青い海(詩人Ⅲ:西脇唯)
西脇 唯
藍い風の向こうに
~アルバム:ふたりのあいだより~
彼女の詞は男女の恋愛関係をつづったものが多く
秒刻みで変化して行く女心がとてもリアルに伝わって来る。
常に前向きに生きようとする詞の中の女性は
とても愛くるしくて、抱きしめたくなってしまう。
森のざわめき、木漏れ日、ガラスの街といった
繊細な絵画のような世界を背景に
恋する喜びや悲しみをあおい風に乗せて唄う
時折泣いたり笑ったりする女性の表情が
映画かドラマの様に鮮明に浮かんで来て
歌を聴いている事を忘れてしまいそう
一つ一つの言葉はあおい海に散りばめられた宝石となり
夕陽に輝くさざ波に負けまいといっそう輝きを増し始める
溢れる思いが頂点に達すると
優しい夜が降りて来る
シンガーソングライターの西脇唯さん
歌手としてはそれ程有名ではありません。
業界ではかなり有名で
いわゆるガールズ・ポップと言われた歌手に
多くの楽曲を提供してきました。
自身のアルバムも10枚近くリリース
発売したCDシングルはすべて何らかのタイアップ曲
アニメ・ドラマなどのオープニング・エンディング、
CM・CFソングと多種多様です。
作詞・作曲だけでなくエッセイ集も出しています。
それでは「藍い風の向こうに」にから
サビの部分を抜粋してみましょう。
藍い風の向こうに 何を探しつづけていたの
あなたといると 答えが見える
雲がちぎれたあとの 晴れた日ざしのように きっと
あなたへつづく あふれる想い 泣きたいくらい やさしさになる
- 西脇唯, 清水信之, 新川博, 加藤みちあき
- YUI NISHIWAKI SINGLES COLLECTION
- 西脇唯
- ふたりのあいだ
- 西脇唯
- 花明かり
エッセイ集↓
- 西脇 唯
- start
- 西脇 唯
- 愛することはやめない
それでは皆さん
ご紹介した3人の詩人、如何でしたでしょうか。
私は3人の詩を読んでいると
宮沢賢治を読みたくなります。
ではでは