親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
本日0時で水星の逆行も終わり、
順行に戻りました。
いよいよ、流れが切り替わります。
このタイミングで訪れる明日の満月。
今週のYoutubeカフェは、
前倒しして、昨晩、お届けしました。
よかったら、ご覧くださいね。
さて・・・・
10月18日。
昨日は、亡き父の誕生日でした。
生きていたら、77歳。喜寿でした。
去年、父の誕生日を祝いながら、
「すごいねー。来年は喜寿だね。どんなお祝いがいい?」と
話しながら、
当たり前に、1年後は訪れると思っていたし、
一緒にお祝するつもりでいました。
もちろん、いつか、
親との別れが訪れるということは、わかってはいました。
でも、現実はあまりに早く、あまりに突然でした。
あの旅立ちから、もう9ヶ月。
前を向き、
駆け抜けてきたつもりでしたが、
ところどころ、
記憶がないような・・・
夢の中にいるような、そんな日々でした。
まさか、去年の今頃は、
その数ヶ月で、
会えなくなる日が訪れるなんて、考えてもみなかった。
親が先に旅立つのは、
覚悟していましたが、
病気になったり、老いを感じたりして、
徐々に心の準備をするのだと思っていました。
まさか、朝、元気に出かけ、
そのまま、突然、いなくなるなんて、
考えても見なかった。
考えてもみなかったことの連続でしたが、
何度、朝を迎えても、
父は帰ってこないので、これは確かに現実。
熊本、中国北京、愛知と、
単身赴任生活が長かったので、
「久しぶりだね」と言って、
そろそろ帰ってくるんじゃないかという
不思議な感覚が、今もあります。
父の人生がいきなりフッと途絶えてしまう。
もう「姿」ある父には、会えない。
死とは、
「当たり前」が、
ある日、「当たり前」ではなくなってしまうこと。
日常の「当たり前」が
いかに幸せで、尊いことか。
・「おはよう」「おやすみ」「またね」と挨拶すること、
・笑いあうこと、
・一緒にご飯を食べること、
そんな「当たり前」は、
決して不変ではないと、
この9ヶ月、強く感じました。
昨日は、父の友人たちが、
実家に来てくれました。
「あなたのお父さんねー、娘の仕事を手伝っているんだと、嬉しそうだったよ」
「本が出る度に、自慢してたよ」
「鈴木さんはね、やりたいことは全部やりきったと思う。
だから、もう全部終えて、一足先に旅立ったんだろうね」
と、何人もの方が、話してくれました。
父の死を通し、
いかに父が、周りに愛されていたか、
こんなに人望があって、慕われていたのか、と知りました。
突然の旅立ちでしたが、
好きなことを好きなだけ思いきり。
ー父自身が、
太く短く生きると、決めた人生なのでしょう。
父の友人や会社の方々から、
知らなかった父の話を伺う度に、
父の人生は、きっと幸せだったと思うのです。
読むと泣いてしまうので、
しまっておいた父への手紙を、
昨日は久しぶりに読み返しました。
過去の私が、父につづったたくさんの手紙。
父が、この手紙を残しておいてくれたおかげで、
「もっとありがとうを伝えればよかった」という
後悔が、少なくなったのは、
せめてもの救いです。
不思議なもので、
父が旅立ってから、
より身近に
感じるようになりました。
わかりやすいサインも多く、
ふとした時に、
たしかに「いる」と感じることもあります。
それでも、もう、二度と会えないのは、
本当に寂しく、悲しい。
昨日は、わんわん泣いてしまいました。
お父さん、
相性は最悪だと思っていたけれど、
なんだかんだ言って、
大好きでした。
私も、お父さんのように、
生ききった、幸せな人生だったと思えるよう、
自分の人生を精一杯、生きていきます。
お母さんのこと、
お父さんの分まで、支え、大事にしていきます。
見守っていてくださいね。
そして、後悔ないよう、
今、周りにいる人、
ご縁ある人達との一期一会を大切に、
真心を込めたいと思います。
つい「当たり前」と感じてしまう
「今」を、
かけがえのないものとして。
最後まで、ありがとうございました。
最近、急に寒くなってきたので、
ぬくぬく、あたたかくして、
お過ごしくださいね。
今日もいいい一日を。
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