明けない夜はない
やまない雨もない
過ぎ去らない嵐もない
親愛なるあなたへ
こんにちは。鈴木真奈美です。
時間とともに、
癒やされる悲しみもあれば、
長く引きずってしまう悲しみもあります。
悲しみを引きずっていると、
「これだけ時間が経つのに、
いつまで悲しんでいるんだ」
「いつまでも悲しみを引きずっていてはいけない」
と思ってしまう場合があります。
そうやって自分を無理に追い立てたり、
責めたり、
周りの目に合わせようとすると、
悲しみは癒えないどころか、
長引いてしまいます。
悲しむ心にフタをして、
無理に前をむこうとするのは、
感情を冷凍保存してしまうようなもの。
その感情はなくなったのではなく、
冷凍保存されているだけなので、
いずれ、あるタイミングで、
噴出してくることもあります。
ケガと同じで、
傷が浅くても、不悪口ても、
本来、備わっている自然治癒力によって治ります。
ただ、治っていないのに、
無理にフタをしてしまうと、
じくじく、傷口が膿んでしまったり、
治りが遅くなります。
もとに戻りたいなら、
ちゃんと手当すること。
心をちゃんとケアすること。
喪失体験をはじめ、
つらい状況が延々と続いていると、
「いつまでこんな地獄が続くのだろう」
と不安になるでしょう。
でも、思い出してください。
明けない夜はない
やまない雨もない
過ぎ去らない嵐もない
渦中にいると、
この苦しみや痛みが
永遠に続くように錯覚してしまいますが・・・
どんなつらいことも、必ずいつか終わります。
どんなに真っ暗の闇であっても、
いずれ夜は明けます。
どんなにひどい嵐でも、いずれ過ぎ去ります。
闇から抜け出すのに、
特別なアクションはいりません。
がんばらなくても、
もがかなくても、
無理しなくても、
時が来れば、
自然と闇はあけるのです。
闇の時期は、
そっと辛さを抱きしめる、
「辛抱」の時期です。
あまり無理したり、
無理にもがいていると、
逆に、体力を消耗して、
余計なストレスを増やしてしまいます。
嵐の日に、
無理に外に出ていくと、
もれなく、被害にあうのと同じです。
ただ、じっと時を待ちましょう。
闇はいずれあける。
それがわかっていれば、
「なんとか抜け出そう」と、無理にもがかず、
「夜の闇（痛み）に浸る」
という選択肢もありです。
夜の闇（痛み）を
ありのまま
受け入れるということです。
見方を変えれば、
夜が明けてしまえば、
闇は、
当面、訪れない、貴重な機会ですから。
（↓私が試して、効果があったこと）
🍀無理に笑わない
🍀無理に前をむこうとしない
🍀動けない自分を許す
🍀無気力な自分を許す
🍀部屋が汚くても、
ちゃんと食事をつくらなくてもOKと、
割り切る
🍀毛布にくるまれ、ぬくぬくする
🍀温かい飲みモノを飲む
🍀ひなたぼっこする
🍀痛みや悲しみにフタをせず、
受け入れる。
しっかり感じて、ワンワン泣く
🍀悲しい気持ち、感じたことを言葉にする
🍀お風呂にゆったりつかる
🍀無心になれることをする
（掃除、水やり）
🍀散歩する
🍀自分の中の矛盾を許す
🍀無神経な人の関わり、干渉は、無視する
🍀人の期待や人目はスルー
・・・等々
傷ついた自分を
これでもかというくらい、
大切に、大切に扱います。
（※基本、全てを許していますが、
あまりに眠れない時は、
無理せず、睡眠薬を使いました）
ドストエフスキー「白夜」の名言。
「われわれは、自分が不幸なときには、
他人の不幸をより強く感じるものなのだ」
「辛い体験をした人間ほど、
他人の辛い気持ちも深く分かる」
という意味です。
土砂降りの豪雨でも、いずれ雨はやみます。
雨が上がると、
虹が出て、
美しい青空が広がっていきます。
あなたの痛みや悲しみも、
あなたが直面している地獄も、
いつか必ず、終わります。
ただただ、時を待ちましょう。
夜明けを待ちましょう。
嵐が過ぎ去るのを待ちましょう。
あなたがいつも守られていますように。
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喪失体験は、人生でも大きなストレスです。
いただくコメント見ながら、
同じような痛みを体験された方に共感したり・・・
「つい最近、悲しい出来事があり、
真奈美さんのブログが予習のようになって、ありがたかった」
「無理しないでいいと思えた」
というお声もいただくようになりました。
ありのままの自分を受け入れつつ、
感じたことをつづることが、
誰かのお役に立つのなら、
こんなにありがたいことはありません。
ブログのアップもいつもように、
毎朝７時に！とはいきませんが、
少しずつ・・・・。
愛とともに
※恐れ入りますが、メルマガは届かなくても、個別に配信することはできかねますが、マグマグさんでも同様の内容を配信しています。
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