カミングアウトしている友人に相談をしました。


こんなこと があった人なんだけど、久しぶりに会ったらまたときめいちゃったと。


しかも中学からずーっと彼女いないんだってーと。


そしたら友達がある疑問を持ちました。


「女の子しか興味ない人だったら、たとえ酔った勢いでも男とできなくない?」


確かに。


ポジティブ妄想癖のある僕はちょっとテンション上がりました。


行くしかない。


そう思った僕はかかんにアタックを開始しました。


ところが。

突然ナオの恋の相談を受けることに。


どんな子か、どんな感じなのか、と色々聞くと、半分付き合っているような状況でした。


次会った時には告白しよう、と毎回思うのに、恋の相談を受け続けるしかない僕。


そのくせメールではさらっとキュンとする言葉をくれるナオ。


踊らされ続けて、深海まで落ち続ける僕。




気持ちも暴発しそうなある日、ナオから電話がきました。