ナオは都会に引っ越していたので、車を飛ばしてナオの住む県へと車を飛ばしました。


その車内では緊張やら不安やらでいっぱいでした。

なにせ3年ぶりです。


3年前には声変わりしてないんじゃないの?っていうくらい声が高かったなー、とか。

家系的に太ってたりして、とか。


勝手に色々妄想してました。


そんなこんなで下道3時間。

やっと待ち合わせ場所に着きました。


そこで久しぶりに会ったナオは。

背がすっごく高くなってましたけど、3年前のまま、すっごくいい男でした。


思わずドキドキしてしまいました。


軽くご飯を食べて、ナオの家の近所にある居酒屋に行きました。


絶対に粗相を起こさない・・・・!

と、覚悟をきっちりと決めて、飲み会スタート。


色々しゃべっていると、彼女が中学からずーっといないこと。

そして、ナオも童貞なのが発覚しました。


正直、昔の事件もあったので、

「まさか・・・ナオも男が好きなの・・・?」

と、疑ってみたり。


とはいえ、その疑いを晴らすことはできるわけもなく。

普通にお酒飲んで、騒いで、ナオの家に一泊しました。


目が覚めるとすでにナオは起きていました。


枕に顔をうずめて、上目使いでテレビを見てました。


その姿に不覚にもここ数年で一番ドキドキしてしまいました。

それも可愛すぎるのは罪だわ、とナオのせいにしてみたり。


そしてしみじみと好きだなーと思ってしまいました。

顔も声も仕草も、女の子より可愛いんですもの。

仕方ない、と慰めてみたり。


こうして、また恋が再スタートしてしまいました。