへ転勤命令…
だが、恩地元はアフリカの大地を希望の大地と考え
今回の転勤は前向きにとらえます
そして墜落事故遺族で四国お遍路めぐりをしている
阪口清一郎(宇津井健)に心の平安を祈って
手紙を書きます
『沈まぬ太陽を見に来てください』と。
※※※
香川照之や渡辺いっけいのおなじみ”ヘタレ”ぶりより
西村雅彦さんの、ある意味”ヘタレ”ぶりが秀逸
映画「沈まぬ太陽」に出演している子どもたちの情報
あまりないようなので
当方わかる範囲で以下簡単にまとめます
<主人公及びその家族>
●恩地元(渡辺謙)
●恩地りつ子(鈴木京香)/恩智元の妻
●恩地将江(草笛光子)/恩智元の母。病気で寝たきり。恩智元海外勤務中に他界。
●恩地克己(柏原崇)/恩智元の長男
●恩地純子(戸田恵梨香)/恩智元の長女
●恩地克己/子供時代(北村匠海)
『日本に帰りたい。日本に帰りたい』
割と周りの物事をしっかり把握できる第一子
子ども時代は『いつになったら日本人学校できるんだよー』と
父親に反抗的だったが、大人になってからは
恩地元の良き理解者の1人
”就職の時、お父さんの事をどーこーゆー会社はやめようと妹と決めてた”
とかなんとかいうセリフは泣かせます
●恩地純子/子供時代(小田島舞)
子供時代はなにもわからないので素直な子
父親のせいで学校でイジメられたり
大人になってからは、縁談が破談にさせられそうになったり
苦労するが、父親をうらんではなさそうだ(笑)
でも、それ以上に目の前で苦労している母親を心配しているようで
父親の生き方を”今どき流行らない”とバッサリ切る気の強い一面も
●恩地純子/中学生時代・声(鈴木理子)
アフリカ・ケニア勤務時代の恩地元に
送られて来た手紙の本人朗読シーン
中学生にしてはきれいな字だ ←おまえがいうな
『新学期が始まりましたが
純子は学校へ行きたくありません
純子は今どうしているかわかりますか?
クラスには 誰も味方がいません
お父さんがケニアにいることを知ったからです
会社で悪い事をしたから1人でアフリカなんかに行かされたんだって。
お父さんどうしてアフリカなんかにいるんですか?
お父さんはどうして家族の事より仕事が大事なんですか?
お母さんはいつもイライラして怒ってます
お兄ちゃんは誰ともしゃべりません
純子もひとりぼっちです
家族みんなバラバラです
自分勝手なお父さんへ』
あ、かわいい娘からの手紙だ
と思って開けたら、
静かに恨み節オンリーの手紙
そんでもって
仕事の方も本社の邪魔が入ってうまくいかず
この後、主人公は半狂乱になります
そりゃーそうだわ
こう書くと映画見てない人は
主人公が家族をかえりみない仕事バカと思うかもしれませんが
実はそうは描かれてません
家族があとから海外にやってきた空港のシーンや
日本に帰りたいとひねた息子に
「一緒にキャッチボールでもするか?」と声かけるシーン(苦笑)
ところどころに
『あーこの人、家族の事、愛してるんだなー』と思わせるシーンが
けっこうちりばめられてます
(ただ、かなり頑固親父というか世渡り下手)
そもそも、できるあてがない?日本人学校の話を息子にしたのも
家族と一緒にいたいと思う主人公の気持ちがそうさせたんでしょうし
結局、家族を日本に返すことにしたのも
家族の為を思って決めた事なんでしょう。きっと。
ちなみに
”不屈の男・恩地元”が涙を流すシーンは
この手紙のシーンと死んだ母親と会うシーンの2つのみ(たぶん)
そんでもって
鈴木理子さんは
ませてる姉役
映画「ワラライフ!!」
いよいよ?1月29日公開
ちょっと見ないあいだに大人っぽくなったなぁ~
やっぱ、”美少女”はセーラー服よく似合うね
ってじゃなくてー
こっちか(たぶん)
日本人形というかコケシみたいな黒髪型がブキミです
あと
映画「エクレール・お菓子放浪記」
2011年4月先行公開(仙台市 石巻 札幌)
2011年5月~全国公開
予定
詳しい試写会&上映日程はコチラ
※※※
●笠菜月(役名しりませーん)
事故にあう国民航空123便乗客
『お母さぁーーーーん』
(たぶん)
2004年
こちら本池上署4第11話(最終回)
上原美央 役
児童虐待されている兄妹の妹
メインゲスト扱いか割と出ずっぱり
最後のセリフはやっぱり
『お母さぁーーーーん(号泣)』
今週放送(火曜日?)
CX「CONTROL(コントロール)犯罪心理捜査」第3話
立花江美里 役
プールで死亡(浮いてます)
この3悪人(遠藤由実・春名風花・浅見姫香)に
イジメられてるらしいので
最後、ゲゲゲの松下奈緒に手錠かけられて
(笑。未成年は手錠かけられない?)
3人そろってパトのせられるシーン
ぜひみてみたいものですね
(真ん中↓が主犯格っぽい?イメージからは意外ですね)
でも1話2話のありがちなストーリ展開みるかぎり
たぶん、『オトナが悪かったあー(ホンボシ)』で
シャンシャンでしょう
ってことで話
『沈まぬ太陽』に戻して
●吉川史樹(小山田慎平 役)
事故にあう国民航空123便乗客
有名人の一瞬出演が多いのこの映画
けっこう出番あるほうでしょう
(客室乗務員の松下奈緒sとほぼ同じ)
2011年
EX「相棒season9」
犯人の死んだ息子役
●中村倫也(平松優哉 役)
墜落する飛行機の中で遺書書いた平松充(市山貴章)の息子
実際にあった(と言ったらダメか)エピソードを
映画の中では割と時間さいて扱ってました。
この泣くシーンは公開前のメイキングでも紹介されてましたので
ここでは詳しくは扱いませんが。
※※※
<備考>
●田村優梨愛
どこに出てるか
何度見ても
さっぱりわからなかったが
ひょっとしたら…
国見正之(石坂浩二)が
事故で死んだ人や遺族の為に
国民航空会長職をひきうけるキッカケになった
新聞コラムに掲載されていた
遺族の手紙?朗読シーンの声なのかも
御巣鷹を乗り越えて
おねがいパパ
『おねがいパパ
もう1回 だっこして
もう1回
いっしょに ごはん
いっしょに 食べようよ。
早く。早く。
おうちに 帰って来て
そして
おしゃべり しよう。』