事件の真実

きっかけはプライドを守るため。
私は自分でスーパーを最短でつくる計画をたてました。

そして、、いとこがスーパーをしていたので、そこで働く

ことにしました。
何故その店にしたのかというと、偶然にも過去につきあ

っていた彼女がいてその子の母親に「別れてくれ。」と

いわれたことで、プライドの高い私はこころよく了承した

過去があり、私がいかに成長していくかを解らせてやる

と言う思いがあったため、彼女の家が近いこの店にした

のです。
ほんとは女の子に未練が?と思われそうですが、私には

プライドこそが財産だったのです。
本来の私の計画からは5年も早く始動する事になったの

です。

修業時代
(社長)
そのいとこのスーパーは兄弟がいて、兄貴の社長の方は

まあまあ普通でしたが自分が偉いと思いすぎていました。
私は社長とは給料を決めたり、いろんな事を最終決済する

立場の人で、社員には社員の仕事があるように社長の仕

事がある。
会社の役割分担の違いだけで社長だから偉いとか、社員

だから偉くないとかそんなことを言うことの方がナンセンス

におもっていました。
そういう考え方もここにいたから?かも知れません。
弟の方は気が弱いのに気が短く、どう見ても人がついてこ

ないタイプでした。
でも野菜を見る目はしっかりしていて職人タイプでした。

(常務)
働きだしたときにスーパー用語がわからず、常務に「こ

れは定番(通常価格の商品)、これは特売(特別に安い値

段設定の商品)」と言われ、その意味が分からない私は「定

番に戻せ」といわれ、「T版?何の事かな。」意味もわからない
まま作業して失敗しました。
そしてまた常務に「何をしてるんだ。これは定番、これは特売

だろ。」と言われ、そのあと1人で配達に行った車の中で「定番、

特売ってそのこと自体がわからんのに人をダメ人間を見るよう

ないいかたすんな~~。」と怒りまくっていました。

(主任)
私の直属の上司に主任と言う人がつきました。
でも店頭でおばあさんがジュース用の値引きした果物を持って

こようとしたときに私は重そうにしていたので早く取ってやろうと

思って行こうとすると主任に腕をつかまれ「安いものを買うお客

さんにこっちが動くとあわないだろう。」と言われました。
私は「値段の安い高いにかかわらず、買ってくださればみんな

お客さんだろう。

そんなこと子供でもわかるぞ。」と思い大嫌いになりました。
そして事務所で社員が何人かいる中、主任が私に講釈たれ

ていたときに私はついに切れて「私は貴方の考え方が正しい

とは思っていませんし、そんな考えの主任は大嫌いです。

そう思っている以上私は私が正しいと思えるようにやっていき

ます。
主任は主任で嫌われるやりかたでやっていってください。」と言

ってしまいました。
でもそんな何でもはっきり言う私を他の社員が支持?してくれた

おかげで問題にはならないで本当に他のみんなは大事にして

くれました。

(果物おじさん)
しばらくして大手にいたと言う果物担当のおじさんが入ってきま

した。
口調がおもしろく「やっすいなーごっつごっつやっすいなー」と言

う口調は爆笑でした。
でも新店ができてそちらに行き、いなくなって寂しくなったので

私は代わりにその口調で果物を売るとみんなは涙を流して「お

願いだからやめてくれ。」と喜んでいました。

そして半年後の忘年会でよく言う無礼講と言う声がかかり、

私は何をしたらみんなが喜ぶかなと思い、ふと前を見るとみん

なから嫌われている常務がいるではありませんか。

私はチャンスと思い、常務の足をつかんで舞台に引っ張って

いきプロレスの4の字固めを掛けました。
このときはみんなが大爆笑で涙を流しながら声援が飛びま

した。
私は怪獣を退治したヒーローでした。
忘年会が終わると社員一人一人がよくやってくれたと手を

握りまた笑って涙しました。
そんな楽しい時もありこのスーパーでの修行は一年で終わ

ったのです。
もともとわたしはやめることを決めていた人間でしたから明る

くやめたんですが、のちに何かのことで社長と部長がもめた

ときに部長が「そんなんだから〇君やめるんじゃ。」
と言ったそうです。
それをひとから聞いてうれしかったのを覚えています。

このスーパーでの経験をもっていくつかのスーパーで働き、

会社を作るに至りました。
みんなのこといろいろ書きましたが悪口と取れる部分は大

きな度量で許していただきたいと思います。
このなかでいとこだから首にならなかったんだとか思う人が

いるかも知れませんが生き方の問題だと思います。

我慢して生きるのはあまり楽しくないのでできるだけ自分ら

しく生きたいと思っていただけです。
ここでの経験を得られたことには感謝してます。

ペタしてね